大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

チャレンジプログラム企画中

2005-08-10 21:13:52 | Weblog
午後8時半を回りましたが、子ども達は、チャレンジ計画をまだ続行中です。鬼ディレクターのBoh2 と みすたあ の計画書チェックが終わらないと、企画終了となりません。行動計画と装備計画、食料計画を立てているのです。今回は、2泊3日に加え、明日はスキルアップの日です。

チャレンジにむけて、道内の各地で活躍する現役の山や川のプロガイド達が今晩から、明日にかけて、5人も集結してきます。 万全の体制を整えつつあります。
現在、メンバーと計画は次の通りです。

◆ 廃線遺跡を訪ねる 
 りん、どぐうちゃん、もりか、きむち、かごめ、ぼーぼー
 廃線になった鉄道跡を探したどり、調査する旅。 岩内方面へでかけます。

◆ 蝦夷富士・羊蹄山登山隊
 さすね、ベイダー、デカ、りくや、さっきー、おっちー、たーぼ、ザビエル
 黒松内からJRで比羅夫駅へ。そこから歩いて半月湖で1泊。翌日登山開始。9合目小屋で2泊目。ご来光を仰いで3日目に下山。NEOSグループより、看護士資格を持つ新鋭女性山岳ガイド・おっちーが同行します。

◆ ニセコ連山縦走
 もーりー、りょうた、すなお、ひぐちさん、玉ちゃん、こうどう
 ニセコ五色温泉から、イワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリ、白樺岳と少なくても4山縦走を目指します。こちらには、日本を代表する山岳ガイド・ひぐちさんがやってきます。 昨年縦走隊の 弘道君が 特別参加です。

◆ 水上生活体験隊
 ゆき、いぶき、なっつ、アリス、とばじぃ
 この夏より登場した、安定性の高いダッキーカヌーを2艇連結し、その上にテントを建てて水上生活しちゃおうという計画。 道央から、水・山・ネイチャーの現役ガイド・とばじぃが今晩やってきます。

◆ 川くだりと釣り
 けーた、ごんべえ、ゆうすけ、のどか、はる、まありん、やすは、あかんち、てらっぺ、ゆな、はるか、てるさん
 川をカヌーで下り釣りをし、海に出てまた釣りをし過ごす3日間。男女混合班となり、計画内容をめぐってかなりの激論があったようで、泣き出してしまった子もいました。それも地固めか。 ぶな森初代事務局長の輝さんがサポートします。
かつての常連さん、いまや花の女子高校生ボランティアの ゆなとはるかが特別参加です。

◆ 海釣り班
 からまよ、どいちゃん、さとけん、けろっぐ、くりくり、あいこ、いづ、かえで、しゅんちゃん、シーサー、ヤナ、あっしー
 どうしても海釣りにこだわる男の子組みと物づくり系の女の子を合併させた混成チーム。志向性が大きく異なるので、こちらも ちょっと波乱含みか・・・。ぶな森2代目事務局長のしゅんちゃんがサポートします。

◆ウォーク&バイク隊
 ようだ、かずちか、たかみち、ゴルゴ、ゆっちー、たっつん
 当初、150Km自転車隊を希望していましたが、交通量の多い国道を行かせることは、危ないので、黒松内の車が少ない安全なコース約100Kmを計画中。自転車は後続伴走車をつけて、走行する計画です。

すでに・・夜9時。まだ、いちチームも計画にOKがディレクター陣から出ていません。 でも、子ども達の志気は、とても高いです。


男って・・・

2005-08-10 20:18:52 | Weblog
RKY君と朝の会話・・、

「なあ、RKYのやりたい、80Kmウォークの仲間みつけたかい?」
「まだ・・」
「どうせなんだから 100Kmにして、自転車やカヌーも入れてやったら」
「・・・・」
「じゃあさ、何で 80Kmなの?」

「お父さんがね、良く、男ってな、っていうんだけど、わかんなかったんだよね。
男とは・・、でも、俺、40kmウォークで、男って なんだか分かったんだ。 俺、40km全部歩けなかったけどね・・・」

