土管ビバークはなかなか快適でした。 これなら大雨でも楽しかったのになあ。 本日も気温は18-20度でした。さすがに今日は泳いだりする人はいませんでした。
相変わらずの大河です。小さい子3人を引っ張る体制で上級生とボランティアが前艇にわかれました。 うーん、これが最後の憂き目の原因であった。
最終地点の河口でちょっとしたアクシデント。 この2艇はその後切り離されました。 そして河口までこの体制でした。それを認識していなかった。河口手前右岸に上陸予定で私の艇が先行していました。 より砂地のある場所の方が海まで来た感激がつくれるだろうと、サービス心がでてしまい、10mほど先の砂浜右岸に私が上陸しましたが、 小学生ボートは右岸に寄れず、本流を直進してしまうハメに・・・。 このままでは海に出てしまいます。
「こっちに寄せろぉ!!!コゲー!!!、海にでてしうぞぉ!!!」 あちゃあ、前方に漕いでしまいましたぁ。
「そっちじゃあない、こっちだぁぁぁぁ!!!!」
私の大声に船上はちょっとパニック。「JTR,なくなぁ!!泣いてないでコゲー!!」アタシは泳いでボートへゆき、なんとか捕まえました。(もちろん、ライフジャケットとウエットスーツを来ています」 しかし、背の立たない場所ですから、ボートに上がれない・・。
「脚、脚、オレの脚を上げろぉ、 ジャケットの肩を掴んでひきあげろぉ!!」 小学生3人も必至です。ダッキーボードですから、そんじょそこら重心が片寄っても転覆はしないが、このまま流されたら、漁師さんにごやっかいにならんといかん、子ども達をボートから落とすわけにはいかん!!
ひさしぶりに能力の87%ぐらい出力したなあ。
なんとか、ボートにみんなの協力でずりあがることができ、大海に出る前に戻ることができた。
油断した、ほんのちょっとの油断であった・・・。
怖い思いさせて、泣かせて、ごめんね。
そして、ともかくも予定時間より遅れて無事帰着。