1年に1度の『北の天王社』のお祭りが始まりました。
900年ほど前に造られた伝統ある神社です。
人通りが少なくなってきた街道沿も『お囃子』の音に活気が出そうですが、
お祭りの目玉のひとつ「花魁道中」は中止になったようです。
『北の天王社』のちょっと向こうには『南の天王社』があります。
鎮座(創建)1300年の由緒あるお宮です。
しかし、今年は『南』のお祭りは中止です。
詳しいことはわからないのですが、地元の人のお話によると
どうも『北』と『南』はライバル関係(?)にあるようです。
息子たちが小さなころは、同じ日程でお祭りが行われていましたが、
いつからか別々に。
街道沿いで半分半分にお祭りをやっているような感じで、
若干寂しくなりました。
さて、3月11日以降、旧東海道の照明もかなり落とされていて、暗い感じです。
この街道沿いに住み始めてから、すでに25年が過ぎましたが、
たくさんあった魚屋さん、八百屋さんが半減しました。
お店のおじさんおばさんの呼び込みの声も、いつのまにか聞こえなくなってしまいました。
増えたの(現状維持)はクリーニング屋さんと飲み屋さんぐらいかな~。
それでもJR山手線と新幹線の駅までは歩いて10分の距離です。
本来なら、もう少し『元気』が期待される街だと思うのです。
ですから、宿場町を盛り上げようという商店街の取り組みも続いていて、
イベントも季節ごとに盛りだくさんです。
たとえば、土日に旧東海道を歩いて見て回る歴史+エコツアーも盛んです。
宿場町の面影を残す観光客目的の『茶屋』もできています。
しかしイベントの中で最も大きなものはやはり『北の天王社』のお祭りだと思うのです。
地元にしっかり根付いています。
今日はいいお天気。
人出が多いといいな~。
午後から、ちょっとまち歩きに出かけてみようと思っています。
写真は創立100年を越えた街道沿いの和菓子屋さん