話は、核心へ・・・

「だからさあ、俺、80Km歩くんだ」

「そうかあ、できなかった40Kmをもう一回やって、さらにもう一度チャレンジするんだあ!!!」

「うん・・・」

彼は、今日、仲間を探しましたが、賛同者は現れませんでした。 
が・・、 自分では初めての登山・・、それもニセコ縦走を選択し、男をあげようとしています。

チャレンジ計画が子ども達の中で着々と進んでいます。






8/9 休日というプログラム 3回目

2005-08-10 00:10:40 | Weblog
日中は、夏の日差しでした。が・・、朝晩は、半袖短パンでは涼しいくらい。立秋がとても分かりやすい北国の残暑です。 休日ですが、子ども達のパワーは十二分のようです。ドッチボールのような激しい運動は、禁止でしたが・・、始まってしまい、止めることもできなかったようです。
 グアーと宿舎で、睡眠をとっているのはスタッフだけだったかな。(半数ずつが5時間、学校を離れて休息をとっています)

◆ お誕生日の歌
長期村の期間中にお誕生日の人は、子どもとスタッフ合わせて6人もいます。今日は、キムチの日。ハッピバースディの歌は、ギターの伴奏付で これまでにない大合唱となりました。 まるで・・、映画の中のワンシーンみたいな感動的な歌声でありました!!! これだけ見ても・・、子ども達の一体感は とても 強いものになっています。

◆おなじみ加藤商店ツアー
もう、買い物も1,2回と知ってか、お買い物はちょっと大胆にお菓子の補充をしています。中には、昨日の温泉で、すでに手持ちが60円の子もいます。おまけにテレホンカードをなくしたとかで・・、家に電話もできないとぼやいている子もいました。(かけてあげるよ・・、と言っても断られましたが・・・)
加藤商店は、この3週間で、1年の来客の半分位はいっちゃったんじゃぁないかなあ。

◆水撒き・水遊び
研修所の芝の水撒きやらで、ホースの取り合いが散発的に起こって、大騒動になりながら遊びが展開されていました。

◆なぜ チャレンジなのか・・・
3人の若手ディレクター陣が、「なぜチャレンジなのか」議論を始めています。根本議論だなあ・・。 冒険とチャレンジは異なる。チャレンジは、探検でもあり、探査でもあり、初挑戦でもあり・・・・

魚を10匹釣りたいという子は、チャレンジではないのか?
毎日の生活がチャレンジではないのか?
チャレンジの難易度は違っていいのか?
小幌にゆくのはチャレンジか?

若手ディレクターもチャレンジを始めています・・・。
よしよし・・・






8/8 2回目の野外泊

2005-08-08 22:46:35 | Weblog
子ども達がやってみたい活動を1泊2日で楽しむ子どもプラン。夏の日差しを浴びながら、無事終了。でも・・・、川原でススキの穂が出てました。あー夏も終わりだなあ・・。長期村も2期目の1週間が終わり、あとチャレンジを残すのみ。 早いなあ。

野宿プログラムで毎年、顔をボコボコに蚊に刺されて帰ってくるのですが、今年はテントを許可。ほとんどの子は、テントで寝たようです。
( )内は、今日の夜のふりかえり活動で子ども達から出たキーワードです。

◆朱太川下り (アブ、アイス、マシュマロ、ホタル、ご飯が固かった)
 あかんち、はる、まありん、けーた、すなお、たかぎぃ、てらっぺ、たーぼ
 前日に流れても岸に体を寄せる練習とフローティングを3,400m。川原でキャンプ。焚き火をし、花火を楽しみました。カヌー日和の穏やかな夏の日を楽しむといった川下り。時折、海戦が勃発、平和が崩れます・・・。なんといってもSNO君の全裸が印象的でした・・???

◆小幌探訪隊 (きず、昆布、あぶ、ボートの空気入れを忘れたア)
 かえで、いづ、どぐう、りん、いぶ、アリス、Boh2
 Boh2以外は、女の子だけのチーム。長期村の人気スポットと化した秘境・小幌の第2次探検隊。海水より昆布が多いという磯で泳ぎ、だあーれもいない、秘密の海キャンプ。

◆寿都の海を楽しむ隊 (釣り、飛び込み、海の温泉、焚き火、夕張メロン、ご飯固かった)
 ゆき、のどか、ケロッグ、さとけん、からまよ、ようだ、ごんべえ、もーりー、くりくり、どい、さすね、ヤナ、あっしー、きむち、ザビエー、シーサー
 大所帯17人の海隊の大きな目的は釣りと磯での飛び込み遊び。弁慶岬に泊まり、政泊港付近の
磯場でダイナミックに遊びました。

