ブリキ屋

富の再分配が政治の大きな役目と思っています。
疑問を調べ、情報収集・推察して発表しています。

さらに暗闇の中に...アリを踏みつぶす巨象たち

2008年12月04日 | 政治

アメリカ次期大統領が明確な目標とその達成目標期間を明らかにした。 新たな雇用の創生と2011年という期限です。 そしてそのための最良と思われる人選を公表した。 今アメリカはこの若き指導者の下、人種・宗教・政党の壁を乗り越えて一丸となりこの世界的金融危機に立ち向かおうとしている。
(少なくともそういうイメージを国民に与え、絶望という暗闇の中に光る小さな光明を与えた)
ビッグ3と言われる自動車メーカーのCEOに対しても厳しい反省を求めた。

それに対し日本は? 
■相変わらず毎日失言を繰り返し、マンガは知っていても反省と学習と言う文字をしらない主導者。
■国家的犯罪とも言うべき年金問題のキーマンとも言うべき人間が殺された。 自首した人間が10年もの間無職で第三者の補助を受けていた。 それにもかかわらずもTVではあくまで背後関係を否定し、個人的な犯行として幕を引きたいのが見え見えの元警察関連のコメンテーターの発言。(捜査上そうしておきたいのなら分かるが) そしてそれに同調する解説者。
■トヨタと言う巨象が、しかも相談役と言う要職の人間が”厚生労働省に対してこれ以上つまらない攻撃をするならTVCMをやめるぞ!と言う公開の場での恫喝。
■そして”仰せの通り”とばかりそれに従うへたれなマスコミたち。(悔しい思いをしている当事者の方にはすみません)

この国の正義は何処に? 暴力に屈し、暴言に屈する。 ペンは剣より強しでは無かったのか?
トヨタにとっては一人の国民などアリのようなものだろう。 しかしそのアリたちが自動車を買っているからその巨大企業が保っている事を忘れないで欲しい。 そして日本のアリに嫌われた自動車は外国のアリにとっても魅力ないものになる事を...

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トヨタ奥田氏「厚労省たたきは異常。マスコミに報復も」2008年11月12日21時

 トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の席上で、厚労省に関する批判報道について、「あれだけ厚労省がたたかれるのは、ちょっと異常な話。正直言って、私はマスコミに対して報復でもしてやろうかと(思う)。スポンサー引くとか」と発言した。

 同懇談会は、年金記録や薬害肝炎などの一連の不祥事を受け、福田政権時代に官邸に設置された有識者会議で、奥田氏は座長。この日は12月の中間報告に向けた論点整理をしていた。

 奥田氏の発言は、厚労行政の問題点について議論された中で出た。「私も個人的なことでいうと、腹立っているんですよ」と切り出し、「新聞もそうだけど、特にテレビがですね、朝から晩まで、名前言うとまずいから言わないけど、2、3人のやつが出てきて、年金の話とか厚労省に関する問題についてわんわんやっている」と指摘し、「報復でもしてやろうか」と発言。

 さらに「正直言って、ああいう番組のテレビに出さないですよ。特に大企業は。皆さんテレビを見て分かる通り、ああいう番組に出てくるスポンサーは大きな会社じゃない。いわゆる地方の中小。流れとしてはそういうのがある」と話した。

 他の委員から「けなしたらスポンサーを降りるというのは言い過ぎ」と指摘されたが、奥田氏は「現実にそれは起こっている」と応じた。



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