バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

・新宿地区 バスポールが立ち始めました

2013年07月27日 | ツアーバス 乗合移行
高速ツアーバスから乗合バスへの移行期限である7月31日まで1週間を切りました。新宿地区に続々とバスポールが立ち始めましたのでレポートしたいと思います。



まずは新宿西口のコクーンタワー付近です。左側に新しいポールが2本(白色)立っているがわかりますか。



私が把握している限り、ここは新宿地区の各社降車停留所になるようです。高速ツアーバスでも乗降によく使われている場所でした。



続いて、WEバスの工学院大学前です。新宿センタービル付近にある停留所ですが、バスポールがWEバス専用のものから一般的な行燈式に更新されました。工学院大学前の他、同じく新宿センタービル付近にある東通り停留所も同様に更新されており、新規に高速バスが発着するの為ではないかと予想されます。



場所が変わり、都営バスの中央公園停留所。以前紹介した場所です。新宿駅方向に3か所(上記画像)、反対側に1か所バスポールが立ちました。



再び場所が変わり、WEバスの新宿ワシントンホテル前停留所です。ここも工学院大学前、東通り停留所と同様にバスポールがWEバス専用のものから一般的な行燈式に更新されています。(以前の姿はコチラの下の方を参照)



バスポールはありませんが、以前紹介した新宿南側バス駐車場。新高速バスのりばと表記されていますので、ここもバス停留所になるようです。広栄交通バスのブルーライナーや、トラビスジャパンなどの高速バスが使用するようです。



最後に、こちらも以前紹介した佐山ビル前。新宿地区ではバスポールが一番早く立った場所です。

…この他にも乗合移行組が発着するバス停留所はあるのでしょうか?新宿地区はバス停留所の場所が広域に分散しており、迷わないように自分が乗車するバスの停留所や集合場所を事前にしっかりと確認する事が重要です。特に待合所等に集合の場合、発車時間の前に集合時間が設定されているので注意して下さい。
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・ツアーバス乗合移行 大阪地区のバス停留所は

2013年07月19日 | ツアーバス 乗合移行
ツアーバスの乗合移行期限である2013年7月31日まで残りわずか。今後新設される予定の大阪地区の停留所を見て来ました。



まず、こちらは大阪のミナミ、天王寺地区にある天王寺公園バス駐車場です。



あるツアーバスのHPによると、天王寺地区の停留所はこの「天王寺公園バス駐車場」になる模様。



この日は平日の朝に訪れたので、いわゆる高速ツアーバスではなく、○○バスツアーの集合場所として使われていました。左側にJR線の架線柱が見えますが、天王寺の駅からも近くて便利な場所だと思います。



ちなみに、天王寺公園バス駐車場の出口には現在使われていない停留所があります。ここを使うのか、駐車場から乗降するのかはわかりませんでした。



続いて、こちらは大阪のキタ、梅田地区にあるプラザモータープールです。



ここも天王寺公園バス駐車場と同様に梅田地区の観光バスの駐車場として定番の場所です。



私が訪れた時には、高速ツアーバス「キラキラ号」が駐車していました。この場所も「プラザモータープール<大阪梅田>」という停留所になる模様です。

この他、画像はありませんが、心斎橋付近には「長堀バス駐車場」という停留所も出来るようです。ツアーバスの乗合化において、大都市におけるバス停留所の確保という問題は、大阪地区では駐車場の停留所新設という形で落ち着きました。事業者によってはウィラーのように独自でターミナルを確保したり、この他の場所から発着するバス事業者もあります。バスに乗車する時はこれまで通り、自分のバスがどこから発着するのか、ちゃんと事前に確認する事が必要です。



さて、せっかくなので撮影出来た大阪地区以外の停留所新設予定場所も紹介します。こちらは京都駅八条口にある観光バス駐車場。まさに駅前です。この場所の辺りにも停留所が出来る予定。



そして名古屋駅。名古屋地区において、ツアーから乗合移行組のバス停留所は笹島という場所がメインなのですが、夜行便など駅前の観光バス乗降場所から発着する便もあるようです。

<撮影2013年6月>

※停留所名は同じ場所でもバス事業者によって異なるかもしれませんし、これから変更になる可能性も否定出来ません。一部推測で書いてる部分もありますので参考程度でお願いします。
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・「高速バス 西新宿」停留所???

