迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

【京都沖縄京都】02・那覇でレバノンを考える

2012年04月01日 | 旅する。

4月1日 日曜日 京都→関空→那覇

7時45分に月光荘を出て、市バスで四条大宮へ、阪急で梅田まで。御堂筋線の切符販売機で「ちかトクなんば乗り換え関空行き」980円という連絡切符を発見し、即購入。(実は阪急から淡路、天下茶屋乗り換え関空行き連絡切符もあったらしい)

で、なんばで南海電鉄に乗り換えようと歩いているうちに思い出した。「南海だけ、むちゃくちゃ遠かった」ことを。

9時40分発の関空行き急行を目の前で逃し、10時発ラピートにしようかとも思ったが、結局9時45分発の和歌山市行き急行に乗って泉佐野市で乗り換える。

関空には10時28分着、スカイマークの自動チェックイン機に携帯をかざして手続きは終了。今回は預け入れ手荷物がないので、あとは自由である。

広い関空を周遊して買い物やら昼食やら沖縄月光荘へ電話やらmixiに書き込みやら。保安検査を抜けて搭乗ゲートに着いてしばらくしてからスカイマーク機が着陸してきた。今ごろかよ! と思ったが離陸は約30分の遅延ですんだ。

12:58離陸、14:50着陸)

那覇空港からゆいレール、月光荘にチェックイン。宿泊代を前払いしてベッドを決めるだけだが。いま、県立美術館で田中一村展が開かれているそうだ。

日曜日なので〈コトブキ〉は中休みなしの営業をしている。しょうゆラーメンに無料トッピングパスで味つき卵をつけてもらう。

さっちゃんは「沖縄揚力発電所」に行きたいらしい。それは穴場というより「マニアック」ですな。

桜坂劇場で上映スケジュールを調べ、〈プラヌラ〉でウパ、ミルクティーで。

そして桜坂劇場で映画を見る。今回の沖縄行きは4月4日で期限が切れる無料招待券2枚を使うのが主な目的なんだが、なかなか見る映画が決まらない。 

音楽担当がレディオヘッド、というのが決め手で見たのは《灼熱の魂》。

 描かれている背景はあきらかにレバノン内戦だが、映画ではあえて舞台をレバノンに特定しない。あまりに悲劇的だからこそ、特定の場所ではなく普遍化したかったということだろうか。

「出生の秘密」をめぐる謎解き、あり得ないくらい残酷な運命、最後の手紙の余韻。予期せずいい映画にめぐりあう。

 

月光荘に戻ったら、大ちゃんの天ぷらパーティーだった。だいさく氏に久しぶりに会う。

ジュンク堂地下のA-COOPが3月31日で閉店していた。ユニオンに行って、もはや定番となりつつあるブラックニッカを買って戻る。

その後、だいさく、大地、ミキティの諸氏に「ナイスミドルの魅力」について講義してもらう。ほう、そういうこともあるのか。  

例によって〈つきのわ〉で2杯ほど。