Run, BLOG, Run

http://d.hatena.ne.jp/bluescat/

あまり重要でない、連絡事項

2004年07月31日 23時47分24秒 | 覚書
 ・いま、カレーをコトコト、煮込んでいます。 (こんな時間にかい ?! )

 ・<<目次>>、変更しました。 (各 category について、説明を記載しています)

 ・category,増やしました。
  (占い、診断系(?)、変換系(? ジェネレーター)は、「診・換・占」 category に)

 ・投稿ずみの記事に、追記や修正を加えることが多いので、修正を加えた記事の頭に、 マークを付け加えることにしました。 ( ... と言っておいて、加えわすれるかも ... ? )



 以上 ... 。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

携帯電話メモリーズ

2004年07月31日 23時10分09秒 | 現実と虚構のあいだに
 「携帯電話メモリーの女」



 わたしの携帯電話は、送信済みメールを、百件までしか保存しておけない。

 百件を越えると、メール送信ができないのだ。

 「あの人」 へ送ったメールは、ぜんぶ、保存してきた。 友だちへ送ったメールを、一件ずつ、削除しながら。

 ちょうど、「あの人」 あてのメールを九十九件送ったとき、「あの人」 へ、別れを告げた。

 そして、いまは、別の人へメールを送るようになった。

 「あの人」 あてのメールを、一件ずつ、削除しながら ... 。

 「あの人」 にあてたメールが、もう、いま、べつの大切な人あてへのメールに押しやられて、すでに、九件しか残っていない。

 これから、「あの人」 にあてたメールは、どんどん削除されて、五件、三件、一件へと、減っていき、やがて、ゼロ件になるのだろう。

 そして、いまの大切な人あてのメールが、やがて、九十九件、保存されることになるのだろう。

 かなしいことだけれど。

 みんな、こんなかなしさを踏み越えていきながら、携帯電話ライフを、送っているのだろうか ... ?






 BGM:
 Steely Dan ‘リキの電話番号 / Rikki, Don't Lose That Number’

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「錆び尽きるより、燃え尽きたい」

2004年07月30日 22時54分26秒 | goo ブログ / blog
 書きつづけなきゃ、いけないんだ

 立ち止まったら、だめなんだ

 走りつづけなきゃ、いけないんだ

 それがわたしの業だから

 走らなきゃ

 燃え尽きるまで ...





 BGM:
 Neil Young ‘Hey Hey, My My’
 (‘It's better to burn out ... ’)







 ---
 リチャード・ブローティガン 「女の子には詩が必要なんだ」(高橋源一郎 訳 / 思潮社) を踏まえて



 trackback to:
 『◆書く/読む/喋る/考える◆』 - 「プロローグ」
 『Smiley Smile』 - 「さて、と」






コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[遊] 語尾が変われば ... / 語句変換ジェネレーター

2004年07月30日 19時01分11秒 | 診・換・占
 bookmarklet を利用して、語尾などを変換するジェネレーターを作ってみました。

 例がないと、アレ (なに) なので、この blog (のようなもの) のなかで、あえて、とくに暗くて重い創作品をサンプルにしてみます ... 。

 元の文は、こちら ... 「「わたしをわすれないで」 / ABC (Aoyama Book Center) 」

 (なお、ためし方は、変換させたい web ページを開き、線で囲まれている部分のスクリプトをコピーして、アドレスバーに貼り付けて、Enter してくだされまし)





 ●幼児化ジェネレーター

  → ★お気に入りに追加 幼児化
JavaScript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/。/g,'でちゅよ。');document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/つ/g,'ちゅ');focus();


 いまから一年くらいまえ、

 おれは、ある女の人と、ひみちゅの関係を持っていたでちゅよ。

 おれたちは、会社のメールで、「逢い引き」 の連絡をとっていたでちゅよ。

 あの人が、会社のメールアドレスで送ってくるからでちゅよ。

 なんとなく、おれも、会社のメールアドレスで送りかえしていたでちゅよ。

 そうすれば、おれたちの 「逢い引き」 メールを、うっかり削除しわすれても、それぞれの見られてはならない人に、見られる心配はなかったでちゅよ。

 携帯電話を持っていないあの人と会うのは、新宿の本屋でちゅよ。

 青山ブックセンターの、マヤ・アンジェロウの棚のまえでちゅよ。 これが、おれたちの、待ち合わせ場所だったでちゅよ。

 新宿、七時半でちゅよ。 たったこれきりの文字列だけで、おれは、仕事もそこそこに、マヤ・アンジェロウの棚へと駆け出していったでちゅよ。






 ●コロ助化ジェネレーター

  → ★お気に入りに追加 コロ助化
JavaScript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/。/g,'ナリよ。');document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/おれ/g,'ワガハイ');document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/[私僕俺]/g,'ワガハイ');document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/あなた/g,'おぬし');focus();focus();


