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buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

孫文記念館

2009年11月07日 | 歴史の中の1ページ
今回の旅行の目的のひとつは
関西の1900年代前半に建てられた洋風建築を見ることでしたが、、

山陽電鉄舞子公園駅から徒歩5分、明石海峡大橋の脇にある孫文記念館(移情閣)は
神戸で活躍していた中国人実業家、呉錦堂の別荘『松海別荘』が前身で、
孫文が1913年来日したとき、神戸での歓迎昼食会の会場になった場所です。
孫文を支えた呉錦堂などの神戸の中国人、日本人実業家たちの強い結びつきが感じられます。
1915年、別荘東側に八角三層の移情閣が建てられ、現在は国の重要文化財のひとつに指定されています。
外側は淡いもえぎ色。三角の屋根がかわいい感じがします。
移情閣の内部は、大正ロマンを感じさせる美しいまろやかな内装で、金唐紙という緑の地の上に金色に輝く
花模様の入った壁紙が見事に復元されています。

近代の歴史の流れがうずまく美しい建物です。


写真は移情閣のサンルーフから眺める明石海峡大橋。きれいです。



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