こんな投稿がありました!!
「ドイツ・イタリアとも戦争に対する反省から国旗を変更したのではありません。
イタリアは戦後に王国から協和国へと体制が変更され中央に配されていた王家の紋章を外しただけです。
ドイツの場合は、ナチ党の独裁体制下で大統領令で党旗を国旗として制定されましたが、戦後の占領統治を経てヴァイマル共和国時代に制定されたものに戻しただけです。
調べれば簡単に判ることですので、誤ったままだと貴方の意見全体が「何も調べていない」との印象を持たれかねません。 ご注意ください。 」
※でも、なぜ、旗や国歌が変わったのか?考えてください!!
国旗を検証してみよう!!
(イタリアの場合)
なぜ戦後に王国から共和国へと体制が変わったか?
『たしかにイタリア国王はファシズム体制の「共犯者」としてきびしい批判を浴びせられ、それが戦後の君主制崩壊の一因をなした。しかし、イタリアの戦争はあくまでも「ムッソリーニの戦争」であって、決して「国王の戦争」ではなかった。』(豊下楢彦著『昭和天皇・マッカーサー会見』より)
それでもイタリアの場合は、国王は共犯者として国民から厳しい批判が浴びせられ、君主制が崩壊!! だから旗を変えた!!
→
(左の旗・・・1861-1946年)
1861年4月15日、サルデーニャ王国の国旗は、新たに建国されたイタリア王国の国旗となった。トリコローレの中央にサヴォイア家の紋章を取り付けたこの旗は、1946年6月に王政が廃されるまでの85年間、イタリアの国旗であった。
(右の旗・・・現在の国旗)
イタリアの国旗は、緑・白・赤の縦三色旗である。イタリア三色旗(Tricolore italiano)とも、単に三色旗(トリコローレ、Tricolore)とも呼ばれる。この旗の意匠はフランスの国旗(トリコロール)を起源とし、19世紀のイタリア統一運動のシンボルとなった。一般的な解釈では、緑は「国土」、白は「雪・正義・平和」、赤は「愛国者の血・熱血」を表す。またフランス国旗由来であるため、緑は「自由」(フランス国旗では青)、白は「平等」、赤は「友愛(博愛)」を表すともいう。
(ドイツの場合)
戦前・戦中はハーケンクロイツが国旗として使用され、戦後、戦争の反省から国旗を変えた!!
ハーケンクロイツ旗
元々はナチ党旗だったが、1933年3月12日の大統領布告で国旗に準ずる扱いを受け、1935年以降は正式に国旗となった。
戦後の旗
現在のドイツ連邦共和国の国旗は、上から順に黒・赤・金の三色で構成されている。国旗の規定はドイツ連邦共和国基本法の第22条に記されている。
この色は1813年のナポレオン戦争時のルートヴィヒ・アドルフ・ヴィルヘルム・リュッツオウ(Ludwig Adolf Wilhelm von Lützow)が率いる義勇軍の軍服、黒地に赤の襟、金のボタンをシンボルカラーにしたのが由来といわれている。また、神聖ローマ帝国の紋章(金地に赤のくちばしとつめをもった黒い鷲)に由来するともされる。黒は勤勉、赤は情熱、金は名誉を表すともされる。
なぜ、ヴァイマル共和国時代のものに戻したか?それは明らかに戦争に対する反省があったからではないか!!
(日本の場合)
「これに対して日本の戦争は、対内的にも対外的にも、文字通り「天皇の戦争」であった。」(豊下楢彦著『昭和天皇・マッカーサー会見』より)
イタリアの場合は、国民から厳しい批判を浴び、君主制は崩壊!!
日本の場合は、なぜか、天皇制は残り、日の丸・君が代もそのままだ!!