今日は忙しくて、どうしても記事を書く時間がとれないので写真だけのアップにさせていただきます。
今日は久しぶりに野鳥の話から離れて友人の話をさせてもらいます。
今日の朝、突然遠方にいる友人から電話がかかってきてビックリした。約半年ぶりの電話である。彼の名前は以前から知っていたが、初めて出会ったのは今年の8月である。
ある旅行先で偶然出会ったが、初印象が非常によかった。歳は私より5歳下になるが、性格も明るく活発で、なにせよくしゃべる人間だった。そんな気さくな性格の持ち主だったので、二人はすぐに仲良くなることができた。
そんな理由で、10日程の旅行ですっかり中のいい友達になることができた。しかしそれもつかの間のことで、互いに住んでいる所が違うだけに、旅行が終わると同時に互いに惜しみながらも別れざるをえなかった。
ところが、彼はどう勘違いをしたのか、私のような何の魅力もない人間に好意を抱いてくれて、その後も手紙と一緒に本や土産物等を送ってくれて、私にすごく気配りをしてくれたのだ。そんな彼の気持ちは本当にありがたかったが、逆に私が彼にしてあげられるものが何にもなかったので、一度だけ彼に電話を入れてお礼のあいさつを伝えたうえで、今後はそういった無駄なことをしなくていいと丁重に断ったのだ。
それでも彼は、そんな私の話などは無視して、その後も何度も電話をかけてきては、私の健康を気遣い、自分の家に一度遊びに来てくれと言ったりして、相変わらず気配りをしてくれた。
そうしている間に、いつの間にか年末を迎え、今年も後一週間程となった今日、突然彼から私に電話をかけてきたのだ。久しぶりに聞く声だったが近況を尋ねてみると、この間、少し体調を崩し食事もまともにできないくらい苦労をしたと聞いてビックリしたが、そんな彼を思うと心がすごく痛たんだ。(彼は一度胃癌で大きな手術をしていた)
なのに彼は自分の事はさておき、また、年の瀬が近づいたので私に手紙と本を送ってくれたと言うのである。(彼はまだ若いのにスマートフォーンをよう使わないので、いつも手紙を書いてくる)そして彼は続けて何かをり語りかけていたが電話口でじっと聞いていた私は、彼の気持ちがあまりにもありがたくて、つい目頭が熱くなり涙がこぼれてしまった。
彼の好意がありがたかったのはもちろんだが、今の世の中にまだこうした人思いの人間がいることに感動し、また、そんな後輩を友に持てたことが嬉しくて、朝から不覚にも涙が出てしまったのだった。
親友
以前、ミサゴがカイツブリを捉えた珍しい場面を紹介しましたが、先日、もう一度そのミサゴの狩りを見たくて同じ池に行ってみました。池について見ると、この日は上空を飛翔せず、池の真ん中にある杭の上で一羽、静かに佇んでいました。
私の姿を見つけて直ぐに飛んでいくかなと思いましたが、私など全く気にする様子もなく、細い杭の上にうまく止まり羽繕いをしていました。カメラでアップして顔を覗いて見ましたが、さすがの猛禽類ーかなり精悍な顔をしていて貫禄充分でした。
ところがこのミサゴ、狩りが下手くそなのか、その後二度ほど上空に飛び立ち獲物を狙ってカッコよくダイビングしていましたが、なんと二度とも狩りに失敗してしまい結局、諦めて何処かへとんで行ってしまったのです。その様子をじっと見ていた私は、遠くへ消えていくこのミサゴの後ろ姿が悲しそうに見えて、なぜか哀愁のようなものを感じてしまいました。
私もミサゴの狩りの場面を捉えようと必死にレンズを覗いていましたが、二度の失敗でそれも無駄な努力になってしまいました。
今日は、そんなミサゴの姿を見てください。(画像は少し粗くて申し訳ございません)
▼二度の狩りに失敗し、哀愁を漂わせながら何処かへ飛んでいきました。
ドローンと言えば昭和世代の私は煙と一緒に人が急に現れたり、消えたりする忍者の忍術を想い浮かべてしまいますが、今話題のドローンとは忍術じゃない、小型ヘリのような飛行物体の呼び名です。
今年は首相官邸の屋上で墜落し大きな事件として騒がれたり、有名な観光施設で墜落し器物を損壊するなど、あまり良くない事で話題になってしまい、最近は各地で規制が云々されていますが、利用の仕方を間違えなければ、素晴らしい性能をもった利用価値の高い機器だと思います。
そんなドローンがどんな物かニュースなどを通じて、大体知っていましたが、今まで本物を見たことがありませんでした。
それがつい数日前、いつもの人工池に行って野鳥観察をしていると、急に虫や鳥が耳元で飛ぶような音がするので、なんの音かな?と不思議に思い、あたりを探してみると、なんと直ぐ近くの上空で、白い色のドローンが飛んでいました。探していた鳥はなかなか見つかりませんませんでしたが、想像もしてなかったドローンの初見でした。思ったより少し大きかったけど、静止飛行、上下、水平飛行など、動きが機敏で噂以上の機能があるようで暫く見とれてしまいました。
なんの目的で飛ばしていたのかは知りませんが、小型カメラを備えて飛行していたので、おそらく捉えた映像は普段見れない角度で素晴らしい映像だろうな~ということが容易に想像できました。
誰が操作してるのかと思い、あたりを見まわしてみると、直ぐ近くで、外国人らしき人が3D眼鏡のような物を目にかけてドローンを操作していました。
この日は、予想外のドローンとの衝撃的な出会いのおかげで、手持ちカメラで写真を撮ってる自分が急に空しく思えて、結局その後の撮影は途中で放棄してしまいました。ハハハ・・・
▼カンムリカイツブリ
2,3日前、天気は晴れていたが、かなり強い風が吹いていた。そんな時に見つけたのがヒドリガモの集団。
強風に耐えながら全員が見事に揃って、風の吹く方向に向かって並んでいた。その姿は、まるで号令に従って前進するようで、面白かった。(よく見るとよそ見をする者が一羽もいなかった)
▼全員揃って前進(PCで見てもらうと雰囲気が良く出てます。)
こんな光景を見た後で、暫く周辺を歩いていると身近な野鳥たちに出会えたので、一緒に紹介します。
▼ホオジロ
▼コゲラ
▼ツグミ
▼メジロ
▼シジュウガラ