 いまから一年くらいまえ、

 おれは、ある女の人と、ひみつの関係を持っていたナリよ。

 おれたちは、会社のメールで、「逢い引き」 の連絡をとっていたナリよ。

 あの人が、会社のメールアドレスで送ってくるからナリよ。

 なんとなく、おれも、会社のメールアドレスで送りかえしていたナリよ。

 そうすれば、おれたちの 「逢い引き」 メールを、うっかり削除しわすれても、それぞれの見られてはならない人に、見られる心配はなかったナリよ。

 携帯電話を持っていないあの人と会うのは、新宿の本屋ナリよ。

 青山ブックセンターの、マヤ・アンジェロウの棚のまえナリよ。 これが、おれたちの、待ち合わせ場所だったナリよ。

 新宿、七時半ナリよ。 たったこれきりの文字列だけで、おれは、仕事もそこそこに、マヤ・アンジェロウの棚へと駆け出していったナリよ。






 ●イヤミ化ジェネレーター

JavaScript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/。/g,'ザンス。');document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/おれ/g,'ミー');document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/[私僕俺]/g,'ミー');focus();


  → ★お気に入りに追加 イヤミ化

 いまから一年くらいまえ、

 ミーは、ある女の人と、ひみつの関係を持っていたザンス。

 ミーたちは、会社のメールで、「逢い引き」 の連絡をとっていたザンス。

 あの人が、会社のメールアドレスで送ってくるからザンス。

 なんとなく、ミーも、会社のメールアドレスで送りかえしていたザンス。

 そうすれば、ミーたちの 「逢い引き」 メールを、うっかり削除しわすれても、それぞれの見られてはならない人に、見られる心配はなかったザンス。

 携帯電話を持っていないあの人と会うのは、新宿の本屋ザンス。

 青山ブックセンターの、マヤ・アンジェロウの棚のまえザンス。 これが、ミーたちの、待ち合わせ場所だったザンス。

 新宿、七時半ザンス。 たったこれきりの文字列だけで、ミーは、仕事もそこそこに、マヤ・アンジェロウの棚へと駆け出していったザンス。


 スクリプト内の 「おれ」 を、「私」 や 「僕」 など、変換したいページ内で使われている一人称に変えておためしを♪ シェー!!





 ●wジェネレーター (ちょっと、たのしい雰囲気に ... ?)

  → ★お気に入りに追加 
JavaScript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/。/g,'。w ');focus();



 いまから一年くらいまえ、

 おれは、ある女の人と、ひみつの関係を持っていた。w 

 おれたちは、会社のメールで、「逢い引き」 の連絡をとっていた。w 

 あの人が、会社のメールアドレスで送ってくるから。w 

 なんとなく、おれも、会社のメールアドレスで送りかえしていた。w 

 そうすれば、おれたちの 「逢い引き」 メールを、うっかり削除しわすれても、それぞれの見られてはならない人に、見られる心配はなかった。w 

 携帯電話を持っていないあの人と会うのは、新宿の本屋。w 

 青山ブックセンターの、マヤ・アンジェロウの棚のまえ。w  これが、おれたちの、待ち合わせ場所だった。w 

 新宿、七時半。w  たったこれきりの文字列だけで、おれは、仕事もそこそこに、マヤ・アンジェロウの棚へと駆け出していった。w 






 ●だめっぽいジェネレーター (なんとなく、落ち込んでいる ... ?)

  → ★お気に入りに追加 だめぽ
JavaScript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/。/g,' ... _| ̄|○ ');focus();



 いまから一年くらいまえ、

 おれは、ある女の人と、ひみつの関係を持っていた ... _| ̄|○ 

 おれたちは、会社のメールで、「逢い引き」 の連絡をとっていた ... _| ̄|○ 

 あの人が、会社のメールアドレスで送ってくるから ... _| ̄|○ 

 なんとなく、おれも、会社のメールアドレスで送りかえしていた ... _| ̄|○ 

 そうすれば、おれたちの 「逢い引き」 メールを、うっかり削除しわすれても、それぞれの見られてはならない人に、見られる心配はなかった ... _| ̄|○ 

 携帯電話を持っていないあの人と会うのは、新宿の本屋 ... _| ̄|○ 

 青山ブックセンターの、マヤ・アンジェロウの棚のまえ ... _| ̄|○  これが、おれたちの、待ち合わせ場所だった ... _| ̄|○ 

 新宿、七時半 ... _| ̄|○  たったこれきりの文字列だけで、おれは、仕事もそこそこに、マヤ・アンジェロウの棚へと駆け出していった ... _| ̄|○ 






 ●南無さん化ジェネレーター

  → ★お気に入りに追加 南無さん化
JavaScript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/。/g,'death。');focus();