2013年07月10日 | ツアーバス 乗合移行
ツアーバスの路線移行期限を目前に控え、各ツアーバスのHPでは、路線移行後のダイヤやバス停留所の案内が表示されるようになりました。「○○ツアーバスは、路線移行後のバス停留所はココになるのか、、、△△ツアーバスはココか…」と調べていると、新宿地区には『高速バス 西新宿』という停留所がやたら目に入るのに気が付きます。それも場所は一つではなく複数。「高速バス 西新宿」とは、どんな場所なのでしょうか???

そこで、その中の2つを実際に見て来ましたのでレポートします。



ここはあるツアーバス路線移行後の停留所の一つで、「高速バス 西新宿(新宿中央公園)」と表示されている場所です。



都営バス宿74系統の「中央公園」停留所として使用されています。



2013年4月現在の時刻表。新宿西口~新宿車庫を結ぶ宿74系統の入出庫のみが走行するために本数は多くありません。このバス停留所、もしくはこの近辺に「高速バス 西新宿(新宿中央公園)」停留所が設けられると思われます。



続いて、ここもあるツアーバス路線移行後の停留所の一つで、「高速バス 西新宿(新宿ワシントンホテル前)」と表示されている場所です。



新宿駅周辺循環型バス「WEバス」の「新宿ワシントンホテル前停留所」です。

この他にも「高速バス 西新宿 新宿センタービル西側」という場所も見つけられました。まだ路線移行後のダイヤ等の発表がないツアーバスもありますし、これから「高速バス 西新宿」シリーズが増えるのかもしれません。
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・撮ったまま/新宿南側バス駐車場

2013年07月02日 | ツアーバス 乗合移行


以前紹介した新宿駅付近に建設中だった観光バス乗降施設。2013年7月1日から稼働を始めました。この「新宿南側バス駐車場」からはツアーバスの「ブルーライナー」が発着を行っています。



この場所は新宿駅からも近いです。



OK商事が企画実施しているツアーバス「ブルーライナー」は、HPで8月1日からの乗合バス移行を表明しています。関東~関西間が「広栄交通バス株式会社」、関西~福岡間が「有限会社つくしの観光」により運行されるのだとか。もしかしたら、この場所がそのまま「ブルーライナー」の停留所になるのかもしれません???

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・2013年7月 新高速バス移行まで1ヶ月

2013年07月01日 | ツアーバス 乗合移行
2013年7月。新高速バスによるツアーバスの路線移行期限である7月31日まで、いよいよ1ヶ月を切りました。

各社の動向を見ていると、ツアーバスの運行は2013年7月31日の昼行便まで。日付をまたぐ夜行便からは乗合路線バスとして運行を行うようです。今、この原稿を書いている6月30日現在、私が見つけられた限りでは、ブランド名で「ウィラーエクスプレス」、「キラキラ号」、「VIPライナー」の3つが路線移行後の発売を開始。その他のツアーバスも路線移行の予告をHPに発表するなど、路線移行に向けた準備が進められています。



さて、ウィラーアライアンスの新商品発表会を取材させて頂く機会がありました。画像は路線仕様になったウィラーエクスプレス関東のセレガです。元々、路線化を意識した新しい車両ですので大きな変化はないのですが…



これまで表記されていた「貸切」の文字がありません。関東に住んでいると貸切表記のないウィラーカラーは見る事がありませんので、とても新鮮でした。



さて、ウィラーが路線化にあたり、力を入れているのが川崎駅。1日に39便の運行を行います。停留所が出来ると思われる場所は工事中で、まだバスポールは立っていませんでした。川崎駅から向かうと京浜急行の高架に沿い、デパート「さいか屋」の隣に位置します。

川崎駅は大都市にも関わらず、高速路線バスの運行が少なく、夜行便に至っては発着が全くありません。長距離高速路線バスの穴場であると同時に、東京、横浜が近いために、これまで長距離高速路線バスが育ちにくかった環境でもあります。



