1ヶ月前に卒業年度の学生とランチを一緒にする約束をしました。
それが今日です。
朝から雨が強く、どうなるかな~、と思っていたけれど、中止の連絡もなく
11時半に学校へ。
しばらくすると、夏休み、就活に余念のなかったふたりの留学生が
『先生~っ!』と言いながら研究室に入ってきました。
あいにくの大雨。それで、学校近くの雑誌にもよく取り上げられる「てんぷらや」さんに。
先生と学生の間、と言えども、ご飯を食べている時はみんな幸せな気分。
3人でいろいろな話をしました。
就活、なかなか厳しいようです。
食事の後、デザートを食べながら、それぞれふたりの
やりたいこと、できること、やらなければならなことを話し合いました。
そこで出たのが、今学校で推薦している留学生のための資格試験の有効性
もっと他の資格で推薦した方がいいものがあるのでは、、、?
例えば、BJT(ビジネス日本語)テスト
就職に必要でしょうか?
(外資系に有利、と宣伝していたような気がしますが)
実際には就活でBJTテストのランクを気にする企業はほとんどありません。
となると、日本語能力試験1級。
大学や専門学校に進学する時には必要ですが、これも「あ、あるんですね。」
あって当たり前、ぐらい。就活では特に気にされていません。
漢字検定試験
1級ならさすがに注目されますが、3級はどうでしょうか?
就職活動は日本人も外国人もありませんから。
3級は高校生レベルです。
B検
あまり知られていませんが、専門学校卒レベルのビジネス知識を試すものです。
TOEIC
履歴書に高い点数をかけた方が有利です。ただし、これひとつだけの点数が高くても
高い人はいくらでもいるので、×ということでした。
簿記3級
もし取れていると少々有利です。経理関係には必須ですが、誰でも財務諸表は読めた方がいいもの。
簿記はビジネスマンの基礎とも言われているそうですから。
パソコン検定3級
基礎レベルですが、ないよりあった方がいい、、という感じ。
マイクロソフトオフィススペシャリスト
意外に有利です。
ホームヘルパー2級
外国人でもとる事ができます。ただし、就職でビザが下りるかどうかは(私たちの専攻では)微妙
通関士
合格率25% 母国との貿易に携わるならこの資格が役に立ちそうです。
さてさて、外国人の就職
英語、母国語、日本語+αが求められています。
企業から雇われ得る能力(エンプロイアビリティー)が必要とされるこのご時世
外国人はどこまで食い込んでいけるでしょうか。
がんばってほしいものです。