オフィスなど閉鎖的な空間で天井から陽の光を浴びれたらいいのにと考えたことはありませんか?
以前オフィスワークをしていた際、自分の机の上に人工的に天窓と太陽光を再現できたら面白そうと思っていました。
実は天窓から入る太陽光を完全に再現できる照明がイタリアのコールクス社(CoeLux S.r.l.)で開発されていました!
その名も「コールクス(CoeLux®)」
参照画像:https://laforet-eng.com/coelux
コールクス社(CoeLux S.r.l.)は、人工的にトップライトから射し込む太陽光とリアルな蒼天を再現し、屋内に空を創り出し提供することを目的に設立された会社です。
日本では、森ビルグループで太陽光採光システムの製造・販売を手掛けるラフォーレエンジニアリングという会社が2017年より販売代理をになっています。これまでに日本国内でオフィスや店舗病院など、様々な場所にこのコールクス社の照明器具が導入されています。
こちらの照明器具、実は業界内でかなり革新的なことで注目されているんですよね!
何が革新的かというと・・・
・どんな環境下でも外界の雰囲気を感じられ、閉塞感による心理的ストレス軽減が期待される
・紫外線を浴びることなく、青空の下にいる感覚を味わえる
と、今までは紫外線に対し繊細であった美術館や、閉鎖的になりがちなオフィスなど。閉塞感による心理的ストレスを軽減したくても中々実現できなかった施設等に人工的ではありますが太陽光を感じることができるようになったことで話題になりました。
実際に患者に対し心理的ストレスが軽減されることが期待され病院でも導入され、非常に好評のようです。
参照画像:https://laforet-eng.com/coelux
私も実際に現物をみたことがあるのですが、確かに青空と太陽光が非常によく再現されており、自分の自宅に取り入れてみたいと思うほどでした。
また1日の流れも完全に再現されており朝日から月夜も再現されていました。
昨今の照明の技術の進歩は目まぐるしく、今後様々な働く環境や住む環境に応える照明器具が開発されると考えるとワクワクしますね!
私も照明空間デザインの幅が広がるので今後の業界に注目していきます。
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