前方気筒の奥のプラグに車載工具のプラグレンチをはめたの図
長い六角のがプラグレンチの頭です。
上の黒っぽいのはエアクリーナーですが、外せばもう少し作業が楽にはなると思うけど、プラグいじりでそこまでってのも納得いかないところなので、エアクリーナーを外さずにプラグ交換ができるのか挑戦中という。
一番厄介そうな位置のプラグが画像のヤツですが、プラグキャップを外すのだけで「え?」ってくらい悩む。他の気筒の簡単に触れるところの抜いてみて、案外軽く留まっている(日記によく書いている不動車の方は恐ろしくしっかり硬く留まっていて、外すのが結構力がいるのに比べ)ようなので、頑張って抜いて、手が攣りそうな曲芸でプラグレンチを差し込んだところです。
ちなみに KTC のプラグレンチも所有してますが、狭すぎて入らない。草生えた
さすがに車載工具のプラグレンチは、この狭隘なところでもちゃんと填まる。
しかし、レンチを回すゆとりが周りにほぼ無しにしか見えないでしょう?いろいろ工夫してみた結果、やっとこ30度ほどなら回せる感じの軌道を見つけて弛めました。そこからは、
心を無にして、少しずつ手回し。
そして抜いて、新しいプラグをまた曲芸のようにして手を攣り掛からせながら穴に落とし(ほんとそんな感じの作業)、プラグレンチを填めて(ちなみにプラグの頭は穴に狭隘なところで指が掛からない)、心を無にしてまた回す、回す・・・
そして最後に20度くらいずつ締めていって、半回転したところで終了。プラグの箱にそう書かれているから。
バイクの取説には 20Nm でって書いてあるけど、トルクレンチ使えるようなら、そもそもこんなに苦労してないわけである。草茫々
これでやっと一本交換終了です。
最初の画像の下の黒い丸っこいものがもう一本のプラグのキャップで、こっちの交換にも着手。
こっちはレンチ填めるまでは、一本目に比べ大したことは無い。
「余裕、余裕」
とかほざいていたら、プラグが固着!おもいっきり固着!
浸透潤滑材の出番と思ったら、なぜかあるはずの浸透潤滑材が見つからぬ。
そんなこんなしているうちに、雨が降ってきたので、急いでバイクの状態を戻して、バイクにカバーを掛けて、工具を片づけて撤収。
結局、今日はプラグ一本交換で終わってしまった。
エンジンが熱いうちにプラグを弛めれば簡単に外れるって話であるが、そもそもエンジンが始動できないのでプラグを交換しようって話なので、もう頑張ってレンチを回し、潤滑剤吹きまくるしかあるまい。
ということで、一番の難敵を下したと喜んだら、伏兵に刺された感じの図なのであった。
しかし、中古購入なのにちゃんと車載工具が残っていて良かった。付いてなかったら途方に暮れるところだった。しかもこの工具が案外使いやすい。車載工具アルアルの微妙なチープさを維持しつつ、なかなか侮れない使い勝手。
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