これがまた滅茶苦茶な女ロボット回である。
敵はモモイロアルマジロ。人間体はこういうカンジなんだけど。
正直、若いんだか若くないんだか分からん(笑)。70年代の女性の化粧って良く分からんよな(笑)。すんげぇ濃いし。
ええと、女優の名前は司美智子さん、って人なんだけど、あんまWeb上だと資料がないのね。どうやらピンク映画にも出演してたみたいなんだけど、詳細は良く分からん。
まぁ、仮にそうだとしたら、日活ロマンポルノなんかたまに観てた父ちゃんなんかにはヒットしたと思う。前書いた通り、当時のチャンネル権は父ちゃんにあり、で裏番組には「8時だョ!全員集合」が控えててなりふりかまっていられなかったのだろう。
んで変身シーンがこれだ。
「くるくるくるくる・・・」と腕を回しながら唱えて「やぁ!」と。
この時、腰を左右に振る・・・・ぶっちゃけ、ちちびんたリカの原点がここにある(笑)。ポーズも全く同じじゃねぇか(笑)。
そして変身した本体のモモイロアルマジロがこれだ!
一体、どこにアルマジロ成分があるのだろう(笑)。
ぶっちゃけ、肥大化したクリトリスが付いた女性器にしか見えない。酷い造形だ。
まるで田中圭一が描いたマンガのようだ(謎
まさしくリアル陰部ちゃんである(謎
で今回、リアル陰部ちゃんモモイロアルマジロは男を攫ってきてはダークに連れ帰り、改造手術をして、思い通りに操るのだ。
この時点ではプロフェッサーギルもご満悦である。
さて、新しい犠牲者となる男を物色するモモイロアルマジロだが、そこで光明寺姉弟と遭遇する。
付近の吊り橋に向かう光明寺姉弟。しかし、そこでダークの女型戦闘員に挟まれてしまう。
そこにジローの助けが入るんだけど、さすが人造人間のジロー。毎回とんでもないトコに立ってるのだ(笑)。
んでまぁ、例によってフェミニズム的には正しく理想的に戦うが。球体化したモモイロアルマジロにジローは弾き飛ばされ、吊り橋から落ちてしまう。
モモイロアルマジロとその一味はジローがいなくなったので光明寺姉弟を追う。
しかし、姉弟は逃走中、急に弟のマサルが不調を訴える。そこに車で通りかかった親娘が助けに入る。
父親の方はどうやら医者らしい。マサルは彼の手当を受ける事となる。
ところ変わって夜の繁華街を闊歩するモモイロアルマジロ。
なんとこのシーンのBGMは山本リンダの曲である(笑)。
でもここどこなんだろうな(新宿?新宿御苑?)。
そこにハンペン登場。謎の美女(モモイロアルマジロ)をナンパしようとするのだが・・・・・・。
謎の美女の「影」が人間のモノではない、と気づくハンペン。
ハンペン危機一髪。
ハンペンは辛うじて逃げ出すが、しかし最後はおっぱいに捕まってしまい、囚われの身になってしまうのだ。
またまたトコロ変わってダーク基地。あっちこっちからモモイロアルマジロが掴まえてきた男性達が監禁されている。ご丁寧に「未処理」と言う札が貼ってあるが(笑)。
哀れ、次に改造手術を受けるのはハンペンと決定してしまう。
そして改造済みの男たちはダークの女型戦闘員達の奴隷となってしまうのだ・・・・・・。しかし「手術」だの「改造ズミ」だの気が効いてないか(笑)。
しかしこれら「男奴隷達」の様子をモニタ越しに眺めていたプロフェッサーギル。「いかん、どうもいかん」とつぶやく(笑)。どうやらお気に召さなかったご様子(笑)。
プロフェッサーギルの見立てによると、まだ男奴隷の行動がイマイチの模様。そこで精神科医の八木と言う男を探して来て、モモイロアルマジロに協力させよう、と言うのがギルのアイディアである。
と言うわけで八木医院。そう、ミツコの弟のマサルを治療したのはその男だったわけだ。
次の日。八木医院の前に現れるモモイロアルマジロ。
八木の娘には部下を尾行させる(↓なかなか良いアングルだ・笑)。
そしてモモイロアルマジロは八木医師に接触する。
とここまでが前半戦、である。
哀れ八木医師はモモイロアルマジロに囚われるのである。
そして後半戦。
なぜまたモモイロアルマジロが律儀に歩いて博士を連れ去ろうとしてるのか分からんが(笑)、騒ぎを聞きつけたミツコが出てくる(マサルの件もあって、大事を取って泊まってた?)が、彼女も結局ダークの女戦闘員に捕まってしまうのだ。
そこにジローのギターの音色が。誘拐されかけてる二人を救出しようとするキカイダー。
しかし、なんとモモイロアルマジロは既に八木医師の娘を確保、そして人質にするのだ。
卑怯なモモイロアルマジロにキカイダーはドロップキック。
喰らったモモイロアルマジロは思わず人間形態になってしまう。
残念ながらこの角度でもパンツは見えない。何故なら短パン着用だからだ。なんとまぁ残念な。っつーかこういう図式で父ちゃんを釣ろうとしてたのね(笑)。
いずれにせよ、八木医師の娘、ユリコを連れ、まんまとモモイロアルマジロは逃走してしまう。
一旦八木医院へと向かう三人、そしてマサルと合流する。一体ダークのモモイロアルマジロが支配する支部はどこにあるのか?