 いまから一年くらいまえ、

 おれは、ある女の人と、ひみつの関係を持っていたdeath。

 おれたちは、会社のメールで、「逢い引き」 の連絡をとっていたdeath。

 あの人が、会社のメールアドレスで送ってくるからdeath。

 なんとなく、おれも、会社のメールアドレスで送りかえしていたdeath。

 そうすれば、おれたちの 「逢い引き」 メールを、うっかり削除しわすれても、それぞれの見られてはならない人に、見られる心配はなかったdeath。

 携帯電話を持っていないあの人と会うのは、新宿の本屋death。

 青山ブックセンターの、マヤ・アンジェロウの棚のまえdeath。 これが、おれたちの、待ち合わせ場所だったdeath。

 新宿、七時半death。 たったこれきりの文字列だけで、おれは、仕事もそこそこに、マヤ・アンジェロウの棚へと駆け出していったdeath。


 あわわわ ... 。 ゴメンナサイ ... 勝手に ... 。 (どきどき)

 (こんなに、death death ばかりおっしゃられていないと思うの death が、なんとなく、個人的に印象深いので ... )





 ●『想像ですから』 化? ジェネレーター (* 「想像」 だけでは、失礼だったかも ... と思い、blog 名に変更しました ... *)

  → ★お気に入りに追加 『想像ですから』 化?
JavaScript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.replace(/。/g,'ですから。');focus();



 いまから一年くらいまえ、

 おれは、ある女の人と、ひみつの関係を持っていたですから。

 おれたちは、会社のメールで、「逢い引き」 の連絡をとっていたですから。

 あの人が、会社のメールアドレスで送ってくるからですから。

 なんとなく、おれも、会社のメールアドレスで送りかえしていたですから。

 そうすれば、おれたちの 「逢い引き」 メールを、うっかり削除しわすれても、それぞれの見られてはならない人に、見られる心配はなかったですから。

 携帯電話を持っていないあの人と会うのは、新宿の本屋ですから。

 青山ブックセンターの、マヤ・アンジェロウの棚のまえですから。 これが、おれたちの、待ち合わせ場所だったですから。

 新宿、七時半ですから。 たったこれきりの文字列だけで、おれは、仕事もそこそこに、マヤ・アンジェロウの棚へと駆け出していったですから。


 (こちらも) あわわわ ... 。 ゴメンナサイ ... 勝手に ... 。 (どきどき)

 (ぜんぜん、コメントや trackback のやり取りをさせていただいたことがないんですけど ... )





 ●ナシズム 化? ジェネレーター (* 2004.7.31 PM 11:30 追加 *)

  → ★お気に入りに追加 ナシズム 化?
JavaScript:function AAA(){A=document.body.innerHTML;AA=new Array(100);for (i=0;i<99;i++){AA[i]=Math.floor(Math.random()*99+1)}while(A.search(/。/)>0){A=A.replace(/。/,' でしりとりをしてみよう!(その'+AA[Math.round(Math.random()*99)]+')');}document.body.innerHTML=A;}AAA();focus();







 ちなみに、コメントやプロフィール欄も変換されていて、可笑しかったですよ。



 ★ おまけ ★

 ・「★ うむむでちゅよ。 ★」
 ・「★ うむむナリよ。 ★」
 ・「★ うむむザンス。 ★」
 ・「★ うむむ。w  ★」
 ・「★ うむむ ... _| ̄|○  ★」
 ・「★ うむむdeath。 ★」
 ・「★ うむむですから。 ★」

 (だって、bookmark も変換されたんですもの ... )

 (追記: 句点 「。」 を任意の語句に変換させるプログラムなので、「★ うむむ。 ★」 も変換されたのでした :) )





 BGM:
 Keith Richards ‘Words of Wonder’

コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[遊] 命!炎!祝! / 人文字ジェネレーター

2004年07月29日 23時26分32秒 | 診・換・占
 ふうぅ~。 なんとなく ... 。

 時間 && ココロに余裕がないときに、創作系(?)の記事を書くと、よけいにイソガシクなるので、しばらく、物語はお休みに ... 。

 (誤字・脱字、文章がヘン、話のツジツマが合わない ... などなど、気になりだすと、もうとまらず、わけわからんちん になってしまうので ... )

 さて。









ネ兄



 唐突だが、ヘンな人文字ジェネレーターを発見した。


   gratis ?


 著作権 && 肖像権にひっかかるかな ... と思い、画面キャプチャーをちっちゃ~く載せてみたのだけど ... (どきどき)。

 よろしければ、おためしあれませ。

 (赤いところの入力欄に、半角英字でどうぞ)



 BGM:
 The DOORS ‘ハートに火をつけて / Light My Fire’
 (‘Come on, baby, light my fire ...’)

