ぼたんくんとふわりちゃん

2010年10月17日、また猫と暮らしはじめました。

ぼたん入院 その1

2011-05-24 16:02:35 | ぼたん

最近のぼたんのお気に入りは、ヒモで遊ぶことでした。


中でも、

洋服を買ったときにもらった紙袋の持ち手の部分が長くて丈夫だったので

袋から外してみたところ、

気に入ったらしくずっと遊んでいました。


そのうちくわえて持ってくるようになり、

旦那の足にポトッと落として遊んでくれるのを待つようになったのです。


ヒモを遠くへ投げても

使ってないようだからおもちゃのカゴへ片付けても

いつの間にか持ってきてまたポトッと落として

じっと見つめるのがかわいくてかわいくて、

こんなことができるようになったんだな~と

思っていたのですが…


******


土曜日の夜、ぼたんが吐いてしまいました。

今までにも吐いたことはあるのであまり気にしてなかったのですが

何回も苦しそうに吐いて、

旦那が「何かを吐き出そうとしてるみたい。」と言います。


実はその日、ぼたんはヒモが好きだから、と

ケーキの箱にかかっていたリボンで遊んだりしていました。

旦那がそれを飲んだんじゃないか、と言うのですが

まさか30センチほどもあるリボンを飲むわけがない、と

その辺にあるはずだ、と探してみるも

見つからない…


まさか、まさか、と思いつつ、その日は寝ましたが、


朝、


ぼたんが吐く音で目が覚めました。


苦しそうに吐くのですが、

なにも出てこず、胃液みたいのばかりで、

思えば昨日からご飯も食べず、おしっこもうん○もしていません。


心配で診察時間前の動物病院へ電話をして、

事情を話し、旦那がぼたんを診察に連れて行ってくれました。


とりあえず診察でレントゲンを撮ってもよくわからなかったものの、

何かを飲み込んでいるかも、ということで吐き気止めの注射と

バリウムを飲ませてもらってうん○で出してくれれば、

ということになったのです。


が、


うちにもどったぼたんはまた吐いてしまい、


3回目には大量のバリウムを吐き出してしまったため

また病院へ連れて行きました。


今度は私も一緒に行きましたが、

最初に飲んだバリウムのおかげで

レントゲンにはしっかりと「リボン」が写っていました…


命に関わることじゃないからと

獣医さんはとても明るく、今まで他のおうちの子が飲みこんだ物を

見せてくれましたが、

中には何回もおもちゃを飲み込んですでに2回手術をしている子もいるそうで…


そう、ぼたんも自分で排泄できない場合は

手術しないといけません。


とりあえず、飲まず食わずのぼたんは輸液が必要になるので

そのまま入院になりました。


リボン全部が胃にあれば、内視鏡でとれる可能性もあったようですが、

長いリボンの一部はすでに腸にも達していたため

それもできませんでした。


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ああ、ぼたんくん…ごめんなさい。

完全に私の責任です。


旦那はリボンは細くて軽いのでちょっと気になっていたようです。


最近はいたずらも前ほどなくなり、

油断していた気がします。


いつもの困った顔で、あの甘えん坊のぼたんが

ひとりで病院にいると思うと切なくて仕方ないです。


ごめんね、ごめんね。私のせいで苦しませてしまって。


ぼたんに会いたいです。