いいじゃないか*CAMARU*

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預かりっ子達

2010年03月24日 | Weblog
保護犬のおはなしです(今日は迷子札について)


この子は昨年末、東京本所センターから引き取ってきた中型ミックス♀リンリンちゃんです。
我が家でお預かりをして、先日新しい家族が出来て旅立っていきました。
殺処分寸前だったリンリンは今や逗子のお嬢様です。
そして大きな犬が居なくなってガラリとした我が家にやって来たのが・・・

3キロちょっとの小さなヨーキー♂リョウマ君です。
ちいちゃくて可愛いですが、かなりギャングです。この子も東京センターに収容され
高齢でかなり酷い状態だったのでどの保護団体からもオファーが無く、私がボランティァ
をしている団体が引き取ることになり、我が家へやってきました。
団体は二次譲渡が目的なので、そりゃ里親さんが決まりそうな子を優先して引き出します。
リョウマは誰も引き取ってくれませんでしたが、
我が家へやってきた事でこの子も殺処分を免れました。(ただ今里親様募集中です。)

こうして命が助かる子は本当にラッキー。保護団体は全ての子を引き出せる訳ではありません。
団体の受け皿より、収容犬の数の方が圧倒的に多いのです。ですから殆どは殺処分です。
その数全国で年間30万頭(犬、猫)と言われています。

リンリンもリョウマも最初から「お座り」「お手」が出来ました。
きっと誰かが教えたのでしょう。飼われていたのですよ。
仔犬の頃はそりゃ可愛がられた事でしょうね。だけどさ、何で最期がセンターなのでしょう?
迷子犬の場合センターに収容されたら殆どが殺処分です。
迷子にならない様に日ごろから迷子札の重要性を犬を飼われている方へ呼びかけています。
犬に洋服を着せなくても死にませんが、迷子札が無ければ死ぬ事だってあります。
迷子で収容されても迷子札で飼い主の住所が分かればお家へ帰れます。
でも帰れなかった子は処分場へ送られます。

皆さんの中に犬を飼われている方がいらっしゃったら、どうか迷子札の確認をお願いします。
不幸な子をこれ以上増やさない為に。

今日は愛犬家CAMARUのつぶやきでした。