バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

入定

2024年03月09日 | 東北


福島県いわき市遠野町に位置する、入定です。新常磐交通が発着します。



入定(にゅうじょう)は、いわき市と小野町とを結ぶ、県道20号線「いわき上三坂小野線」の途中にあります。

上遠野からやって来たバス路線の終点で、この先の上三坂方面には路線がありません。折り返し所が設けられ、バスはスイッチバックして上遠野へ戻ります。



入定の集落へと進む道路。

更に先は林道となっており、入遠野川に沿って古殿町方面に続きます。ダートだそうで、看板には通り抜け出来ないと表示しています。



県道20号線「いわき上三坂小野線」上三坂・小野方面

バスで来られるのは、ここまでです。



2024年2月現在の時刻表。

入定を発着するバスの運行回数は、朝夕合わせて3回です。

上遠野の車庫を起点に、大平経由が1.5往復、川畑経由が1.5往復あります。運行日は平日の学校登校日のみです。

通学需要のバス路線ですが、新常磐交通の運転手不足や減収を理由に、2024年4月に路線廃止となる事が決まりました。また、沿線の小中学校の再編も予定されており、バス路線廃止後は、市の教育委員会がスクールバスを運行する予定です。



さて、夕方の川畑経由が、山を登って来ました。

バスの屋根上には、スピーカーを設置しています。かつては、自由乗降区間でメロディを流していた名残です。



そして、終点の入定に到着。

バスはバックして、折り返し場に収まりました。



折り返し場の裏側から見上げてみました。



折り返し、上遠野行きとなり、出発を待つバス。

廃止が近いこともあってか、私の他にもバスファンの方が訪れていました。(お疲れさまでした(^^))

学校登校日のみ運行する路線ということで、実際の運行最終日がいつになるのかはわかりません。静かに終えそうです。



最後に、バス停留所は少し高い場所にあるので、集落を見下ろす形になり、ちょっと素敵な景色が眺められます。

これから訪れる、新緑や水鏡の季節は、特に絵になりそうです。しかし、残念ながら、次のその頃にはバスはありません。



<撮影2024年2月>
 

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上遠野

2024年03月07日 | 東北


福島県いわき市遠野町に位置する、上遠野です。新常磐交通が発着します。

遠野町は、いわき市から南西に向かった山間部にある街で、その中心が上遠野です。



ここには、新常磐交通の上遠野車庫が設けられています。



鉄道の駅がない遠野町にとって、バスは第一の公共交通機関です。

上遠野とバス路線で結ばれている鉄道駅は、JR常磐線の湯本駅と植田駅です。所要時分で見ると、湯本駅とは25分前後、植田駅とは30分強で結んでいます。ターミナルの撮影をしていると、根岸発、湯本駅行きのバスが、車庫の前を通過して行きました。



2024年2月現在の湯本駅方面時刻表。



こちらは、湯本駅からやって来た、根岸行き。

根岸は上遠野地区内の停留所で、上遠野の4つ先が終点です。東側の湯本駅方面から来ても、西側の植田駅方面から来ても、街の中心部で乗降できるように系統を設定しています。



2024年2月現在の植田駅方面時刻表。

「湯本駅~上遠野・根岸間」「上遠野・根岸~植田駅間」が上遠野を発着する路線のメインで、加えて、学校登校日は遠野町域内路線も運行しています。運行区間は「上遠野~入定間」で、大平経由と川畑経由の2系統が存在します。



出発を待つ、入定行きと、植田駅行き。

上遠野始発となる便は、車庫内から出発します。

左側の、入遠野の行先を掲出したバスは、学校登校日のみ運行される入定行き。主に通学需要を目的としている路線ですが、運転手不足や減収を理由に、2024年4月の廃止が決まりました。まもなく路線図からは姿を消す路線です。



停留所前には、飲料の自動販売機と公衆電話を設置。

待合室もあります。営業はしていませんが、テナントのような空間もありました。



ベンチが並ぶ待合所内部。

以前は窓口があった模様です。壁面には窓口を埋めた跡がありました。

雨風をしのげるので、交通結節点として、バスの乗り継ぎに便利な場所と言えます。



前を走る道路は、いわき市と石川町とを結ぶ県道。バイパスが完成した現在は、交通量も少なく、ゆっくりとした時間が流れています。上遠野地区には、かつて福島交通も乗り入れ、水郡線の磐城石川とを結んでいましたが、現在はいわき市の部分が廃止となり、新常磐交通のみが発着を続けています。