しかし、ウィラーがとった戦略は、川崎駅にバス停留所を設置しただけではありませんでした。ウィラーの川崎駅バス停留所は、複合商業施設「ラ チッタデッラ」に隣接しています。シネマコンプレックスの「チネチッタ」、19ものレストラン、ライブハウス「クラブチッタ」などの設備があり、ウィラーでは川崎駅発着のバス予約者への特典として「ラ チッタデッラ」で利用できる割引クーポン付きメールを送り、出発前や到着後に「ラ チッタデッラ」を満喫出来るようにするそうです。



「ラ チッタデッラ」内には「WILLER専用運行モニター」の設置もされるのだとか。バス乗車の前でも安心して利用できます。



壇上でプレゼンテーションを行う、村瀬茂高社長。

ツアーバスの路線化にあたり、ただ停留所を設置するだけではなく、このようなエンタテイメントと組み合わせるのはウィラーらしい戦略だと思いました。8月1日からは「WILLERバスターミナル大阪梅田」がある梅田スカイビルに、ウィラートラベルによる「ウィラーカフェ」のオープンも予定されています。


…さて、報道によると、ツアーから乗合路線バスへの移行を希望している57社のうち、48社が乗合バスの認可申請を提出(6月17日現在)しているそうです。運行受託を申請した貸切バス事業者も20社あるとか。どこまで増えるかわかりませんが、私はとても把握しきれそうにありません。2013年7月31日(ナナ・サン・イチ)は日本のバスにおける歴史的な日となりそうです。
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・新宿に登場したバス停留所のポール

2013年06月23日 | ツアーバス 乗合移行


高速ツアーバスの路線移行期限である2013年7月が近づき、遂に新宿にバス停留所のポール設置が始まりました。ここはキラキラ号でお馴染み、旅バスが発着すると思われる新宿の停留所です。右側にあるビルの2階に高速バス待合所が出来るのだとか。



ポールは太陽光発電タイプでしょうか。まだ何も表示はされていません。

…それにしても、このバスポールが一つ立つのに、これまでどれだけの人が熱く議論し、悩み、解決してきたのでしょうか。「バス事業のあり方検討会」、「高速バス停留所調整協議会」などをはじめ、難産の末に生まれたバス停留所。これからどのように成長させていくのか楽しみです。新品の停留所ポールがキラキラと輝いていました。
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・2013年6月 新高速バス移行まで2ヶ月

2013年06月01日 | ツアーバス 乗合移行
2013年6月。新高速バスによるツアーバスの路線移行期限である7月31日まで2ヶ月を切りました。



路線移行期限が近づくなか、私達の目に見える変化が現れるようになりました。こちらはウィラートラベルが企画・実施する高速ツアーバス。側面にサボ受けが取り付けられています。



ドア側側面や後方にLED表示器のない車両に設置されているので、恐らくサボ受けには行き先表示が入るのではないかと思われます。画像はウィラーエクスプレス東海の車両ですが、同様にウィラーエクスプレス関東や、さやま交通を始め、各社のウィラーカラーの車両に設置が進められているようです。



後方のサボ受け。画像はありませんが、エアロキングにも設置されていました。



場所は変わり、ここは東京駅八重洲南口から徒歩5~10分程度の場所にある丸の内鍛冶橋駐車場です。

路線バスの休憩や、ツアーバスの集合場所、いわゆる観光バスなどが利用している丸の内鍛冶橋駐車場ですが、九州運輸局が公表している申請状況(←これを最初に見つけて下さった方、ありがとうございます。驚きました。)によると、東京側の停留所を丸の内鍛冶橋駐車場で申請している事業者があるようです。更に新聞報道によると、関西圏でもターミナル駅周辺の駐車場に停留所を設置しようとする動きがあるようで、既存の駐車場に停留所を設置する方法は、協議会が開催される程に難航している大都市停留所問題解決の一つの糸口になるのかもしれません。

既存の駐車場に停留所を設けるやり方は、しずてつジャストラインの「横浜ライナー」が元町・中華街・横浜人形の家で実施するなど前例もありますね。



さて、新宿駅~代々木駅間にこんな場所があると聞いて見に行ってきました。観光バス乗降施設と書いてあるので、今回の路線移行とは全く関係ない可能性もありますが、気にもなります。



