以前量販店に商社を通して雑貨を販売していた事がありました。 当時パッケージ破損等の返品は売上の3%、一般の専門店の約5倍でした。 セルフサービスによる消費者のパッケージを開けて中を確認してからあけてない商品を買うという行動が主な理由です。 その後ブリスター等中が見えるパッケージが主体となりましたがこれこそ余計なゴミの元凶となってしまいました。
その後ペット等の新素材を利用したパッケージが中心となりましたが、これも何処まで再生品化されているのかさだかではありません。 元々多店舗展開による本部の一括商談で取引量も多く、それを楯に仕入単価も安く、当然メーカーの利益率も下がってきます。 返品された物は当然廃棄処分にまわされ本当に勿体ないと思われました。
一般の専門店で”箱壊れているよ。他の無い?”...”う~んじゃあ50円引いとくから””ありがとう!”などと言う会話が昭和40年頃には聞けたのですが..(^_^;)
マニュアルで自分の責任分担が確立され(それでも気の利かない販売員も多いのですが)、少しでも人件費を安くと考えるスーパーでは無理な事と思われます。
以前製薬会社で錠剤を加工製造している会社に行った事があります。 袋で積み上げられた薬品の原材料がありました。 ”何時から置いてあるの?”と聞いた所、数ヶ月前という返事。 結局薬品に記載されている製造年月日は加工生産された日と言う事でした。
食品にも賞味期限などというものが印刷されていますがこれもX月X日をもって突然賞味が変化するなどと言う事がありえるのでしょうか? 何十年も偽装がまかり通る現代、本当に信用できるのは消費者それぞれの感覚でしかないかもしれませんね。
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【捨てるのモッタイナイ!賞味期限切れ品、スーパーで格安販売】2008年12月5日(金)14:36
賞味期限が切れて2年が過ぎた炭酸飲料が10円、1年過ぎたチューブ入り調味料は38円--。東京都江東区の食品スーパーが、「モッタイナイ商品」と称して賞味期限切れの格安商品を専用コーナーに陳列している。
保健所から指導を受けても、「まだ食べられるものを捨てる方がおかしい。今の日本人は無駄をしすぎ」と撤去を拒否。「期限切れ」と明示しているので、日本農林規格(JAS)法違反には問えないという。
この店は同区亀戸の「サンケイスーパー」。経営者の水野二三雄さん(76)によると、賞味期限切れの商品専用のコーナーは4、5年前、店舗の2階奥に設置した。
1畳ほどのスペースには、ケニアの女性環境活動家でノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの名前と共に「平和賞バンザイ モッタイナイ商品棚」と記された看板が掲げられる。「期限切れ品」「試飲済みです。風味OK」と添え書きもある。
置かれているのは2006年11月が賞味期限の紅茶パックや炭酸飲料など。半年~1年以上経過したジュース類や缶詰、生産が終了した商品も。大半は100円未満で売られ、06年10月が期限のどくだみ茶は98円だった。
◆食品廃棄は「犯罪に等しい」、保健所は弱り顔◆
水野さんによれば、いずれも正規に仕入れたが、売れ残ってしまった商品。本人が味見もし、品質に問題がないことを確認しているという。水野さんは、「戦時中は落ちているものも食べた。今の日本人はまだ食べられる食品を大量に廃棄しているが、犯罪に等しい行為」と話す。
だが、各メーカーは取材に対し、「ブランドイメージに傷がつく」と困惑している。
厚生労働省や農林水産省によると、細菌類の検出や健康被害がなければ食品衛生法には触れず、賞味期限を偽装していなければJAS法上も問題ないという。
区保健所は度々、文書や口頭で撤去を指導してきたが、店側は従わなかった。同保健所は「品質がすぐ落ちるわけではないが、2年オーバーは想定外。商売人としてのモラルに訴えるしかない」と弱り顔だ。
激安スーパーで知られる同店は地元では人気で、「数日ならまだしも、2年とは……」と驚く女性客(57)も、「安いから文句は言えない」と苦笑い。常連客という別の女性(56)は「買う側の責任で判断すればいい。食べる物にも困っている人なら背に腹は代えられないと思う」と話していた。