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福の毛の女 / Lucky Charm

2004年07月28日 23時11分25秒 | 現実と虚構のあいだに
 いつごろのことだろう? わたしの右ほほから、白くて長い毛が生えているのに気がついたのは。

 さいしょ、繊維か、ねこの毛がくっついているのかと思って、何度も何度も、払おうとして、結局、取れなくて、じぶんのほほから生えているのだと知ったときの、あの、衝撃だけは、いまでもはずかしいくらい、鮮明におぼえている。

 思春期の女の子には、あまりにもショッキングな事実だった。

 仙人さまじゃあるまいし、顔からこんな毛が生えていたら、お嫁にも行けないわ、と、嘆いて、いきおいで思わず抜いてしまった。

 しかし。 ふと気がつくと、また生えてきた。 白い毛が。 ひょっこりと。

 抜いても、抜いても、また。

 仕方ないので、そのまま放っておくことにした。



 十七歳のとき、はじめて彼氏ができた。

 理想のタイプとは、ちょっとちがったけれど、とっても繊細で、とっても優しい人だった。

 何度目かのデートをしたとき。 いつものように彼は、わたしの家の最寄りの駅まで送ってくれた。 名残惜しそうに、またね、と言う彼の顔をのぞき込んだら、彼が、はっとわたしの顔を見つめ返したので、わたしは、どきどきしながら、「その瞬間」 を待った。 じっと、じっと。 ほほを焼けるように熱くさせながら。 目を閉じて、ただ、じっと。 けれど、なかなか 「その瞬間」 が訪れなかったので、うすく目を開いてみると、彼が、凍りついたようにわたしの顔を凝視していた。 いや、正確には、わたしの右ほほからぴょこんと飛び出している 「毛」 を見つめていたのだ。

 それが、とても、ショックで、わたしは、なにも言わず、自宅へと転がるように帰っていった。 そして、ひとり、泣きながら、力任せにその毛を抜いた。

 その後、その彼とデートをすることは、二度となかった。

 それからしばらくして、その毛が再び生えてくるころ、あたらしい彼氏ができた。

 けれど、やはり、さいしょの彼と同じように、白い毛に目を奪われて、キスすることもままならないまま、二度目の恋も失敗に終わった。

 同じようなことを繰り返し、にがい思いを何度も味わったわたしは、あらたな彼氏ができたら、目を光らせて、その毛を抜くのを怠らないことを心に誓った。

 顔を洗うとき、お風呂に入りながら、トイレの鏡のまえで。 厳しいチェックによって、白い毛が彼氏に気づかれることはなかった。

 しかし。 あとになって、じつは、二股をかけられていた、ということがわかったり、浮気をされてしまったり、で、結局、長続きはしなかった。

 二十五歳のときには、もう、その毛は放っておくことにしていたのだけれど、そのとき付き合っていた彼氏と、ほんの小さないさかいごとがあったとき、こんなふうに言われて、わたしのプライドは、ずたずたに引き裂かれた。

 「なんだよ、顔から白毛のくせに!」

 それ以来、男の人と付き合うのがこわくなって、しばらく、独り身の女をしていたのだけど、三十歳の誕生日まぢかに、新しい彼ができた。

 もう、そのころには、わたしには女の子らしいところがなくなっていたから、白い毛のことをなにか言われたって気にしやしないつもりでいた。

 彼と、はじめてキスしたときのこと。 彼が、「あれ?」 と言うので、ああ、また白い毛のことか、と思い、わたしが、「これ、むかしから生えてるのよ」 と言ったら、

 「これ、福毛じゃん」 と言われた。

 「なにそれ?」

 「顔とか身体から一本だけ生えてくる、長くて白い毛って、福を呼ぶ毛なんだぜ」

 「そうなの?」

 「うん。 おれも腕に生えてるぜ、ほら」

 「あ、ほんとだ。 長いね」

 「まあね。 ずっと、生やしっぱなしだから」

 「あたし、何回も抜いちゃってた」

 「だめだよ。 福毛なんだから。 しっかし、顔から生えてるやつにははじめて会ったよ。 ずっと生やしておけば、ものすごい幸運に恵まれるぜ」

 ああ。 いままで、どうしてわたしは、福の毛を抜いてしまっていたのだろう! そんなことも知らず、きっと、みすみす幸福を逃してきてしまったのだ。

 このために、多くのものを失ってしまった。 若さ、女らしさ、素直な気持ち ... 。

 けれど、きっと、いままでの三十年間は、彼と出会うための、準備期間だったのだ、と思うことにしよう。 彼と出会うために与えられた、試練だったのだと。

 そう、わたしは、彼と付き合いはじめて、はじめて、人を愛するよろこびを知った。 愛されるよろこびも。 こんな幸福を用意してもらっていたことに、感謝しなければ。



 今日、これから、わたしは、彼と結婚する。 着付け室で白いドレスを見に纏ったわたし。メイクをしてくれる人が、ファンデーションをぬりながら、不思議そうにわたしの顔を見つめるので、わたしは、

