一万人の第九、本番。
9時に会場に入り、直前の通しのリハーサルから、
もうずっと、何かにつつかれて泣きそうだった。
明らかに空気の密度が違う。
1万人の目的が同じだとこんなにエネルギーが充満するのだなぁ。
そして、佐渡さんの言葉は、ひとつひとつ熱く濃く飛び出してくる。
エネルギッシュな存在感を持ち、音楽に打ち込む純粋さが
みんなをうまく乗せていくのが分かる。
それにしても、第4楽章合唱前のオケ、
低音部隊の素敵さは、どう表現したらいいんだろう?
バスとチェロの魅力全開で、どきどきとする心臓の音と共鳴する。
それだけで、緊張と感動が倍増する。
"来る、来る、来る。どき、どき、どき。"
一斉に1万人が立ち上がると、一気に鳥肌が立つ。
そこからは、あっという間に駆け抜ける感じで
夢中、という意味の通りの状態。
何度か、舌を噛みそうになったり、
佐渡さんの棒を見失って、ちょっと悔しい思いをして
こうやって、みんな課題を見つけては、
何年も何年も、続けているのだな、ということを
後になって、振り返ってみると思う。
〝Alle Menschen werden Brüder〝
歌うことができて、よかったなぁ。
また、来年も絶対に参加しよう。
9時に会場に入り、直前の通しのリハーサルから、
もうずっと、何かにつつかれて泣きそうだった。
明らかに空気の密度が違う。
1万人の目的が同じだとこんなにエネルギーが充満するのだなぁ。
そして、佐渡さんの言葉は、ひとつひとつ熱く濃く飛び出してくる。
エネルギッシュな存在感を持ち、音楽に打ち込む純粋さが
みんなをうまく乗せていくのが分かる。
それにしても、第4楽章合唱前のオケ、
低音部隊の素敵さは、どう表現したらいいんだろう?
バスとチェロの魅力全開で、どきどきとする心臓の音と共鳴する。
それだけで、緊張と感動が倍増する。
"来る、来る、来る。どき、どき、どき。"
一斉に1万人が立ち上がると、一気に鳥肌が立つ。
そこからは、あっという間に駆け抜ける感じで
夢中、という意味の通りの状態。
何度か、舌を噛みそうになったり、
佐渡さんの棒を見失って、ちょっと悔しい思いをして
こうやって、みんな課題を見つけては、
何年も何年も、続けているのだな、ということを
後になって、振り返ってみると思う。
〝Alle Menschen werden Brüder〝
歌うことができて、よかったなぁ。
また、来年も絶対に参加しよう。