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その後ペット等の新素材を利用したパッケージが中心となりましたが、これも何処まで再生品化されているのかさだかではありません。 元々多店舗展開による本部の一括商談で取引量も多く、それを楯に仕入単価も安く、当然メーカーの利益率も下がってきます。 返品された物は当然廃棄処分にまわされ本当に勿体ないと思われました。
一般の専門店で”箱壊れているよ。他の無い?”...”う~んじゃあ50円引いとくから””ありがとう!”などと言う会話が昭和40年頃には聞けたのですが..(^_^;)
マニュアルで自分の責任分担が確立され(それでも気の利かない販売員も多いのですが)、少しでも人件費を安くと考えるスーパーでは無理な事と思われます。
以前製薬会社で錠剤を加工製造している会社に行った事があります。 袋で積み上げられた薬品の原材料がありました。 ”何時から置いてあるの?”と聞いた所、数ヶ月前という返事。 結局薬品に記載されている製造年月日は加工生産された日と言う事でした。
食品にも賞味期限などというものが印刷されていますがこれもX月X日をもって突然賞味が変化するなどと言う事がありえるのでしょうか? 何十年も偽装がまかり通る現代、本当に信用できるのは消費者それぞれの感覚でしかないかもしれませんね。
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【捨てるのモッタイナイ!賞味期限切れ品、スーパーで格安販売】2008年12月5日(金)14:36
賞味期限が切れて2年が過ぎた炭酸飲料が10円、1年過ぎたチューブ入り調味料は38円--。東京都江東区の食品スーパーが、「モッタイナイ商品」と称して賞味期限切れの格安商品を専用コーナーに陳列している。
保健所から指導を受けても、「まだ食べられるものを捨てる方がおかしい。今の日本人は無駄をしすぎ」と撤去を拒否。「期限切れ」と明示しているので、日本農林規格(JAS)法違反には問えないという。
この店は同区亀戸の「サンケイスーパー」。経営者の水野二三雄さん(76)によると、賞味期限切れの商品専用のコーナーは4、5年前、店舗の2階奥に設置した。
1畳ほどのスペースには、ケニアの女性環境活動家でノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの名前と共に「平和賞バンザイ モッタイナイ商品棚」と記された看板が掲げられる。「期限切れ品」「試飲済みです。風味OK」と添え書きもある。
置かれているのは2006年11月が賞味期限の紅茶パックや炭酸飲料など。半年~1年以上経過したジュース類や缶詰、生産が終了した商品も。大半は100円未満で売られ、06年10月が期限のどくだみ茶は98円だった。
◆食品廃棄は「犯罪に等しい」、保健所は弱り顔◆
水野さんによれば、いずれも正規に仕入れたが、売れ残ってしまった商品。本人が味見もし、品質に問題がないことを確認しているという。水野さんは、「戦時中は落ちているものも食べた。今の日本人はまだ食べられる食品を大量に廃棄しているが、犯罪に等しい行為」と話す。
だが、各メーカーは取材に対し、「ブランドイメージに傷がつく」と困惑している。
厚生労働省や農林水産省によると、細菌類の検出や健康被害がなければ食品衛生法には触れず、賞味期限を偽装していなければJAS法上も問題ないという。
区保健所は度々、文書や口頭で撤去を指導してきたが、店側は従わなかった。同保健所は「品質がすぐ落ちるわけではないが、2年オーバーは想定外。商売人としてのモラルに訴えるしかない」と弱り顔だ。
激安スーパーで知られる同店は地元では人気で、「数日ならまだしも、2年とは……」と驚く女性客(57)も、「安いから文句は言えない」と苦笑い。常連客という別の女性(56)は「買う側の責任で判断すればいい。食べる物にも困っている人なら背に腹は代えられないと思う」と話していた。
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