 「あ、これ、むかしから生えてるんですよ」 と、白い毛のことを言った。

 メイクさんが、「抜いちゃいます?」 と訊くので、わたしは、

 「とんでもない」 とこたえた。

 「だって、これは、福の毛なんです」 と。





 goo 辞書より 「宝毛」



 BGM:
 The Apples in Stereo ‘Lucky Charm’



 # [追記]:
 # わたしは、肩に一本、ぴょこたん、と生えております。


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「わたしをわすれないで」 / ABC (Aoyama Book Center)

2004年07月27日 23時19分51秒 | 現実と虚構のあいだに
 いまから一年くらいまえ、

 おれは、ある女の人と、ひみつの関係を持っていた。

 おれたちは、会社のメールで、「逢い引き」 の連絡をとっていた。

 あの人が、会社のメールアドレスで送ってくるから。

 なんとなく、おれも、会社のメールアドレスで送りかえしていた。

 そうすれば、おれたちの 「逢い引き」 メールを、うっかり削除しわすれても、それぞれの見られてはならない人に、見られる心配はなかった。

 携帯電話を持っていないあの人と会うのは、新宿の本屋。

 青山ブックセンターの、マヤ・アンジェロウの棚のまえ。 これが、おれたちの、待ち合わせ場所だった。

 新宿、七時半。 たったこれきりの文字列だけで、おれは、仕事もそこそこに、マヤ・アンジェロウの棚へと駆け出していった。

 あるとき、待ち合わせ時間になっても、あの人が なかなかあらわれなかったので、すでに何度も読んだことのある詩集を手にとり、ぱらぱらとめくってみた。

 ふと、押し花を模した栞がはさまれていることに気がついた。

 いったい、どうしたのだろう? だれかが、なにかの思いを込めて、はさんだものだろうか? よりによって、マヤ・アンジェロウの詩集に? と、ちょっと気になったけれど、ふかく考えるのが、なんとなくこわくなって、本をぱたんと閉じた。

 そうしているうちに、あの人がやって来て、おれたちは、ひっそりと、新宿の街へと流れていった。

 その一週間後、また、あの人との待ち合わせのため、マヤのところへ出向いた。 あの人がまだあらわれていなかったので、ふと、例の詩集を開いてみた。

 やはり、また、栞がはさまれていた。 今度は、ちがう花を模したものだった。

 それ以来、あの人と、待ち合わせするたびに、マヤの本を開き、そのたびにちがう花を見ることが、「逢い引き」 のひとつのたのしみになった。

 けれど。 このひみつの関係をつづけていくことが、ひどく、ひどく、負担になってしまって、おれは、あの人にさようならを告げた。

 おれが、身を切るような思いで告げた、さようなら。 に、あの人は、こころを込めた、こんにちは。 を返してきた。 おれは、その場にくずれそうになりながら、声を殺して、泣いた。

 あれから、一年が経ち、「青山ブックセンター」 が破産してしまった、というニュースを知っても、そのときは、そうなのか、と思っただけだった。 たった一年しか経っていないのに? 一年も経てば、それはそうさ?

 仕事が早く終わったので、帰り道、ふと、青山ブックセンターに寄ってみることにした。 一年まえまでは、このエスカレーターを、はずむような気持ちで駆け上がっていた。 そして、マヤ・アンジェロウの棚を一直線に目指し、あの人の、長い黒髪、あの人の細い肩、あの人のちょっと猫背ぎみの後ろ姿を見つけるだけで、むねをときめかしていたのに ... 。

 それが、いまでは、もう、変わってしまって。 このエスカレーターをのぼるのが、こんなに憂鬱だなんて。 そして、おれたちの思い出の待ち合わせ場所が、跡形もなく、なくなってしまうなんて。

 おれは、一年まえに流した、あまりにもしょっぱすぎる涙を思い返しながら、マヤ・アンジェロウの棚のまえに立った。

 例の詩集を手にとってみる。 ぱらりとめくると、一年まえと同じように、押し花を模した栞がはさまっていた。 「忘れな草」 だった。

 ああ。 「わたしをわすれないで」 ! なんてことだろう。 一年まえのおれの悲痛な叫びが、こんなところにひょっこりとあらわれてしまったのだろうか、と思うと、とてもいたたまれなくなって、その場をはなれた。 めがねの奥に、涙をかくしながら。

