この子が初めて里親さんに出した子です。
ひと月の行方不明から、見つかったその日に返していただきました。
この写真は帰ってきてすぐ、、、
杏に迎えられ、このあと一緒に寝ていました。
寒い日に、外に逃げたようだと。譲渡2日目のこと。
チラシを作り、探しに行きましたが、どう考えても豪雨の寒い夜に、少ししか開いていない窓の隙間から出たとは考えられず、家のどこかにいるのではないかと、、
家の中も探させていただきましたが、その日は見つからず。
駆けつけてくれた友達とチラシを配り、帰ってきました。その後、家の中のフードがなくなっているとのことで、部屋も限定でき、探しに行くこと数回。どれだけ探しても見つからない。ほんとうにいるのだろうか?というところまで考えましたが、もう、私が限界、、、そんな時、姿がチラッと見えたとのことで、なんとか連れて帰ることができました。ひと月、全く姿を見せず隠れていたのにもびっくりですが、里親さんとの考え方に開きがありすぎて。精神的に疲れ果てました。
完全室内飼いの話をさせて頂いたときも、今までの保護猫はみんなそうでしたと言われたのに、前の猫も隙間があったら外に出ていたとか、一匹は外と中を行き来していたとか、、、話が違うよなぁと。猫は好きなのかもしれないけれど、いろいろなところで、うーん、、と思うことが多く、里親に出す難しさを感じました。
今回は、譲渡契約書をお渡しし、事前にメールでやりとりをし、里親さん宅をお伺いし、お家を見せていただき、ご家族ともお話をし、お願いをしています。
保護したお母さん猫の赤ちゃんと、八ヶ月の赤ちゃんは、正式譲渡とトライアル中。
どこのお家も猫ちゃんを迎えて頂くのに、素晴らしいお家で感謝しています。
素人なので、専門的な事は詳しくありませんが、息子の関係で保護施設を周ったり聞いた話を参考に、ペット条件に合うお家であるかと、何よりもご家族で可愛がって頂けるか、、、それが一番私にとって大事な条件のひとつでした。
ペットに向き合う姿勢が家族バラバラだとなかなか長く一緒に生活するのはストレスになります。
今回、里親さんをお願いしたご家族はもちろんですが、メールを頂いた方みなさん温かなご家族で非常に嬉しくありがたく思いました。
家の近くにいる猫の手術もあと一息、、
生まれた限りは幸せになってほしい。
たんぽぽを育てた杏と空も、さすがに自分の事で精一杯。
朝のチュッとするご挨拶と、真ん中に挟んで川の字になって寝るくらいしかもうできません。でも、この子も昨日からトライアル開始。
私自身も思い入れが強い子ですが、20年生きると考えると確実に私の方が先にこの世とさようならになりそうなので、若いご夫婦にお願いしました。赤ちゃん猫と迷われていたのですが、先住猫ちゃんが赤ちゃん猫には今一つで、こちらには友好的だったので、この子に決まりました。
幸せになろうね。
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