いいじゃないか*CAMARU*

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現在我が家の預かりっ子

2009年06月04日 | Weblog
今日は保護活動のおはなし
今我が家でお預かりしているワンコを紹介します。
10歳のパピヨン♂カイト君です!
2008年12月25日に東京都動物愛護センター(本所)に飼い主自ら持ち込まれた子です。
10年も一緒に暮らして何故大切な家族をセンターに持ち込めるのか・・・
通常捕獲等で収容された犬達は一週間程センターに入れられその間に飼い主が
迎えに来なければ処分、しかし飼い主が持ち込みの場合は翌日殺処分になります。
この子は運良く処分寸前のところで保護団体に引き上げられ現在我が家でケアしながら
新しい家族(里親さん)とのご縁を待っています。

左目は若年性白内障のため見えません。右目の視界も狭くあまり見えていないようです。
突然触られると不安恐怖からガウガウ唸って噛み付く子でした。
私も流血するくらい何度も噛まれました。
しかし、我が家に来て数か月、今は噛むこともなく人のぬくもりを探して
そっと寄り添ってくるけなげな素直な子です。
荒れていた皮膚も食事療法、薬浴等のケアで随分良くなりました。
10歳ですがまだまだ元気、これから本当の家族にめぐり合えるように
ガンバローね!カイト君!!

犬や猫をおうちに迎えようと考えている方がもしいたら
ペットショップだけでなく保護犬を譲渡する選択枠もあるということを
一人でも多くの方に知っていただければと思います。
毎日毎日センターではたくさんの犬や猫が殺処分されています。
安楽死ではなくガス室による窒息死です。
一頭でも多くの命が救われる為に保護犬の一時預かりボランティアをしています。
でも救ってあげられるのはほんの一部にすぎません。
心無い飼い主、悪徳ブリーダーが居なくならなければこの問題に終わりはない。
私は地道かもしれないけれど今出来る事を細々とやっています。
私ひとりの力は小さいかもしれません。でもいつも日か殺処分ゼロを目指して
私は戦いますよ。命ある犬猫をモノ、いやゴミ同然に扱う奴等を許すわけにはいきません。
これからも時々保護犬の事を日記に書いていこうと思います。