その時、何気なく、八木医師が撮った観光地の写真を拡大して見ると、モモイロアルマジロの部隊が写り込んでる事を発見したジロー。
早速ジローはその写真が映された現場へと単身向かうが、その様子はプロフェッサーギルに筒抜けであった。
モモイロアルマジロに警告を発するプロフェッサーギル。
八木医師の娘、ユリコを使って吊り橋上で爆弾設置の罠を貼るモモイロアルマジロ。
そこにジローが登場する。
八木医師の身柄を要求するモモイロアルマジロ。八木医師の娘を助けに向かおうとするジローにギルの笛の音が襲いかかる。
しかし、ここでモモイロアルマジロが爆弾を爆発させてしまった為にギルの笛の音が聞こえなくなり、ジローは無事、キカイダーにチェンジ出来たのだ。
無事に女の子も救出されて良かったね。
一方、キカイダーに人質を攫われたモモイロアルマジロは起死回生の作戦を立案しようとしていた。
それは男奴隷達に爆弾を背負わせ、キカイダーに突っ込ませ人間爆弾としてキカイダーをふっとばす、と言うモノだ。
そこへ、モモイロアルマジロのアジトを発見したキカイダーが乗り込んでくる。人間爆弾と化した男奴隷達が(含ハンペン)キカイダーに体当たりで突っ込んで来ようとする。
男たちが操られてるのに気づいたキカイダー。彼らを殺すわけにはいかないので、気絶させるか、爆弾を剥ぎ取ろうとする。
そこにまたもやモモイロアルマジロが登場する。
が、もうここまで来ればまたキカイダーの勝利は確実なのだ。
トドメにデンジ・エンドをかまそうとするキカイダー。
だがモモイロアルマジロは
「待て!・・・・・・モモイロアルマジロは誇り高き女!敵の手にかかって倒れはしない!」
と言い残して去る。
ちょっと呆気に取られた感のキカイダーが面白い(笑)。
そしてモモイロアルマジロはアジトに帰り・・・
キカイダーにやられボロボロになり、自らの美しさが失われた事に気づく。
「こうなった以上、自分で自分を滅ぼす・・・!
・・・それが誇り高き女の選ぶ道・・・!」
と言ってアジトごとの自爆死を選ぶのである。
一方、どういうわけか、モモイロアルマジロが死んだせいで、男たちにかけられてた「改造手術の効果」も解けたらしい。なぜなのか、良く分からん(笑)。
ま、なんだかんだ言って人死にが出なくて良かったね、めでたしめでたし、ってトコである。
とまぁ、当時のスケベな父ちゃんを当て込んで作られたエピソード(笑)。
かなり滅茶苦茶なんだけど、それはそれとして意外と面白いのだ(笑)。
モモイロアルマジロの言う「女の誇り」ってのもなんだか良く分からんが(笑)、そもそも女自体が良く分からんので、理論的に解析しようとしても無駄。
よってこれでええのかもしんない、と言うエピソードだった(笑)。
どうだ、でも女ロボット回って面白いだろ(笑)?この辺は仮面ライダーだと味わえないんだよなぁ(笑)。