<撮影2024年2月>
 

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白河の関

2023年05月13日 | 東北


福島県白河市に位置する、白河の関です。福島交通が発着します。

2022年夏の「甲子園大会」。

仙台育英高校が優勝したことで「優勝旗が白河の関を越えた」と話題になりましたが、ここがその話の元ネタになった場所です。

停留所は、栃木県~福島県間を結ぶ県道沿いに設置され、国指定史跡である「白河の関跡地」の最寄りとなります。



史跡「白河の関跡地」

バス停のすぐ目の前が史跡の入口です。



ここを発着するバスは、福島交通「新白河・白河の関線」です。

新白河駅・白河駅~白河の関(関の森公園)間を結びます。



2023年4月現在の時刻表。

平日3往復、土休日2往復。

白河の関自体は、それほど大きな観光名所ではないため、土休日ダイヤならば50分間の折り返しで見学できると思います。



ちなみに、バスは新白河駅・白河駅からやってきて、白河の関の一つ先の停留所、関の森公園が終点。その駐車場で折り返します。

そのまま南下すれば栃木県ですが、県境を越えるバスはありません。

(余談ですが、県境方面へ数キロ歩くと、那須町民バスの追分停留所(栃木県)にたどり着き、そこから黒磯駅へ出る事が出来ます。すなわち、徒歩連絡で白河駅~黒磯駅がバスで繋がります。)



白河神社



「古関蹟の碑」

ここが「白河の関」であったと断定した碑です。

白河の関の歴史は大変古く、ここに関が設けられたのは、奈良~平安時代とされています。古すぎてわかっていない事ばかり。関の正確な場所も不明とされてきました。そこで江戸時代後期、白川藩主松平定信の考察により、白河神社のある、この地が白河の関だと断定されました。



私は、関東から見て、東北の関所が「白河」、西の関所が「箱根」だと、一緒くたに認識していましたが、実のところは年代が全く異なり、前者は「奈良~平安時代」、後者は「江戸時代」となるそうです。



「ここより陸奥(みちのく)」

平安京からの道のりは「東山道」です。不破関(関ケ原)を越えて美濃国へ。飛騨国に入り、神坂峠を越えて信濃国へ。碓氷峠を越えて上野国へ。下野国に入り「白河の関」を経て、ようやく陸奥国へ。

昔の旅人たちは、長い道のりの果てに、この景色を見て、いよいよ陸奥国へたどり着いたのだと、感慨深く感じたのかもしれません。



<撮影2023年4月>
 

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掛田駅前

2023年01月13日 | 東北


福島県伊達郡霊山町に位置する、福島交通の掛田駅前です。

福島交通のバスが発着します。



掛田駅前という名称ですが、現在、ここには鉄道はありません。

1971年(昭和46年)に廃止された、福島交通軌道線の掛田駅駅舎が残され、現在はバス停留所施設として使われています。



それにしても、昭和46年廃止の駅舎にしては、キレイすぎる外観です。

それもそのはず。最近になり、駅舎の復元工事が行われ、2022年11月にその工事が完了。まさに、完成直後の訪問となりました。



駅舎の内部は、バスの待合室として使われています。

待合室には、ベンチ、飲料の自動販売機が設置されていました。



一角には、有人の窓口。

乗車券類の発売を行っています。



レトロチックが照明が、往年のムードを盛り上げていました。



トイレは駅舎の外側から入ります。

古めかしい扉ですが、内部はピカピカでした。



広告看板の並ぶ、自転車置き場。

ここは復元工事前の雰囲気を残していました。



駅舎の付近には、福島交通の掛田車庫を併設しています。



私の訪問時、掛田車庫には3台のエアロスターMが在籍しており、伊達市掛田地区のコミュニティバス(路線バスの廃止代替措置)として活躍していました。

専ら掛田地区を走るので、これらの車両は福島駅へと出てくることはない模様です。



掛田駅前の乗降場所は2箇所。

かつての鉄道プラットホーム跡と、道路側の駅舎前です。

プラットホーム跡地で発車を待つのは、上ヶ戸経由の福島駅東口行き。



駅舎前で発車を待つのは、伊達市のコミュニティバス、掛田・山戸田・掛田【循環線】です。



バスが発車しました。

掛田駅前を発着する路線の行き先は、福島駅東口をメインに、京田(川俣町)の他、3路線のコミュニティバスが存在します。

余談ですが、福島駅東口〜掛田駅前間には複数系統の設定があり、運賃が大人片道500円の系統と、940円の系統に分かれます。運賃額に大きな差が付く理由は、鉄道との競合があるためで、阿武隈急行との対抗上、このようになるのだとか。距離が長くて時間がかかる系統の方が低廉となる現象が起きています。