民間の駐車場だった場所のようです。

…私達が目で見る事が出来る、知る事が出来る情報から記事を書いてみました。移行まで残り2ヶ月。路線移行した高速バスの予約が1ヶ月前から出来ると仮定して、早い所ではそろそろ路線移行のリリースがあってもいいかもしれませんね。(さすがにまだ早い???)
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・2013年5月 新高速バス移行まで3ヶ月

2013年05月06日 | ツアーバス 乗合移行


2013年ゴールデンウィークです。新宿駅西口近辺ではゴールデンウィーク期間中に普段より多くの高速ツアーバスの姿が見られました。

いわゆる高速ツアーバスの乗合への移行期限は今年の7月まで。8月からは路線バスとして運行する事になっています。ツアーバスの運行を行っている貸切バス事業者は2013年4月26日現在で203社ありますが(国土交通省の高速ツアーバス運行事業者リストより)、高速バスとして運行を続けるためには「乗合バス事業者に移行する」方法と、これまで旅行企画・実施会社からツアーバスの運行を請け負っていたのと同様に「乗合バス事業者から高速路線バスを受託する」方法があります。

どちらにせよ、現実問題として繁忙期には既存の高速路線バスが増便に増便を重ねても満席便が多いのが現状ですので、ツアーバスの乗合移行が利用者の混乱を招かないようスムーズに(書くまでもありませんが安全面はおろそかにせず)進むといいなと思います。



さて、気になっているのが帝産観光バス。新聞報道等によると2012年12月に日本交通と共に西日本JRバスとの管理の受委託の許可を取得しました。ゴールデンウィークには路線バスとして帝産観光バスの西日本JRバス便を見られるかと期待していましたが、実際のところは受託便の運行はまだ行われておらず、日本交通のみが西日本JRバスの受託を行っています。そのうち西日本JRバス便の帝産観光バスが見られる事でしょう。

ツアーバスの乗合バス移行まで残り3ヶ月弱。8月1日は刻々と近づいています。
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・2013年4月 新高速バス移行まで4ヶ月

2013年04月01日 | ツアーバス 乗合移行


4月になりました。2013年度のスタートです。



3月下旬の金曜日深夜、ふらりと新宿住友ビルにあるWILLERバスターミナル新宿西口を見学してきました。春休み期間中だからでしょうか。特に若い世代の利用者が多く、賑わいを見せています。



待合室にある案内板。10分ごとに各方面へと高速ツアーバスが発車します。同時刻に3台や4台の発車があり、そのほとんどがウィラーエクスプレス便でした。お馴染みのピンク色のバスばかりです。



待合室からバスのいる駐車場までは若干距離があり、スタッフの方々が誘導しています。そのスタッフの人数の多さにまず驚かされました。そして皆さん、よく声が出ていて乗客を迎える姿勢がうかがえます。乗客を乗せたピンク色のバスが発車すると、すぐに駐車場には再びピンク色のバスが回送されて来て乗車…の繰り返しで、軽快な動きのスタッフの方々と合わせ、とても元気な印象を持ちました。

さて、2012年7月に新高速バス制度がスタートしました。高速ツアーバスの高速乗合バスへの移行期間は2013年7月までとされています。ウィラートラベルが企画実施するウィラーエクスプレスも8月には高速乗合バスへと移行している事でしょう。



高速バス表示ガイドラインによって、掲出されている高速ツアーバスの表示。高速乗合バスへの移行後はこの表示は見られなくなるものと思われます。



新高速バス制度では乗合バス事業者から貸切バス事業者への委託が一定の割合で認められています。高速乗合バスへの移行後は、ウィラーエクスプレスにおける貸切バス事業者での運行はどのようになるのでしょうか。



高速乗合バスへの移行の期限となる7月31日まで残り4ヶ月。まだ、どのツアーバス事業者も路線移行への具体的なリリースはされていません。カタチとなって私達の目には触れていませんが、恐らく水面下では移行に向けて様々な動きがあるのだと思います。停留所の問題、認可申請、管理の受委託…等々。これからの4ヶ月間、高速バス業界の変革に目が離せません。
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