◆ツリーハウス隊 (景色、肝試し、永遠の眠り・・要するに心地良かったという意味、半生の米)
 あいこ、もりか、やっちゃん、たかみち、りくや、ゆうすけ、りょうた、さっきー、かずちか、でか、ベイダー
 こちらも大所帯。体育館の裏の2m級のイタドリと笹藪を切り開き、秘密貴地・物見台を作りました。蚊も多かったようですが、意外と寝心地は良かったようです。

◆中学生から小学3年生までが、縦割りで同じ活動を展開しています。ここまでは、それでも何とか、こなしてきましたが、チャレンジでは、もっとハードさを求める子と体力的にきつい子が出てくるでしょう。 今回は、3,4年生が多いので、中学年向けのチーム編成の検討もディレクター会議でされています。 

明日は、最後の休養日です。廊下に、「チャレンジ相談所」が設置し、子ども達の相談に乗ると同時に、よりチャレンジ性の高い企画に高めてゆこうと思います。
残りの日々の予定は・・・
 9日 休養日
10日 チャレンジのグループと企画づくり
11日 スキルアップの日
12-14日 2泊3日のチャレンジプログラム

今年は どんな 活動が展開されるのか、楽しみです。

 

8/7 静かな自然学校

2005-08-07 20:54:41 | Weblog
 連日50人近くが生活している自然学校ですが、今日はひっそりとしています。子どもたちが野外キャンプに出かけているためです。いつもこのブログを書いているたかぎぃも川遊びチームに同行し、私を含め3人のスタッフだけが残っています。

◆黒松内町ウォークラリー
 地図を片手に、町内のチェックポイントを回ります。途中、町の人たちと交流できるしかけをしてあります。しかし・・・今日は猛烈な暑さ。さすがに子ども達も疲れたようです。


◆子どもプラン
 午後からは4チームに分かれての活動です。昨日の夜、子ども達自身で何をしようか計画しました。 今夜は各チームごとに学校から離れて野外キャンプです。宿泊の道具・炊事の道具・遊びの道具と、今までにない大荷物で出かけて行きました。
 夕方、海チーム・川チームの様子をのぞきに行ったら、涼しい夕暮れに元気も回復したようで、おおはしゃぎしていました。

 明日は朝からめいっぱい自然の中で遊びます。みんな今夜はよく眠れるといいなあ。

みすたー

8/6 休養日というプログラム2回目

2005-08-06 23:03:13 | Weblog
 選択活動の初日が雨だったので、室内プログラムが中心となり、その後2日間が野外活動。一人に複数の野外の選択をもっとたくさんさせてあげたかったのですが、暑い中で体力を使う活動が続いたので、予定通り休養日としました。

休養日プログラムは、地味にいろいろありました。

◆ おなじみ加藤商店ツアーは2回
 この地域唯一の商店は、2km先。歩いてゆく時もあるのですが、暑すぎるので、先着順と2回2車配車予定。しかし・・、アイスやジュースを求めて殺到。増便となりました。

◆ お魚買出しツアー
 寿都の漁師、本庄さんへ 直接お買い物。今朝とれた魚を箱一杯に仕入れてきました。漁港の販売所にも行き、今後の仕入れ交渉。 まりこさんよりソフトクリームがごちそうされたお得なツアーでありました。

◆俳句つくりツアー
 寿都湾が見渡せる高台、町営牧場にでかけ、俳句を詠むという風流なツアー。
俳句の方は、その場を詠むというよりは、これまでの生活・活動を詠んでました。
 ・部屋の中の 害虫たいじ おまかせあれ (字余り)
 ・火を起こし お湯をわかして入ります。 くろうし作る ドラムのお風呂
などなど

◆ジャブジャブ池調査隊
 校庭の隅にある、一昨年の長期村で作った池にすんでいる生き物を調べました。
小さな池に、「人間の子ども」という生き物が多っかた?!