日が暮れてからの掛田駅舎も、とても素敵な雰囲気。



駅名標には電気が灯り。



車庫では、ベテランのエアロスターが静かに身体を休めているのでした。

最後になりますが、どうやら掛田駅舎の復元工事は、これだけでは終わらない模様です。今後、掛田駅にどのような変化があるのか、楽しみに待ちたいと思います。



<撮影2022年11月>
 

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栃ヶ沢公園(陸前高田市役所前)

2019年03月14日 | 東北


岩手県陸前高田市にある、栃ヶ沢公園(陸前高田市役所前)です。

大船渡線BRT、岩手県交通の一般路線バスと高速バス、コミュニティバスが発着します。

2011年3月に発生した東日本大震災による津波の影響で、JR大船渡線は壊滅的な被害を受けました。鉄道をBRTにより復旧させた際、陸前高田駅は高台に移転した陸前高田市役所(仮庁舎)付近に設置されます。その後、市街地の復興工事が進み、2018年4月1日から陸前高田駅が市街地に戻されると、栃ヶ沢公園へと駅名を変え、大船渡線BRTの枝系統である「陸前高田~陸前矢作」系統が発着するようになりました。



バス停の名称はいくつかあり、大船渡線BRTが栃ヶ沢公園、岩手県交通が陸前高田市役所前、コミュニティバスが市役所前という名称を使っています。



大船渡線BRTの系統図。



時刻表は2018年11月現在。

日中は「陸前高田~陸前矢作」系統のみの発着ですが、朝夕は盛方面への直通もあります。



陸前矢作行きが栃ヶ沢公園に到着。



大船渡線BRTが発車しました。

右手に見えるのは陸前高田市役所(仮庁舎)です。いずれ、市役所も移転するそうです。



陸前高田駅の跡地は更地になっていました。

下の画像は2015年に訪れた時の陸前高田駅です。ほぼ同じ場所で撮影しました。



この駅舎は、2015年3月14日から、駅が移転する2018年3月31日までの、約3年間使われた事になります。

参考
2012年4月訪問 陸前高田市役所前
まだ大船渡線BRTの運行は始まっておらず、市役所前に設けられた岩手県交通のバス停が陸前高田の拠点でした。

2015年3月訪問 陸前高田駅(陸前高田市役所前)
2013年に大船渡線BRTの運行が始まり、2015年に駅舎が完成しました。BRTは新駅舎へ。岩手県交通はそのまま。

2018年11月訪問 陸前高田駅
2018年4月に大船渡線BRTの陸前高田駅は市街地に移転しました。



<撮影2018年11月>

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陸前高田駅

2019年03月11日 | 東北


岩手県陸前高田市にある陸前高田駅です。2018年11月に訪問しました。



2011年3月に発生した東日本大震災。津波の影響で陸前高田の市街地は壊滅的な被害を受けました。その甚大な被害から、復興計画では市街地の土地を10m以上かさ上げるという大がかりな工事を行います。

2018年4月1日、高台に移転していた大船渡線BRTの陸前高田駅は、市街地に戻りました。そして、半年後の9月30日には交通広場が完成します。今回はその新しい陸前高田駅を紹介します。



こちらが完成した交通広場の入口です。



ロータリー式になっていて、大船渡線BRT、岩手県交通の路線バス、コミュニティバス、タクシーなどが集まります。



広場の一角には、立派な駅舎が立っていました。



中に入ってみます。

空調の効いた待合室で快適にバスを待つことができます。



大船渡線BRTの運行情報(バスロケ)。



バリアフリー対応のトイレ。



「みどりの窓口」も入っています。



ここからはバス発着場の紹介です。

まずは岩手県交通の路線バスの発着場です。一ノ関~大船渡間の特急バスが停車中。



岩手県交通のバスポール。



時刻表は2018年11月現在のもの。

残念ながら現在は都市間高速バスの発着は行われていません。今後の乗り入れに期待です。



こちらはコミュニティバスとタクシーの発着場です。



コミュニティバスのバスポール。



時刻表は2018年11月現在。



最後に大船渡線BRTの発着場です。盛行きが停車中。



大船渡線BRTのバスポール。



時刻表は2018年11月現在。

概ね1時間に1本が確保されています。陸前高田駅は「気仙沼~陸前高田~盛」系統と「陸前高田~陸前矢作」系統が分岐する駅となっています。



新しい街が開かれたのは陸前高田の北側です。交通広場の南側は今も津波の爪痕が残っていました。



作業を続ける多くの重機たち。



土地のかさ上げが行われなかった南側は、これからどのように復興を進めて行くのでしょうか。



遠くを望むと、街を守る高い防潮堤の存在に気が付きます。かさ上げされた陸前高田駅からでも海は見えません。



陸前高田駅のそばには「復興まちづくり情報館」があります。



海沿いにあった追悼施設も移転してきました。



再び、陸前高田駅の北側に目を向けます。

大型ショッピングセンター「アバッセたかた」が2018年4月にオープン。スーパーマッケットやドラッグストアの他、仮設店舗で営業所を続けてきた地元店などが入居。市立図書館も併設されるなど、陸前高田の核となる施設となりました。



