ブリキ屋

富の再分配が政治の大きな役目と思っています。
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動き出した百貨店業界とその影で...

2009年06月23日 | 経済
夏物衣料前倒しのセール開催!
やっと動脈硬化で脳溢血の後遺症が残る組織もリハビリの効果が表れてきた?
17か月も前年割れでその原因をチェックしていたのか?

もともとここ十数年にわたり地球温暖化の影響はますます顕著になってきた。
その中で日本はもはや温帯地域ではなくなってきている。
6月に30度を超す日が続き、ゲリラ雷雨と呼ばれるスコールが発生する。

汗だくの日が続き、体が夏に慣れて猛暑を乗り越えたと思う頃、やっとサマーセールが始まる。

それでも後遺症の残る組織は昨日と同じことをしていれば責任を追及されないという体質が残っていた。 だがそれも、なぜ売れないのか? 売れるためにはどのような売り場を作成しどうアピールしたら良いのか? 真剣な意見が討論される会議となった。

自分が昔新卒の就職時代、最も初任給が高額だったのが日本橋を本店とする某百貨店だったのを記憶している。 (立ちっぱなしの接客が相に逢わないのと、身長が高い人はこの業界には向かないと先輩に言われ断念した)

JRには国鉄時代に国民が国のためと思い差し出した土地(もしくは地上権)がある。最近、その価値を活用し始め若干駅から距離のある百貨店が苦しんでいる。
国民も歩いて買い物を楽しむ余裕が無く、品揃えと価格、利便性に目が行ってしまう。

やっと目をさまし始めた百貨店達。 国や地方のサービスもこれと同じだ。
全国民の中で夫婦共働き(現実のデータ上)はかなりの比重になると思う。
なのに銀行や国、地方の行政は住民のためと言いつつ土日祝日は休業だ。
企業には有給休暇を与えろと指導しつつ、従業員がまともに従ったらどう評価され居所さえ危うくなると言うことを理解しているのか?

サービス残業、休日出勤、早朝会議などタイムカードに項目などない。
夜10時の新幹線で東京駅に近付くほど、巨大なビルと目映いほどの窓からの光が見える。 そこにいる人たちの内、何%が残業手当をもらっているのだろうか?

業績評価だけのコミッション制やグループ評価性による給与など正社員の話。
国民のほとんどが期待した民営化の影に隠れた労働力の流動性を改良するためといわれた改革も”企業のための”と言うサブタイトルが抜けていた。

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