◆ドラム缶風呂を炊こう
 学校の裏庭で、ドラム缶の露天風呂を薪で沸かして楽しみました。

スタッフ達は、半数ずつ 温泉で休養。明日からの英気を養いました。

明日は、午前中は、黒松内町内でのウォークラリー。夜は、4班に分かれての1泊2日の活動です。 海班が2つ、カヌーが1つ、ツリーハウス(基地づくり)が1つとなりました。

私は、カヌー班担当です。 キャンプ地は、自然学校の近くですが・・、たぶん明日の夜は、ブログ発信はお休みになるかと思いますので、よろしくお願い致します。

たかぎぃ
 

8/5 10日目です。

2005-08-05 23:04:39 | Weblog
気がつけば、10日目でした。もう十日なのか・・、まだ十日なのか・・、全く帰りたくない子、ちょっとホームシックの子もいるようです。 

*慰問(というのかなあ・・)訪ねて来てくれたおじいちゃん、おばあちゃんに会って泣き出しちゃった子・・・

*「お母さんから手紙もらった」って喜んで見せに来た子

*「帰りたいなあ・・・。チャレンジは、自転車で札幌にしようかなあ」
 「おっ! それいいね。 最後の日に送ってゆかなくていいよなあ」
 「そらゃあ、こまる」
 と、道理が通っているのかいないのか・・、私とS君の会話

*「てらっぺがお母さんになってる」との情報が・・・。「男子の部屋よりちからっているよ」スタッフのてらっぺから強いご指導がついに入りました。意外に男の子達の方が、誰かがやり出すとサクサクと掃除が自主的に始まるのですが、当番制になっていたらしい女子部屋は、なかなかの状態であったようです。その後、女の子達が作った、美化運動?の 大きな標語集が張り出されました・・。

さて、今日は終日プログラムで、朝のおにぎりづくりから3班に分かれて行動しました。

◆道南ピリカの丸山登山 しゅんちゃん・たーぼ隊
  かえで、あいこ、いず、どぐう、いぶき、まありん、稜太、はつき、ごんべえ
 たまちゃん、アリス、ヤナ、ザビエル、てらっぺ
 ともかくも暑かった!! にもかかわらず、3年生も含めて全員登頂!! 帰りはピリカ温泉でのんびりとしました。

◆島牧の海 Boh2、たっつん隊
  りん、すなお、からまよ、りくや、よーだ、ベイダー、ゆうすけ、ケロッグ、やっちゃん、あかんち、シーサー、なつえ、たごっち、
定着型海プログラム。 ボートで遊び、飛び込みし、噂によるとスイカ割りまであったらしい。

◆ロック・ビーチウォーキング たかぎぃ・みすたあ隊
  のどか、さっきー、たかみち、ゆき、けいた、かずちか、さすね、はる、でか、さとけん、ペヨンジュン、なっつ、ゆきさん、かごめさん、ゴルゴ
 寿都の街はずれから弁慶岬の政泊港までの岩場の磯伝いに時には泳ぎ渡りながらゆく。引き潮で変化に富んだコースどりができたので、途中より、上級コースと初級に分け、政泊港を目指す子等と途中引き返し磯遊びを楽しむゆっくり班としました。合流してからは、5m堰堤からの飛び込み遊びに興じました。 ここでのトピックスは、なんといっても、何度も何度もためらいながらもついに飛び込んだ、のどか のダイビングでしょう。

*どの送迎車も 帰りは 子ども達はみんな居眠り状態。疲れもたまっています。もう一日選択プログラムを作ろうとしていましたが、明日は、休養日としました。


8/4 今日は野外へ

2005-08-04 21:39:48 | Weblog
すかっぱれとはいきませんが、徐々に気温も上がり、思いっきり外活動へ。

◆ニセコ連峰・チセヌプリ登山 終日班 ・しゅんちゃん班
ベイダー、稜太、あかんち、はる、のどか、しゅんちゃん、たまちゃん、ゆきさん
1000m級の矢山ですが、北海道は森林限界の上、高山帯になります。雨上がりの雲の中、沢のように水が流れる登山道を登りました。昼食含んで5時間。帰りは秘湯・昆布温泉。のどかは、山で食べる昼食がおいしいという理由で参加、帰り来て聞くと・・、「おいしかった」、疲れたかベイダーは夕食後、放心状態。「疲れたあ」