震災から7年以上が経過し、ようやく街らしい光景が戻ってきた陸前高田。



これまで、震災から復興工事の過程で陸前高田の交通の拠点は何度か移転しましたが、いよいよ本設となりました。

陸前高田の新しい街づくりが目に見える形で進められています。

関連
2012年4月訪問 サンビレッジ高田
震災直後に陸前高田の交通の拠点となったのは、サンビレッジでした。

2012年4月訪問 岩手県交通 高田バスターミナル
陸前高田の市街地は壊滅状態でした・・・

2012年4月訪問 陸前高田市役所前
まだ大船渡線BRTの運行は始まっておらず、市役所前に設けられた岩手県交通のバス停が陸前高田の拠点でした。

2015年3月訪問 陸前高田駅(陸前高田市役所前)
大船渡線BRTは2013年4月に運行開始。2015年には大船渡線BRTの陸前高田駅、新駅舎が完成しました。

2015年3月訪問 奇跡の一本松駅
市街地をかさ上げする復興工事が行われていました。



<撮影2018年11月>

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肘折温泉

2017年03月30日 | 東北


山形県最上郡大蔵村にある、肘折温泉です。山交バスが発着します。



新庄駅から山交バスで1時間弱。「肘折温泉~新庄線」の終点です。

バスのターミナルは、温泉街の中程に位置する折り返し所です。到着したバスは公道からバックをして停留所に据え付けられます。



停留所には、待合所とトイレ、飲料の自動販売機が設けられていました。



肘折温泉の案内図。

ここは1200年以上の歴史を持つ秘湯です。名前の由来は「肘を折った老僧が温泉で傷を癒した」という逸話からだそうで、切り傷ややけど、皮膚病などに効く泉質です。



山の奥深い場所にあるためか、大型ホテルはなく、いわゆる俗化されていない古くからの温泉街が今も継承されています。



公衆浴場「上ノ湯」

バスターミナルのすぐそばにあり、豊かに溢れる温泉を楽しむ事が出来ます。バスの待ち時間に入浴しましたが、とってもいい湯でした♪



さて、バスファンにとって、肘折温泉とは「狭隘で曲がりくねった道路を大型バスが通過する場所」としても有名です。



バスが来ました!



運転手さんはハンドルを左に切り、、、



カーブ(というより、ほぼ直角(^^;))を曲がると、、、



ハンドルを戻し、、、



続いて右へ、、、



大型ショート車といえども、見事なまでのバスの挙動に圧巻されます。



最後の難所をクリア!



終点の肘折温泉に到着しました。

温泉の集落内には、このような難所がいくつも存在します。



一見すると、バスが通れるような道ではないのですが、、、



ドーン!と登場する山交バス。

当然、すれ違いなんて出来る訳がありません。

私が撮影した時も自家用車と鉢合わせしていましたが、慌てる自家用車の運転手さんに「あそこの駐車場に入りなさい!」と見かねた地元の方が助け舟を出す光景が見られました。(突然、バスが出てきたら驚きますよね(^^))



ちなみに、温泉街の停留所は一つではなく、「第一停留所」、「第二停留所」、「肘折温泉」と、数十メートルごとに設置されているので、利用者はそれぞれが使いやすい停留所で乗降出来るようになっています。



最後に、ご存じの方も多いとは思いますが、山交バス「肘折温泉~新庄線」は2017年3月31日を最後に廃止される事になりました。4月1日からは大蔵村の村営バスが同区間を代替する事になります。運賃は、これまでの約半額600円となり、便数も増回されます。



私は肘折温泉を訪問してみたいと、以前から考えていましたが、いかんせん場所が場所なだけに、これまでずっと未訪問でした。最後の最後に背中を押してくれた方もいて、ギリギリ間に合った感じです。

秘境であり、秘湯でもある肘折温泉。今回はバスが目的だったので数時間しか滞在出来ませんでしたが、いつかはここで時間を忘れ、しみじみと骨休みをしてみたいと思いました。



<撮影2017年3月>
コメント (3)
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庄内交通 湯田川温泉 その1

