先日、友人 (というか彼) が、風邪をひいてしまって、寝込んでいる ... という記事 (「おうちへ帰ろう」) を書いたのだけれど。
あれから、良くなったのかな ... と思っていたら、無理がたたって、ぶり返してしまったもよう ... 。
そのため、先週末は、看病をしておりました。 (看病というほどではないけれど。 おかゆを作ったり、いろいろ必要なものを買い出したり ... )
昨日作った、中華粥は、好評だった。 インターネットで検索して、出てきたページのレシピをそのまま作っただけなのだけれど。 土鍋で作ったのが良かったのかもしれない。
『Go on』 - 「ガクショク」 - #33 風邪に効く料理
ふだん料理をしない私でも、失敗せずに作れたので、とても簡単。 でも、おいしい。 鶏がらスープと豆乳が、決め手なのかしら。 仕上げにちょいと たらしたごま油も、とってもいい香り。 しょうがとねぎの効力か、ぽかぽかと身体があたたまった。
ただでさえ、消化器系が丈夫ではないうえ、風邪をひいているときなので、なるべく消化の良いものを、と思っているのだけど、いつも、同じようなものだと やはり飽きてしまうようなので、このレシピはなかなか掘り出し物だったかも ... と、かなり自己満足。 ... と言っても、検索結果の一番上に出てきたというだけなのだが ... 。
おいしく食べてもらって、しっかり栄養補給してもらえると、看病するほうとしても、安心できる。
(ドリンク剤や、サプリメント類などは、胃腸に “クル” らしく、あまり彼には合わないようだ)
しかし。 ほんとうは、三日間くらい休んで、消化の良いものを食べて、あたたかくして寝ていられたらいいのでしょうけれど、社会人ともなると、そうもいかないようで ... 。
せっかくちょっと良くなりかけたのに、昨夜もまた、のっぴきならぬ用がある、と言って、出かけてしまって ... 。
そんなふうでは、いつまで経っても、治らなそう ... 。
はあ~。 早く元気になってくれると、いいなあ~。
そうそう。 彼に元気を出してもらおうと、看病しながら、風邪にまつわる笑い話をしてあげた。
(こんなときでも、ついつい、ふざけてしまう私 ... )
一.
私の友人、P くん (日本人)。 天然ボケが炸裂している舞台俳優。
ある日、劇団の稽古場にいたら、同じく劇団員の J くんから、P くんに電話がかかってきた。
「わるい、おれ、風邪ひいて、今日は稽古に行けないわ」 と、J くん。
「おお、そうか、大丈夫か? 熱あるのか?」 と、P くんが訊ねたところ、 J くんは、ちょっと冗談を言ってみよう、と思い、
「あ、うん、五十度くらいあるんだよ」 と言ったら ... 。
「ええええ~! まじで?! それやばいよ! 今日は、ほんと来なくていいから、寝てなよ」 と、本気に受け取り、こころから心配する P くんなのであった。
そして、電話を切ると、稽古場にいた人全員に、「アイツ、熱が五十度あるんだって」 と吹聴して回ったとか ... 。
あの ... 、五十度あったら、死にます。
二.