◆秘境・小幌探検 終日班  みすたあ班
さとけん、あいこ、かずちか、いづ、やっちゃん、どぐう、かえで、ヤナ、あっしー、たご、みすたあ
 静狩の急峻な崖と崖、トンネルとトンネルのわずか50m(ほんとうに)にある
小幌駅へJRで向かう。そんなプライベートビーチで海水浴を楽しみました。

◆釣りに行こう  たっつん班
 午前 りん、さすね、すなお、すあの、ゆうすけ、もりか、はつき、デカ、どい
きむち、かごめさん
 午後 けろっぐ、よーだ、からまよ、さっきー、ごんべえ(たか)、りくや、たかみち、きむち、ゴルゴ、なっつ
 雨の後の濁った川ながら、ヤマメを釣り上げた人は、もりか、でか、すなお、からまよ、ごんべえ、でした。 でかしたなあ!!

◆海  Boh2班
 午前 りくや、けいた、くりくり、からまよ、ケロッグ、さっきー、ゆき、なっつ、ゴルゴ、てらっぺ
 午後 いぶ、マーリン、りん、もりか、すなお、アリス、なっちゃん
 大平川の河口を渡り、素敵な磯場へ。きれいな石を拾ったり、飛び込みしたりして遊びました。

◆カヌー たかぎぃ班
午前 よーだ、いぶ、マーリン、たかみち、ごんべえ、ザビエル、アリス
午後 くりくり、でか、ゆき、さすね、もりか、ゆうすけ、けいた、どい
水の流れが速く、あっという間の午前中。河口の揺るかなところで、水の掛け合い海戦。飛び込み突撃。 午後は、あえてゆっくりと思ったところ、2艇が沈。救出に一苦労。適度なアドベンチャーとなりました。

明日も、3グループでの終日活動のエントリーが夜ありました。

(たかぎぃ)





8/3 雨プロへ変更

2005-08-04 00:22:47 | Weblog
ドイツ人のヤナに、「どじゃぶり」と教えた朝でした。外の様子を車で一回り見てきて、本日のプログラム予定をすべて変更。早朝ディレクター会議。選択プログラムは、午後から別設定としました。

◆ アウトドア達人講座
午前中は、体育館で、なぜか・・、ザビエルの合気道(一段)の型指導でスタート。山でクマに合っても大丈夫・・・??になったかなあ。
テントの建て方、しまい方の競争。みごとな展開のBoh2のロープワーク教室は、スタッフ達も興味津々でした。 縄遊びって、人間らしい本能をくすぐるのでしょうか? はまるんですねえ・・・。

◆ブナセンターでクラフトづくり
さとけん、からまよ、くりくり、さっきー、いぶ、あいこ、まありん、かえで、
やっちゃん、いづ、たまちゃん、たーぼ
屋根のある戸外に特別設定のテーブルで、イタドリの笛づくり

◆図書館マナベールへ
ようだ、すなお、りょうた、けいた、かず、のどか、どぐう、ベーダー、たかみち、ななし、はつき、てらっぺ、キムチ、たっつん、かずちか
昨年の秋オープンしたマナベールへ宿題片付けに。半分くらいの子が宿題を一生懸命やってました。あとは、読書に・・・・、

◆雨のぶな林
はる、さすね、りん、りく、ゆき、しゅんちゃん、ゆきさん、あっし、かごめさん
ザビエル
 プロガイドのしゅんちゃんがコーディネイト。これぞ、本命プログラムでしたが、最初の登録はゼロ。 アッピールの効果あってか、5名の子が参加。樹肌を滑滝(なめたき)のように水が流れる様を観察。ブルーシートで作った簡易タープの下でミルクティを味わい、葉っぱの押し葉づくり。なんと風情なんでしょうか。

◆江ノ島海岸のメノウの玉石拾い
あかんち、もりか、でか、ケロッグ、どい、ゆうすけ、アリス、シーサー、なっつ
北海道にある江ノ島海岸には、メノウ質のきれいな石がたくさんあります。それを拾いにゆきました。

◆子どもの関係性が深まると同時に・・・いろいろと小さな「事件」も起きています。それだけ、お互いに「地」が出せるようになっているのでしょう。

◆テッシュの仲
些細なことが積み重なって・・大口論。どっちも別々に喧嘩別れで泣きそう。
間に入った、しゅんちゃんがあっちへゆき、こっちにゆき仲裁役。そのうちに「ふたりだけにして」というので、遠くから見ていると、初めに泣かされた方が相手に謝り、握手をしたら、泣かした方が泣き出して、泣かされたほうが、テッシュを差し出した。 うーん、複雑・・・。