 それから数日後、おれは、インターネット上で、青山ブックセンターで働く ある女性の手記のようなものを、偶然にも見つけた。

 その手記によると、その女性は、店で働くなかで、さまざまな人間模様を観察することがたのしみだったと語っていた。

 いろいろな人が、いろいろな目的で、あすこにやって来ていた、と。

 毎日のように、同じ本を買おうか買うまいか悩んで、結局本を棚に戻す学生。

 まるで好きな作家のものをいとおしんでいるかのように、その作家の本を、発表順に並び替える、若い女性。

 毎回ちがう女性を連れてきて、おなじ写真集を女性にプレゼントする年配の男性。

 いつも、同じ棚のまえで、待ち合わせをするカップル。

 ―― 「いつも、同じ棚のまえで、待ち合わせをするカップル」?

 そして、この店員の女性は、あるとき、ふと思いついた 「いたずら」 をはじめたという。

 いわく、彼女がいつも気にかけている人々の目的の本に、押し花の栞をはさみはじめたのだという。 その栞に気がついて、不思議がっている人々を、そっと見つめるのが、ひそかなたのしみだった、とか。

 そして、今回の閉店の知らせが発表されたとき、さいごの 「いたずら」 をした。

 この本屋のことをわすれないでほしいという願いをこめて、「忘れな草」 の押し花の栞をはさんだ、というのだ。

 ああ。 このことに、おれの 「あの人」 は気がついているのだろうか? おれたちは、見知らぬ人から、こんなふうに気づかわれていたなんて。 あの人と、この押し花の栞のことについて、語り合えたなら、どんなにかすばらしいことだろう。 けれど、もう、おれたちの恋は終わってしまった。 そんな日は、きっと、二度とやって来やしない。

 なんて、かなしい事実だろう?

 けれど、おれたちは、こんな、身を引き裂かれるような思いを、何度も何度も繰りかえしながら、生きていかなくてはならないのだろうか?



 ―― こんなかなしみのなか、おれを唯一なぐさめてくれるのは、青山ブックセンター閉店の日、手記を書いた店員の女性あてに、たくさんの花束が届けられた、というニュースだけなのである。







 * この物語は、フィクションです。



 関連リンク:
 ・asahi.com 「青山ブックセンターが営業中止」
 ・Nikkeibp.jp 「個性派書店「青山ブックセンター」閉店が示唆するもの」



 BGM:
 The Kinks ‘Do You Remember Walter’
 The Beatles ‘Hello, Goodbye’
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/12 / 法則

2004年07月27日 14時59分34秒 | goo ブログ / blog
 ちょっと、見つけた。

 『ネット不条理公式50選』
 (あちらこちらで見かけたので、あえてどこにも、trackback は送らないことに ... )
 (人気 blog に trackback を送ることの 「利害」 を考え、どちらかというと、「利」 ではないほうをおそれてしまう、私 ... )

 こちらのページでは、ネットについての法則を集めた 『WEB版マーフィーの法則』 から選り抜いた五十の法則が記載されていて、興味深い。

 blog がこれだけ拡がってしまった今となっては、少々古いかな、というものがなきにしもあらずであるが (えらそう)、「個人サイト」 を 「blog」 に置き換えても読めるので、充分おもしろい。

 個人的には、2, 5, 6, 8, 9, 14, 17, 20, 31, 33, 47, 49 あたりが、ウンウンとうなづいてしまう内容だったが、とくに気になったのは、50番。 『Going My Way』 の方も取り上げられていたけれど。 これだけ引用してしまおう。


50.ロムばかりだと嘆いてはいけない。 あなたのサイトをもっとも丹念に見てくれるのは、そういう人たちなのだから。


 というもの。

 はあ~。 身に沁みる ... 。

 昨日の記事でも書いたが、昨日、七月二十六日で、この blog (のようなもの) を開設して、四ヶ月になった。 記事を書きはじめたのは、翌日二十七日からだけれど。 ときどき虫食いになっているが、ほぼ毎日、記事をアップしてきた。 現在では、私にはもったいないほど、見てくださる方がいらっしゃり、コメントまでたくさん頂戴できているが、さいしょは、(当然ながら?) それはもう、さむかった。

 また、知っている人はほとんどいないと思うが、この blog,当初はタイトルを 『Boogle』 と言った。 意味はまったくない。 タイトルなど、どうでもいいと思っていたのだ。 おもしろいものを書いていれば、そのうちすこしずつ、お客さんがつくだろう、くらいな感じで。

 そして、サブタイトル (というのだろうか) は、Janis Joplin の ‘Me and Bobby McGee’ (という曲) から引用した、

  ‘Freedom's just another word for nothing left to lose’

 というものであった。 「失うものなど、なにもない」。 ... かーっ、かっこつけすぎ !

