こんなのがあったらどうかな・・・と、ユルくマジメに提案していくコーナー。
今回は、バスベイの斜め前を「路線バス以外停車禁止部分」に出来ないだろうかという提案です。
上記画像で説明すると、右側にバスベイを備えた、バス停があります。
そのバスベイの発進側である、斜め前の部分(赤色で塗った部分)を「路線バス以外停車禁止部分」に出来ないでしょうか。その理由は、路線バスの発進をスムーズにするためです。
ちなみに「停車禁止部部分」とは、消防署の前などで見かける機会の多い、自動車が停車してはいけない場所です。この方式を用いて、路線バスの運行をスムーズにしたいと考えました。
例えば、路線バスがやって来ました。
路線バスはバス停に停車し、旅客の乗降を行います。
その間、道路では前方の信号が赤になり、たくさんの自動車が停車する状態になりました。
路線バスは乗降を終えて出発しましたが、道路が混雑していて本線に戻れません。
ようやく青信号となり、本線は流れ始めました。
しかし、第一通行帯は交差点の左折車があるため流れがよくありません。バスは直進したいのですが、左折車の影響を受けて前に進めない状態です。更に、車線変更しようにも第二通行帯も後続車が続いています。
※一般的に、交差点の左折は、速度が低く、横断歩道を渡る歩行者が優先で、時間を費やします
結局、そうこうしている間に、交差点の信号は赤信号になってしまいました。
青信号に変わり、ようやく交差点を通過できた路線バス。
この時、私は時間を測りましたが、信号を1サイクル待ったことにより、約2分の時間を費やしました。乱暴な解釈ですが、これで
路線バスは2分延です。
もしも、バスベイの斜め前を「路線バス以外停車禁止部分」にすることが出来れば、ここに空間が生まれ、路線バスはスムーズに第二通行帯に出られます。左折待ちも、信号待ちも、回避できます。
まとめ
全国的に路線バスは、公共性が高い乗り物です。このようにして通行の優先度を向上出来れば、定時性が高まり、より利便性の高い乗り物に出来ると考えてみました。ただ問題は、路線バスだけを「停車禁止部分」から適用除外することが可能なのかどうかでしょうか。あと、二輪車のすり抜けに注意する必要がありそうです。
信号を操作するPTPSと比較して、大きなコストがかからないのが特長です。