◆グミが・・・
大泣きする子が・・、「どうしたの?」と聞くと・・、「グミが・・・」
いろいろ話を整理すると・・・、部屋が散らかっていたので、片付けようという話になり・・、床に転がっていたお菓子を、ふとスタッフが「食べちゃおうか」ともらしたところ、その後、それが本当になってしまいました。食べられた子は、後で知って大ショック、で大泣き・・・。 これも複雑な話で、大人だったら「納得のゆかない法律相談」行きかなあ・・・。紛争解決人の しゅんちゃんが 長いことかけて解決してゆきました。 おみごと。

◆飲んじゃった・・
またまた・・、大泣き発生。 何事かと・・・、原因は大事にしていた小さな石を間違って飲んでしまった!! 肺に入っちゃうんじゃあないかと心配して泣きました。泣けるんだから、大丈夫なんだけど・・・、びっくりしたよなあ。
「俺、パチンコ玉飲んだことあるけど大丈夫だったよ」とたっつん。これが効いたかな。しかし、最後は、また事件解決人の科学的な説明で納得した様子でした。

このほかにも、便秘事件が2件。本日解決。
どうもやりたくない活動(夜のカクレンボ)だけお腹が本当に痛くなる人約1名。

中盤期に入り、子ども達のパワーバランスが微妙に変わりつつあります。
これも長期ならではの できごと ですので 今のところ、順調でありますので、ご安心ください。

(たかぎぃ)







休日というプログラム

2005-08-03 00:54:36 | Weblog
今日は、休日というプログラムです。
休日のプログラムは、子どもとスタッフのコミュニケーションがとても深まります。40Kmウォークの後ですから、なおさらです。お互いの信頼関係も深まったのですから。

長期村は、一気に活気づいています。

◆いろいろなツアー
自然学校がある作開地域唯一の2Km先にある商店、加藤さんへお買い物ツアー。いつもは歩いてゆきますが、今日は雨なので車がでました。店先は溢れんばかりのお客さん・・、子ども達は手堅くお菓子を仕入れています。
 後志家畜診療所へバロンの狂犬病注射に行くツアー
 研修所のキノコかりツアー (要はお手伝いなんですが)

◆Boh2とシーサーのギターと三線セッションが廊下でライブ
 石川母娘の絶妙なコーラスも披露されました。

◆カウンセラースタッフは、子どもから離れて4時間の休息を順次とりました。
◆ディレクタースタッフは、明日からの選択プログラムの準備や下見で大忙し。

◆強い助っ人、給食ボランティア
 NPO法人ねおすやNPO法人北海道山岳活動サポートの会員の土橋・田端姉妹が給食スタッフで入ってくれています。子ども達のおばあちゃん世代の 肝っ玉(ごめんなさい)母さん達です。まり子さんもホッと一息です。

◆給食
 食事は、給食が主体です。プログラムとしては自炊もありますが、夏の長期活動ですから、子ども達の食事には、(あたりまえですが)とても気を使っています。 朝、寿都湾で漁師の岩澤さんがとったブリの刺身、佐藤さんちの甘いインゲンサラダ、隣町・蘭越の小野寺さんのお米、私が作った無農薬のキュウリ、トマト、ズッキーニ、畠山さんちの採れたての牛乳などなど。 子ども達の食欲は旺盛です。食が細かった子もおかわりをするようになっています。

◆子ども達の回復力
 それは、それは驚異的。 昨日、虫刺されの充血で、パンパンに足を赤く腫らした子も回復。 午後には体育館でのボール遊びの要求もありましたが、今日は、休養日なので、はげしい遊び禁止のご法度がでました。







40kmウォーク終盤戦

2005-08-02 14:00:55 | Weblog
順調に進むトップグループは、さとけん、ぺ・ヨジュン、ゆーすけ、にふくちゃん。15時58分に日本海に到達。時速5Kmを維持して8時間という計算です。お見事!! 