同じく、天然ボケの P くん。
今度は、P くんが風邪をひいてしまった。
心配した友だちが、薬を持って、P くんの家に遊びに来た。
お友だちいわく、「この薬、すげえよく効くから、飲めよ。 これさえ飲めば、どんな風邪も一発で治るから」
すると、P くんは、
「おお、そうか。 じゃあ、もうちょっと悪くなったら、飲むね」
... 。
悪くなるのが前提の風邪なのかしら ... 。
* 遠く離れた、被災された方々に、愛のともし火を。 そして、なにより、身近な大切な人に、ぬくもりを。 (2004.11.1)
BGM:
Ray Charles with Betty Carter ‘Baby, It's Cold Outside’
(クリスマスの時期にぴったりな、スタンダード曲)
(Louis Armstrong さん、Holly Cole さんや Vanessa Williams さん、Tom Jones さん、Rod Stewart さんなどなど、いろんなかたが歌われています)
あれから、良くなったのかな ... と思っていたら、無理がたたって、ぶり返してしまったもよう ... 。
そのため、先週末は、看病をしておりました。 (看病というほどではないけれど。 おかゆを作ったり、いろいろ必要なものを買い出したり ... )
昨日作った、中華粥は、好評だった。 インターネットで検索して、出てきたページのレシピをそのまま作っただけなのだけれど。 土鍋で作ったのが良かったのかもしれない。
『Go on』 - 「ガクショク」 - #33 風邪に効く料理
ふだん料理をしない私でも、失敗せずに作れたので、とても簡単。 でも、おいしい。 鶏がらスープと豆乳が、決め手なのかしら。 仕上げにちょいと たらしたごま油も、とってもいい香り。 しょうがとねぎの効力か、ぽかぽかと身体があたたまった。
ただでさえ、消化器系が丈夫ではないうえ、風邪をひいているときなので、なるべく消化の良いものを、と思っているのだけど、いつも、同じようなものだと やはり飽きてしまうようなので、このレシピはなかなか掘り出し物だったかも ... と、かなり自己満足。 ... と言っても、検索結果の一番上に出てきたというだけなのだが ... 。
おいしく食べてもらって、しっかり栄養補給してもらえると、看病するほうとしても、安心できる。
(ドリンク剤や、サプリメント類などは、胃腸に “クル” らしく、あまり彼には合わないようだ)
しかし。 ほんとうは、三日間くらい休んで、消化の良いものを食べて、あたたかくして寝ていられたらいいのでしょうけれど、社会人ともなると、そうもいかないようで ... 。
せっかくちょっと良くなりかけたのに、昨夜もまた、のっぴきならぬ用がある、と言って、出かけてしまって ... 。
そんなふうでは、いつまで経っても、治らなそう ... 。
はあ~。 早く元気になってくれると、いいなあ~。
そうそう。 彼に元気を出してもらおうと、看病しながら、風邪にまつわる笑い話をしてあげた。
(こんなときでも、ついつい、ふざけてしまう私 ... )
一.
私の友人、P くん (日本人)。 天然ボケが炸裂している舞台俳優。
ある日、劇団の稽古場にいたら、同じく劇団員の J くんから、P くんに電話がかかってきた。
「わるい、おれ、風邪ひいて、今日は稽古に行けないわ」 と、J くん。
「おお、そうか、大丈夫か? 熱あるのか?」 と、P くんが訊ねたところ、 J くんは、ちょっと冗談を言ってみよう、と思い、
「あ、うん、五十度くらいあるんだよ」 と言ったら ... 。
「ええええ~! まじで?! それやばいよ! 今日は、ほんと来なくていいから、寝てなよ」 と、本気に受け取り、こころから心配する P くんなのであった。
そして、電話を切ると、稽古場にいた人全員に、「アイツ、熱が五十度あるんだって」 と吹聴して回ったとか ... 。
あの ... 、五十度あったら、死にます。
二.
同じく、天然ボケの P くん。
今度は、P くんが風邪をひいてしまった。
心配した友だちが、薬を持って、P くんの家に遊びに来た。
お友だちいわく、「この薬、すげえよく効くから、飲めよ。 これさえ飲めば、どんな風邪も一発で治るから」
すると、P くんは、
「おお、そうか。 じゃあ、もうちょっと悪くなったら、飲むね」
... 。
悪くなるのが前提の風邪なのかしら ... 。
* 遠く離れた、被災された方々に、愛のともし火を。 そして、なにより、身近な大切な人に、ぬくもりを。 (2004.11.1)
BGM:
Ray Charles with Betty Carter ‘Baby, It's Cold Outside’
(クリスマスの時期にぴったりな、スタンダード曲)
(Louis Armstrong さん、Holly Cole さんや Vanessa Williams さん、Tom Jones さん、Rod Stewart さんなどなど、いろんなかたが歌われています)