哲学と本とビールがすきな くじら と
体操と遊びとお茶がすきな いるか の
ある夜の出逢いからはじまる物語は
何度読んでも、色褪せないどころかそのたびに新鮮で
ふたりのやりとりと、とにかく綺麗な風景を覗いていると
穏やかに凪ぐ海のような気持ちになってくる。
それでいてほんのり切なくもあって、
「心はここにあるのだなぁ」と
ふるふるとする場所に気がつく一冊。
磨かれたような言葉が流れるのが優しいだけでなく
文字のバランスが目にも柔らかい。
ひらがなっていいなとしみじみ味わえる、
大人にはそんな魅力もつまっている。
あるときはくじら、あるときにはいるかになって
30年の付き合いをしてきた親友が(あ、歳が…)
この夏に母になるのだと聞いて、迷わずこの本を贈ろうと思った。
彼女の10年越しの夢がもうすぐかなうのかと考えると
私まで踊りだしそうなくらい嬉しくて、
今日はいるかのように、グルグル泳ぎまわりそうだ(笑)。
体操と遊びとお茶がすきな いるか の
ある夜の出逢いからはじまる物語は
何度読んでも、色褪せないどころかそのたびに新鮮で
ふたりのやりとりと、とにかく綺麗な風景を覗いていると
穏やかに凪ぐ海のような気持ちになってくる。
それでいてほんのり切なくもあって、
「心はここにあるのだなぁ」と
ふるふるとする場所に気がつく一冊。
磨かれたような言葉が流れるのが優しいだけでなく
文字のバランスが目にも柔らかい。
ひらがなっていいなとしみじみ味わえる、
大人にはそんな魅力もつまっている。
あるときはくじら、あるときにはいるかになって
30年の付き合いをしてきた親友が(あ、歳が…)
この夏に母になるのだと聞いて、迷わずこの本を贈ろうと思った。
彼女の10年越しの夢がもうすぐかなうのかと考えると
私まで踊りだしそうなくらい嬉しくて、
今日はいるかのように、グルグル泳ぎまわりそうだ(笑)。
![]() | 『ともだちは海のにおい』 (きみとぼくの本) |
工藤直子 | |
理論社 |