 この blog をはじめるまえの話だが。 私は、たまたま技術を買われて、とある縁で知り合った音楽関係のコミュニティーのサイトで、やとわれ管理人をしているのだけれど、そこでコラム (のようなもの) を定期的に書いていたことがあった。

 それなりに反応してくれる人もいたし、そのサイトを通じて知己となった人もいた。 まあ、そこそこ楽しくもあった。 ぬるい、馴れ合いの関係が。 しかし、そのサイトで書きつづけることに、いつしか疑問をいだくようになっていた。 いつまでもこの状態に甘んじていていいのだろうか? こんな私が、管理人風を吹かせて、勿体らしいことを書きつづけていていいのだろうか? と。

 また、いろいろなしがらみやら、人間関係などで、書きたいことが思ったように書けないのが、どうにもこうにも嫌になってしまって、なにもかもを投げ出したくなった。 けれども、なにか書かずにはいられない、この表現欲求のやり場を、どこに向けていいかわからなかったとき、weblog というものが、ちらりと頭をかすめた。

 いままでじぶんが築き上げてきた、それなりの評価やら交流やらなにやらを、ぜんぶ捨てて、一から、まっさらな状態ではじめたかった。 いますぐにでも、逃げ出したい、逃げ出した先で、早く、思う存分に書きたい、という気持ちが強かったので、無料の blog サービスを借りることにした。 できることなら、まだ、サービスがはじまってまもない、ある種の 「コミュニティー」 が形成されていないところのほうが良かろうと思った。 そんなとき、ちょうどサービスがはじまって半月足らずの goo BLOG に目をつけ、気がついたら、登録していた。

 とりあえず登録を済ませ、とりあえずはじめた blog. タイトルもてきとう、コンセプトもない、独自のキャラクターもつくれない ... 。 こんなんでつづけられるのか、と思っていたが、毎日更新していくなかで、日々のアクセス数が徐々に増えていく (goo BLOG は日々のアクセス数を集計している) ことだけが、かすかなよろこびだったかもしれない。

 コメントやなにか、表面にあらわれる反応はないけれど、観てくれている人が、五十人でも百人でもいるのが、わかることだけが。

 いいものを書いていれば、そのうち、この五十人、百人のなかの一人が、なにかコメントのひとつでも書き込んでくださるかもしれない。 そのうち、また一人、そして、もう一人、と増えていくかもしれない ... と、しぶとく更新していたら、こんなんなりました、という感じであろうか ... 。

 なので、

 「ROM ばかりで、コメントが少ないことを嘆いてはいけない。 のちにコメントを寄せてくださる方々なのかもしれないのだから ... 」

 というバーディーの法則(?)をつくってみたりして ... 。

 そう。 つづけていれば、いいことも、ありますよ ... (なんて、えらそうだけれど)。

 四ヶ月間、あまり人の動きや、人の発言に流されすぎず、じぶんの記事を黙々と書くのみ! ということを念頭に置いて更新してきた(つもり)。 無理せず、気負わず。 いちばんの目的は、じぶんの文章を、「読んでくれる」 人を、ひとりでも、増やすこと。

 いまのところ、おぼつかなくも、成功しているように思うのだが ... 。





 ついでといってはなんだが、『blog 不条理 十選』 (?) でも、挙げてみようかしら ... 。
 (こちらも、ちょっと、ブラックかも ... )



 一. 「好きだなあ、と思っている blog にかぎって、更新が止まってしまうことがある」

 二. 「やっと、交流がはじまって、うれしい~と思っていた blog にかぎって、閉鎖することがある」

 三. 「まえから気になっていたのに、訪れたことのない blog. はじめて読む記事は、『引っ越します』」

 四. 「批判的なことを書いているのかな? と思わせるタイトルのものを、おそるおそる観に行ってみると、じつは、ゆかいな内容だったりする」

 五. 「なんか、怒ってるよ ! と思わせるタイトルのものを、興味本位で観に行ってみると、けっこう、たいしたことなかったりする」

 六. 「無鉄砲な trackback を打ちまくっている blog にかぎって、被 trackback 数は少ない (下手な trackback,数打っても当たらない)」

 七. 「ネットのお時間といえば、夜! と思い、夜中に更新するが、アクセス数はそれほど伸びない? (blogger は、昼型が多い? )」

 八. 「ほんのケアレス・ミスの誤字は、軽く指摘してほしいが、そういうものこそ放っておかれる (さみしい ... )」

 九. 「人さまの blog のコメントがついていない記事. イカシタ(古語)コメントをつけてみよう、と思い、いっしょうけんめい考えたものにかぎって、ちょっと経ってから観に行ってみると、だあああっとコメントがついていたりする」

