溜塗（ためぬり）菓子盆

ぎりぎりまで削られ、紙のように薄くなった木地に、
光沢のある漆が塗られています。
江戸時代のお茶の世界で、このようにシャープでモダンな
漆の菓子盆がつくられ、使われていたとは驚きです。
よく完器で残っていたものです。
元箱には、「不及斎好 溜塗菓子盆」とあり、
箱の裏には、
高倉久田家六代挹泉斎（ゆうせんさい）＜1742-1785＞の
花押があります。

（径22,5センチ、高さ2,7センチ）
＜売約済みになりました＞

スンバ銀製装身具

美しい造形です。貝？　それとも太陽？
インドネシアの秘島、スンバのペンダント（又は耳飾）です。
プリミティブのものは、時代判定は難しいので、
「19世紀以前のもの」という言い方しかできませんが、
古代の造形の趣があります。

（最大4,7センチ）
＜売約済みになりました＞

椅子（二人用ベンチ）

楚々とした風情のある二人掛けのベンチです。
日本製。昭和のものでしょうか。
しっかりした造りで、すわり心地がよいです。
場所をとらず、ちょこっと腰掛けるのに便利そうです。

（幅94センチ、奥行32センチ、座高28センチ、
　背もたれ部分の高さ31センチ）
　＜売約済みになりました＞

石製梅竹文硯

掌サイズの小さな硯です。
どこの国のものかな？　と首を傾げる方も多いのでは。
実は、韓国の、高麗末とも李朝初期ともいわれる、
ウンと古い硯です。

（5,5センチ×10センチ、厚さ７ミリ）
＜売約済みになりました＞

常滑「花入れ」

江戸中期頃の常滑でしょうか。
白っぽい釉薬の裏側は、常滑のこげ茶の土。
表情豊かな片身がわりの「花入れ」です。

（内径4センチ、高さ17,5センチ）
＜売約済みになりました＞