想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

雨の中、まさかの出会い

2016年04月07日 | 野鳥観察

 朝から雨が激しく降りしきる中、今日はゴミ収集日だったので、嫌な思いをしながら、何時ものようにゴミ袋を抱えて集積場に持って行きました。ゴミを置いて家に戻ろうとした時、なにげなく例のヒドリガモたちのことがふと頭に浮かび、気になったので外に出たついでに、少し足をのばして川まで行ってみることにしました。

 川までは、途中大きな広場がある公園を通り過ぎて行くのですが、通りすがら公園に目をやると、地上に降りて動き回る鳥が目に飛び込んできました。距離があったのではじめは何の鳥かよくわからず、普段よく見かける鳩かなと思っていましたが、近寄ってよく見ると、なんと鳩ではなくユリカモメでした。「こんな広場にもカモメが降りてくるのだ」と不思議に思いながら、もう一度、目を凝らしてよく見ると、そのユリカモメの姿が何時もと違っていたので驚きました。いつの間にか頭の部分が黒くなっていたのです。

 エッまさか「ズグロカモメ」?と一瞬思いましたが、やはりユリカモメでした。早くも冬羽から夏羽に変わっていたのです。

 そんな予想外の出会いがあったので、直ぐに写真を撮りかったのですが、よく考えてみるとゴミ出しのついでに外に出たものだから、手元にはカメラはなく、どうすることも出来ません。慌てて持っていたスマホで何枚か写真を撮りましたが、いずれも距離が遠くてうまく撮れません。家に帰りカメラを持って来ればいいけど、その間に飛んで行ってしまうと何にもならないので、どうしようかすごく迷いましたが、結局我慢ができず、ダメ元と覚悟を決めて、急いで家に帰ってカメラを取り出し、公園に戻ってみました。

 幸い戻ってみると「安心してください、まだいます。」といった感じで、カモメたちは私を待っていてくれました。

 雨の中、傘をさしての撮影になり、うまく写真は撮れませんでしたが、どうにか記録だけは残すことができました。

 ちなみに川に行って見ると、ヒドリガモたちは何処かへ飛んでいったのか姿は見えませんでした。

▼まだ、夏羽に変わる途中のユリカモメもいました。首がよく曲がるのでビックリ!