 モーリーが猛烈な追い込みをして約1時間遅れで、はるとやっちゃん のお姉さんコンビも続いて到着。ゴール直前にペースが落ちた デカ、40kmを伴にした杖をもって けいた が続いた。

10時間を過ぎたところで、のどか が到着。そして、さすねJr、一人ひとりのペースが異なるようになり、スタッフのワープ(前後への移動)も頻繁に行われ、ゴールしてもほっとできずにまた前線へ・・。

11時間前後には、小柄ながらも驚異的なウォーカー・りょうた、けろっぐ と いづ が到着。まっかな顔して日中歩いていた からまよ も元気に到着。

このころ、後続グループにもドラマが始まっていた。
20kmを越えペースが極端に落ちていた最終組の あいこ はリタイヤ。昼間活動した後にベットでお昼ねが必要なくらいだったのに、良くがんばった!!
足を腫し極端にペースが落ちた ごんべぇ は2度目のネップ高原の登りで(ほんとに)泣く泣くリタイア。 自然学校玄関前で、足を痛めて引きづりながら歩いていた あかんち は到着組みから声援を受けると・・・・、

そのあかんちは、タイムリミットの12時間(8時)1分前に感激のゴール。途中何度か、ドクターストップを入れようとしました、そしてリタイアを考えだろうに・・、脱帽です!! この12時間をなんとかクリヤーしようとラストスパートをかけていたのが、ヨーダ に どぐうちゃん。お見事!!
おしくも、7分遅れで、小さい体を前に進めてきた かずちか ゴール。おめでとう。

夕暮れが近づく中、ゴール間近な子ども達のゴールへの意欲は高く、最後までサポートする体制を整えました。 いぶ と ゆきこ はほとんど連れ添って、暗くなった中を12時間半かけて到着。

同じ頃ネップ高原の真っ暗な山道でも最後のドラマが展開されていました!!
33Km地点の自然学校を目標に代えて、足が腫れてもがんばっていた、くりくり が ついにリタイア30Kmを越えました。表情を変えずに少しずつ歩を進めていた リクヤ もほぼ同地点でリタイヤ。海を目指すと言い続けていた、まありん も31Kmで足の傷みも限界。みんな小さな体で、ほんと良くがんばりました。

自然学校到着は20時。もりか、りん、さっきー 13時間も歩きました。

まっくらになってのゴールでは、後半ペースをつかめ、絶対ゴールを目指すと後続チームからの追い上げてきた、かえで が到着。 最終は、ダースベーダー と すなお が涙のゴールを果たしました!!

ベーダー曰く
「俺、何をやっても飽きっぽいんだけど、13時間も歩けた。何度かやめようかとおもったけど、自信がついた。俺、自分をほめてやりたい」

いやあー、泣かせるなあ・・・(俺が泣いてどうする・・・)

中途半端であきらめる子は、ひとりもいませんでした。みんなひとりひとりが、自分の限界にギリギリまで近づいて 歩いたのでした。

この子達が いれば、日本の未来は 大丈夫だ!!

夜遅く帰り来て、もりもりとトンカツ食べる子ども達を見て、思うのでした。

スタッフの皆さんも ほんとうに ご苦労産でした。
ありがとう。





40Km ウォーク中盤戦

2005-08-02 12:39:09 | Weblog
 町営牧場の登りは、炎天下となりました。峠を越え子、峠の登りを越えてない子とその差は、すでに6km以上・・・昼食の配達を始めた10時半頃の大まかな・・位置は

先行は、ダントツの、ゆうすけ、でか、さとけん、ぺ・ヨンジュの四人衆に作開住人のふくちゃん、その後を、お姉さんコンビの、はるとやっちゃんが続き、もーりーが黙々と歩く。たかみちががんばりを見せ、けーたも手堅く歩を進めていた。 スタッフは、ザビエーがかろうじて、食らいつき、大食漢ボート屋こやまっちがおいかける、が・・、早い!!