 十. 「あとで削除あるいは非公開にしちゃおうっかなあ~、と思っていた記事にかぎって、コメントがつく (すみません ... でも、うれしかったです)」



 [追記]:
 ----------------------------------------
 十一. 「いそがしいときにかぎって、書きたいことが山のようにあったり、ネタがいろいろ思い浮かぶ」

 十二. 「ひまなときにかぎって、ネタがぜんぜん思い浮かばない」

 十三. 「そして、そんなときに、てきとうにアップしてしまい、自己嫌悪にひたっているときにかぎって、コメントをくれる人がいる (ありがとうございます ... )」
 ----------------------------------------



 なんて感じで、いかがでしょうか ... ?



 BGM:
 Rolling Stones ‘ダイスをころがせ / Tumbling Dice’
 (‘無情の世界 / You Can't Always Get What You Want’ にしようかと思ったが)
 (まえにも BGM として使ったので)

コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/12 / バーディーの法則

2004年07月26日 23時59分29秒 | goo ブログ / blog
 きょう、七月二十六日は、Mick Jagger の誕生日 !

 なのですが、わたくしが、この blog (のようなもの) を開設して、四ヶ月めでもあります。

 公開している記事数は、約二百三十くらい。

 ペースとしては、遅いほうでしょうか ... ??

 「blog 燃え尽き症候群」 が取り沙汰されていましたが ...

 四ヵ月もまあ、よくつづいたものだ ... ということで、思うところ書いてみようかと思ったのですが ... 、つづきは、明日、書きます (すみません ... )



 かわり(?)に、『若きウェルテルの悩み』 の好きなことばでも ...


 (子どもたちに物語を話して聞かせるとき、)二度目に話すときには傍道のことを忘れているから、ときどき創作をすると、子どもたちはすぐに、この前はそうじゃなかった、というね。

 それで私はいまは、話をすこしも違わずに歌うような抑揚で一本調子に暗証する練習をしている。

 このことから悟ったことだが、著者は作品の改定第二版を出すと、たとえそれが芸術的にはずっとよくなっていても、かならず自分の本を傷つけることになる。

 第一印象は入りやすい。

 人間はどんな荒唐無稽な話でも、聞いているうちに自然とこれがあたりまえと思うようになるようにできている。

 そして、それがすでにしっかりと根を下ろしてしまう。

 だから、これを削ったり抹殺したりすると、とんでもない目にあう。

竹中道雄 訳
* 改行は私が入れています








 (後ほど編集します ... )
 (また、ここそこに trackback をお送りするかもしれません ... )
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スジャータ・スジャータ

2004年07月26日 22時39分55秒 | 覚書
 仕事をさぼって、blog (のようなもの) ばかり書いていたツケが、いま、回ってきた。

 今週中に仕上げなくてはならないシステム構築のため、今日は、記事が書けなかったので、ボツにしたネタを引っ張り出して、お茶を濁したりして ... 。

 ええと。 以前、ソフトクリームの記事を書いたのだが。

 ソフトクリームのベンダーというのだろうか、たまに 「スジャータ TOMI」 というのを見かけることがある。 どうやら業務用ソフトクリームの銘柄のようなのだが、ずっと気になっている。

 しかし、「スジャータ」 と言えば、アレだ。 「褐色の恋人」 である。 コーヒー用のミルク。

 「スジャータ」 という語感から、なんとなく、スイスとかブルガリアなどの北欧チックなイメージが喚起されるが、ちがうということを、ついさいきん知った。

 スジャータの web によると、

 「長期間の修行に疲れて休息していたお釈迦さまに牛乳をさしあげたというインドの娘の名前「スジャータ」からつけました。」

 とのこと。

 釈迦がのちに悟りを開いたのも、スジャータがいたから?!

 スジャータの社名は、「あなたのスジャータでありたい ... 」 なあんて意味が込められているのかしら。

 ドリップしたコーヒーには、ミルクも砂糖も入れずに飲むので、「スジャータ」 にはあまりお世話になっていないけれど、ちょっぴり、ネーミング・センスを見直したりして ... 。

 しかし気になるのは、「スジャータ TOMI」 の TOMI は、富沢さんが開発したからなのだろうか? それとも、登美子さんが発案したからなのだろうか ... ?



 ところで。 「お口の恋人、ロッテ」 の社名の由来は、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテさんの 『若きウェルテルの悩み』 のロッテ (シャルロッテ) からとられた ... というのは、ご存知でしょうか ... ???



 参考:
 語源探偵団 「わけあり語源」



 BGM:
 Count Basie ‘Cafe Society Blues’
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする