大家族・長期村の日々奮闘記

[完全版]道東知床ツアー4日目~知床・クルージング・弟子屈へ(再)~

 

 

いよいよ、楽しみにしていた人も多かったホエールウォッチングクルーズの日。

霧雨の中5:30起床。朝ごはんを準備し、いただきます。今日は朝からビニール袋先輩大活躍。

 

と、テントを撤収している間、ジェットに一本の電話が。
高波で、予約していたクルージング欠航との連絡でした。

ガーン!!!!
この度を企画したジェットにとっても目的の1つだっただけに、ショック。みんなもショック。
それでも、着々と準備をすすめ、しばらくすると笑い声も。たくましい!
知床半島、他にもできることはたくさんあるけど、せっかくだから船に乗りたい!ということで、
いろいろと探した結果、昨日いたウトロ側での知床岬クルージングなら空きがあるとのこと。
ホエールウォッチングではなくなりますが、ヒグマが見れるかもしれない&知床岬を見れるということで、このツアーに参加することに。

船は午後からなので、午前中はせっかくなので羅臼をいろいろめぐることに。

まずは「クジラの見える丘公園」その名の通り、時期や天候によってはクジラの尾や水しぶきなども見てるポイント。
今日は曇り空なうえに高波で見えにくそう。

実は昨日から見えていた、国後島も今日は部分的に見える程度。
あまり触れることができませんでしたが、羅臼から国後島まではほんの25km程の距離。
この島がどの国に属するのかをめぐって、いろいろなことが起きていますね…25kmといったら、陸でいえばみんな歩いていけてしまう距離なのに。

  

さて、続いて車の立ち入りが禁止されている世界自然遺産地域である知床半島先端部を利用する人向けの情報収集の場所ともなっている、
ルサフィールドハウスへ。

館内には、お試しのクライミングウォールが設置してあったり、

  

2階からは、高性能の望遠鏡でホエールウォッチングができたり

オオワシになりきって、シャチにまで乗れたり

 

通常展示に加え、日々更新されるヒグマや波などの自然情報もばっちり

スタッフの方も、子ども達にクライミングウォールのさらなる楽しみ方を教えてくれたり、いろいろと試させてくれたり、
とてもやさしくしてくださいました。ありがとうございました!

 

ルサフィールドハウスから、さらに先端部へ進みます。

車内からもこの迫力な滝を通ったりして、

つきました!車でこれる端の端。

車から降り、車進入禁止の世界遺産地域へ。

 

さて、端からまた市街地へ。

途中、ワイルド露天風呂に寄り道。海と接している、左下の岩でできた枠が浴槽となっています。

 

岩の隙間から湧き出る温泉。毎晩波が入るので、毎朝管理されている方が掃除をされているとのこと。
丁度掃除の時間中でしたが、快く足湯をさせてくれました。すぐ後ろは、海!

買出した弁当を港でいたたき、おそるおそる待っていた午後の船の欠航連絡の予定時間になっても連絡がこなかったため、
再び知床峠を通ってウトロへ!

途中、トイレ休憩のために昨日もお世話になった羅臼ビジターセンターへ。
昨日はお会いできなかった、ジェットの昔からの知り合いに今日はお会いすることができました。

  

エゾサンショウウオのえさやり。サンショウウオがわらわらと寄ってくる可愛い図(写真は上下逆さまですが…)

さて、いよいよ待ちに待った世界遺産地域をめぐる知床岬クルーズ。

ゴジラ岩と通り、ライフジャケットを装着して、わたしたちの乗る船へ。

 

いざ、出航!!

 

 

すぐに世界遺産地域に突入。

 

おもしろい岩や穴、有名な滝などを紹介してくれたり、

船がとまったと思ったら、岩の影で休憩中のオジロワシを見つけて教えてくれたり。

  

景色よりも、乗船自体にテンションMAXな人たちも。

 

さて、前の方を進んでいた船達が停まっているのがみえます。
あの先に、ヒグマがいるそう。ここは、ヒグマがよく利用していることで有名なルシャエリア。

近づいてみると……見えました!!!

河原で寝そべっている熊や、歩いている熊。

2頭の熊が、牽制しあっているような動きまで見ることができました。
熊のすぐ近くには、シカの群れも。

    

離れて座っていたみんなも集まって、みんなで「見た!?」と大興奮。

右側から、左側から、全員がみえるように船を転回した後、ヒグマに別れをつげて、引き続き知床岬を目指します。

途中すれ違う船に声をかけたいみんな。

 

 

 

波は少し荒れており、ヒグマポイントを通過したあたりから、船全体で船酔いに苦しむ人が続出。

それでも、たどりつきました、知床岬!!灯台が目視できます。

 

私(ちこ)も船酔いと闘っていたため、写真があまりとれなかったのが申し訳ないですが、知床岬までの往復約3時間の船旅も、終了。
水しぶきで濡れたり(濡れに行ったり)、風がつめたかったり、船酔いだったり…いろいろありましたが、世界自然遺産、じぶんたちの目で堪能してきました!!!

一路、阿寒へ向け移動開始。

オホーツク海にしずむ夕焼け。せっかくだからみんなで日没を見届けよう。

ここでジェットからの問いかけ。我々は東にいるのに、なぜ西に沈む太陽がみえるの?

少し考えて理由のわかった人も、なんとなくわかった人も、なんで~!?とクエスチョンマークの人も…

   

日の沈んだ直後のオホーツク海をバッグに記念撮影。

途中、「天に続く道」なる道路をぬけ

 

今日中の阿寒到着はみんなの体力的にも難しそうだったので、一歩手前の弟子屈でご飯。

今日のごはんは、弟子屈町にある「ラーメン弟子屈」の総本店にて。

さて、弟子屈といえば…、そう、初日の晩にお世話になった、みんながフォールインラブだったあのロッジ。
急遽管理人の方に連絡すると、快くもう1泊していいよといってくださり、みんな大喜び。

摩周ホテルで温泉に入り

  

最後の夜ということで、またみんなで雑魚寝スタイル。
少しの夜更かしにも目をつぶり、最後は子ども達だけの話でもりあがっていました。
早く寝た人には罰ゲーム!だったそうですが、どんどん寝落ちしていくみんな。今日もお疲れ様でした。

 

ニュースでもずっと話題になっているヒグマ。昨日の知床五湖散策では気配を感じ、ビジターセンターで目撃情報を目にし、
ついに、本物を見ることができました。

このヒグマ達も、私達も、それぞれが安心して暮らすことができるようにするためには、
何が必要なのか…
今日のことが、みんなそれぞれが考えるきっかけの種となってくれたらいいな、
と思いながらも、まずは自分で考え、実践していかねば。

いよいよ翌日は最終日。

最後まで道東を楽しみます!

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