うだるような白いコンクリートの舗装と砂利道の牧場峠に顔を赤らめ挑んでいた面々は、からまよ、ごんべえぇ、あかんち、かずちか、すなお、いづ、りょうた、いぶ、けろっぐ、さすねJr、ダースべーダー、ゆき、、のどか、よーだ


この後に、この暑さにやられちゃあないか、お天道様に溶かされてしまいそうな面々。
めちゃめちゃハイテンションで「あつっい~」と叫んでいるM、壊れちゃわないかと心配。わずかな草の日陰で張り付くように寝て休んでいるD、もりか、りくや、りん、くりくり、あいこ、さっきー、まーりん、かえで、どぐうちゃん、
この位置から、驚異的ながんばりを見せて、ゴールにたどり着いた子も数名でるとは、予想できませんでした。

◆アクシデント
 きのうのキャンプでブユに足を刺された子達の足が赤く熱を持って腫れ出しました。 トップグループにいた たかみち は、ほぼ中間点で、泣く泣くのリタイアとなってしまいました。 無念さが伝わりました・・・。

8/1 40Kmウォーク報告①

2005-08-02 11:55:09 | Weblog
 おはようございます。 休養日の朝です。朝8時過ぎでも漠睡状態の子達が部屋でゴロゴロと転がっています。 最終組が自然学校に戻ってきたのが、22時半過ぎ。おそーい夕食を食べて、倒れこむように寝ました。 帰ってきて、体育館でヘーきで遊んでいた子もいまましたが・・、 私も(歩いてないけど)くだびれたなあ・・、 40Kmのご報告が遅れました。


 朝、6時起床。みんなの動きはキビキビしていました。この夏始まって以来のほぼ定刻の7時出発ができました。 一路太平洋へ。私の車の中は、静かな緊張感が走る中、MSO君とSNJの二人だけがしゃべり続けて、○○さいのでした。ふたりもきっと気持ちが高ぶっていたのでしょう。

 太平洋側は深い霧が発生していました。今日の天気が心配されました。

太平洋の海水や砂をボトルにつめて、さあ、8時にスタート。スタッフウォーカーは、先頭グループ、中盤、後続と分けていたのですが、カウントダウンに勢いづいての、一気スタートに全員が置いてきぼり状態で・・・、長い道のり・・、先々の心配は、大人達でありましたあ。

はじめの10数キロは、霧の中を徐々に黒松内の台地へ昇り詰め、標高300m程の町営牧場の峠越えが最大の難関。この区間で、ゴールの可否が決まると言っても過言ではありません。

じゃっかんのスタッフ配置をワープさせ、10グループくらいの小集団がすぐに構成されました。

(つづく)


すでに5日目

2005-08-01 00:09:30 | Weblog
蒸し暑い夜です。室内は汗ばむほどです。が・・・、事務所に網戸がないので開けられないだけ。外は、本州で言えば 18度くらいでしょうから、クーラーが効いている状態でしょうか。(すいません・・・)

すでに5日目終了です。

 子ども達は、9時半頃よりみんな寝袋に入りました。 明日は、40Kmウォーク。体と心の準備はしているようです。 スタッフミーティングも9時には終え、ウォーカー予定者達は、早々と宿舎に帰り、宿直はディレクター陣です。

◆ほのぼのキャンプ場
自然学校のキャンプ場が、今年は初めて、キャンプ場らしく使われました。ブロックのかまども作られ、けっこう快適です。 水場が足りないんですが、不便なりに適度なサバイバルです。
 虫に無防備だった子ども達もいるようで、虫パッチとカユミ止め軟膏の売れ行きがいいです。 のんびり時間が過ぎているようでした。

◆3食自炊
昨日から3食の自炊。おにぎり弁当も入れると 4食は、給食ではありませんでした。自分達が作った食事もたいそうおいしいですが、まり子さんを初めとする給食スタッフの食事は、今夜は大人気。
 寿都湾取れたての刺身、ホッキご飯、畑のズッキーニの肉炒め、鶏肉のスープ、
取れたてインゲンサラダとピーマンの醤油付けなどなど・・・ すごい!!食欲。

◆ ヨーロピアンタイム
フランスのザビエルとドイツのヤナによる、国際色豊かなチーム対抗ゲームで盛り上がりました。 日本とヨーロッパを旅するようなストーリーになっていて、クイズや体育会系ゲームが織り交ざる2時間プログラムは、あっという間でした。

◆ 寿都温泉へ2度目のリラックスタイム

さて、明日はいよいよ 40Kmウォークです。
夕食後、明日への 気合を入れる 全体ミーティングを実施!!

天候は、曇りときどき晴れ。 夏にしては絶好のウォーキング日和。
みんな がんばれぇー