2015年12月23日 | 東北


山形県鶴岡市にある、庄内交通の湯田川温泉です。温泉街に停留所があり、庄内交通の一般路線バス「鶴岡~湯田川温泉~越沢線」が発着します。



ターミナルの待合室です。



中にはベンチが並んでいます。現在は窓口はなく無人で、奥には除雪道具などが置かれているのが見えました。



2015年11月現在の時刻表。越沢方面と鶴岡駅前(エスモール)方面で本数が違うのは、鶴岡~湯田川温泉間の折り返し系統が存在するためです。



バスの折り返し所の中から撮影しました。この場所には湯田川温泉折り返し系統が入ります。



撮影していると、朝の湯田川温泉止まりがやってきました。



バックして折り返し所に入るために、いったん湯田川温泉のターミナルを過ぎて停車します。



ゆっくりとハンドルを切りながらバックします。



バスがスルスルと建物に吸い込まれていきます。



バスが収まりました。



折り返し、エスモール(鶴岡駅前)行きの発車時刻まで、バスは待機します。


その2へ続く

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庄内交通 湯田川温泉 その2

2015年12月23日 | 東北
その1の続き



湯田川温泉のターミナル周辺を散策してみましょう。



宿泊していた温泉旅館で下駄を借りて、トコトコと温泉街を散歩。



共同浴場「正面の湯」。



その向かいには足湯もあります。



湯田川温泉の共同浴場は加水、加温、循環をしない「天然かけ流し」。泉質が良く、湯量も豊富で癒されます♪



山の階段を登って梅林公園へ。11月に訪れたのでこんな風景ですが、春の見頃は多くの見物客で賑わうそうです。



鶴岡方面を見渡します。晴れていれば、素敵な景色かも。



湯田川温泉の集落。



最後に由豆佐売神社を訪問して旅の無事を祈りました。



再びターミナルに戻ってきました。



ここで時間を変えて、夕暮れのターミナル。私はこのバスで湯田川温泉に到着し、宿泊しました。

湯田川温泉は、大変静かな場所で、なんといっても泉質がいいです。のんびりと心の洗濯をしたような気持ちになりました。



さて、そろそろ湯田川温泉を離れる時間です。旅館に戻り、荷物をまとめてチェックアウト。9時30分発の便は、湯田川温泉始発ではなく、越沢から山を下りてきます。停留所に着くと、それぞれの宿を出発した旅人達が列を作っていました。



<撮影2015年11月>

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仙台駅東口さくらバスターミナル・高速バス仙台駅東口

2015年08月23日 | 東北


宮城県仙台市、JR仙台駅の東口すぐの場所にある仙台駅東口さくらバスターミナル・高速バス仙台駅東口です。いわゆる高速ツアーバスから乗合移行したブランドが発着するターミナルです。



さくら観光の仙台営業所1階がバスの待合所となっており、店内にはベンチ、テレビの他・・・



「さくら高速バス」専用の予約機や窓口が設けられています。係員さんが「いらっしゃいませ!」と笑顔で迎えてくれました。



待合所内には時刻表や、仙台の観光マップが置かれています。



おそらく、桜交通やインフォマティックが運行するブランドのみだと思いますが、窓口があるために直前でもチケット購入が出来るのがポイントで、私が訪問した際もフリー乗車の申込みに来た方を目撃しました。



紹介した待合所は「さくら高速バス」ブランド以外でも利用出来ます。



さて、建物の裏側にあるバスの乗降場へ移動しました。



ポールには「仙台駅東口さくらバスターミナル」と表記されています。



2015年6月現在の時刻表。ここからは「さくら高速バス」「キラキラ号」「散策バス」ブランドのバスが発着します。



続いて、歩いて1分程度の場所にある「高速バス仙台駅東口(旧代ゼミ前A)(旧代ゼミ前B)」。





旧代ゼミAと旧代ゼミBの2つのポールがあります。



2015年6月現在の時刻表。「WILLER EXPRESS」(将来は移転計画あり???)、「JAMJAMライナー」「オリオンバス」ブランドが発着します。



最後に「高速バス仙台駅東口(ヨドバシカメラ前)」。



2015年6月現在の時刻表。「ナイトライナー」「ミルキーウェイエクスプレス」ブランドが発着します。



…ここまで、駅前の待合所と、3か所の停留所を紹介しました。特に駅前に窓口があって、直前でもバスのチケットを購入出来る点は、大きな利点だと感じます。ネット販売が主体のツアー移行ブランドですが、このように気軽に利用できれば、これまでとは違う新しい層の乗客を集められるのではないでしょうか。



<撮影2015年6月>
コメント (3)
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