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今日は、少し話題を変えて久しぶりにテレビ番組の感想を述べさせてもらいます。
久しぶりとは以前、私が日曜日のお気に入りのテレビ番組として「夢の扉+」(MBSテレビ)を紹介したことがあり、今日は二度目のテレビ番組の話になるからです。
実は私、昨日に続き今日も晴天に恵まれたので、朝から散歩がてら野鳥観察に出かけましたが、残念ながらこれといった野鳥に巡り合うことができず、仕方なく午前中で切り上げ家に帰ってきました。
昼食をとった後、暫くして少し退屈だったのでテレビでも見ようかと思い、スイッチを入れていくつかの番組をみながらチャンネルを回していると、ふと画面に北海道の景色が映っので、そこでチャネルを止め放送を見ることにしました。
偶然見ることになったので番組のタイトルも知らずに放送に見入ってしまいましたが、後で調べてみると同じMBS放送でタイトルは「カムイの海に春が来た」でした。
俳優の堤真一さんが、冬の北海道の3つの離島を訪ね歩き、そこに住んでいらっしゃる3人の高齢者の方とインタビューをしながら、その方々の生きざまを上手く紹介してくれた番組でしたが、私は本当に感動をしました。
番組では礼文島でたった一人で住む漁師さん、焼尻島で肉食用の羊を飼ってる牧場主さん、そして松前小島で80歳になりながら今だ現役でおられる最北の海女さんが短く紹介されていましたが、3人の方すべてがみな素朴で、慎ましく、ただひたすら与えられた職を天職と受け止め、一途に生きてこられた、その生き方が本当に素晴らしいと思いました。
特に誰かに注目されたり、褒められたりすることもなく、また世のため人のためと大げさなことも語らず、素朴な心そのものを大切にしながら必死に生きてこられたその姿は、都会に住む私たちでは想像することもできないだけに、すごくいい勉強になりました。
私も、あと数年後にはこの方たちと同じような年齢に達しますが、今日の番組を通して私もこの方たちのような立派な人生(お金や、肩書きよりも、もっと素晴らしくて大切な物ーそれは素朴と言う純粋な心を持つこと)を歩んでみたいと心に刻み込むことができました。
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