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Retro-gaming and so on

何故貴方はPlayStation 5 Proが買えないのか

気になる記事があった。

とうとう、PlayStationの価格が10万円超え。転売の結果、じゃない。公式価格だ。



これ見てぶっ飛んだ人も多いらしい。「もはやゲーム機の値段じゃないだろ」と。
SONYファンでさえ怒りを覚える値付けらしい。

しかし、ちょっと気にならないか。
この部分だ。



なんか不自然じゃね?
上からドル、ポンド、ユーロなんだけど、何らかの意図があって数値が合わさってる。
一方、日本円「だけ」やたら高い、あるいは高く見えるんだ。
「為替相場じゃない?」って言うかもしんない。うん、それはそうだ。でも細かいトコを言うとドル・ポンド・ユーロ全て同じ価値があるわけじゃない。例えば現在だと1ポンド1.3ドルくらいなんで、ポンドの方がドルより価値がある(と言うか、基本的にポンドの方がドルより強い)。
言い換えると、現実的な話をすれば、プレステ5Proの「市場的な価格」はイギリスで買うよりアメリカの方が「安く買える」事を意味してる。アメリカで売った方がSONYは損をする、んだ。
結果、これはSONYの世界戦略でイメージ戦略だろ。ある程度の損が出る(あるいは得が出る)にせよ、差異は吸収出来る、って言うSONYの考え方、だ。
問題は、だ。現時点では日本円でこれを「揃える」には日本円の価値が低すぎる、って事なんだよ。
SONYも本音で言うと、日本円で「6万9,900円」ないしは「7万9,900円」とか掲げたかった、けどそれをやれば穴埋め出来ない程日本じゃ損が出る、って事なんだ。
結果、日本で生まれて日本で売りたかったマシンは、海外戦略を考えるとそっち主軸で考えざるを得ず、「日本じゃ買えない」輸出専用高級機、にならざるを得ない、って事なんだ。
我々は既に終戦直後の「ギブミーチョコレート!」の時代へと舞い戻ってる。

プレステが既に日本国内で作ってるのか、あるいは人件費削減を狙って国外で作ってるかは知らない。
ただし、現実問題として、海外に生産拠点を持ってて、アメリカ、イギリス、ユーロ圏内で「人件費を圧縮して価格性能比が良い製品を提供してる」としても、日本じゃ既にその旨味を味わえない程円安だ、って事なんだ。
ちょっと思い出して欲しい。以前、MMT(現代貨幣理論)の話をはじめて取り上げたとき、円安で外国資本が簡単に日本の観光地を「買い占められる」状態になってる、と言った。外国人観光客が日本にたくさんやってきて、いいね!じゃねぇんだよ。外国人観光客が日本にたくさんやってきてる最大の理由、それは日本そのものに魅力があるんじゃなくって、彼らの貨幣価値で考えれば日本の物価が安いから、なんだ(※1)。
多分あの時書いた事にピンと来てない人もいたかもしんない。
しかし、これで分かったろ?今度はPlayStation 5 Proだ。日本円の価値が全く上がってないトコに海外のドル、ポンド、ユーロの価値は上がってる。結果、日本人が簡単に買えない価格になってるんだ。

例えば、だな。AppleのiPhoneを見てみようか。
実はアメリカだと、「新機種だった」iPhoneの価格ってこうなってんだよ(※2)。

  • iPhone 7(2016年): $649
  • iPhone 8(2017年): $699
  • iPhone XR(2018年): $749
  • iPhone 11(2019年): $699
  • iPhone 12(2020年): $799
  • iPhone 13(2021年): $799
  • iPhone 14(2022年): $799
  • iPhone 15(2023年): $799
100ドルくらいの差があるけど、大体「新機種」は700ドル〜800ドルくらい、だ。これでもアメリカじゃ「高い」とか言われてんだよな(笑)。
一方、日本でのiPhoneの価格を見てみるか(※3)。

  • iPhone 7(2016年): 72,800円
  • iPhone 8(2017年): 78,800円
  • iPhone XR(2018年): 84,800円
  • iPhone 11(2019年): 74,800円
  • iPhone 12(2020年): 85,800円
  • iPhone 13(2021年): 89,818円
  • iPhone 14(2022年): 119,800円
  • iPhone 15(2023年): 124,800円
もう、2020年辺りから数値の見た目が上昇してて、ここ2年くらいは乖離が凄まじい。
アメリカじゃ「据え置き価格」的に見えるけど、日本じゃ完全にここ2年程で「高級機」になってて、もはや「携帯電話」の範疇を超えた高額商品化してる。
言い換えると、この数年間(4年間)くらいで円の相対的価値は下落してる一方、なんだ。

分かるか?危機感感じるか?
本当に日本はヤバい状態なんだ。
そして誰がこういう原因を作ってるか、ってのもハッキリしてる。財務省だ
そう、貴方がPlayStation 5 Proを買えない原因を作ってるのは財務省なんだ。

こういう記事を書いたんだけど、繰り返す。政治家は敵じゃないんだ。
むしろ、友達でこっちの味方だ。っつーか味方にすべき政治家を選ばなアカン
ハッキリ言ってやる。真の権力者、そして真の敵は霞が関だ。そして本丸は財務省なんだよ
我々に必要なのは霞が関の官僚を相手に戦える政治家なんだ。もっと言っちゃえば財務省を叩き伏せる政治家だ。

もう一度言う。財務省は海外に対して「日本国債のデフォルトはあり得ない」っつってる。つまり、「日本国家の財政は破綻しない」って言ってるんだ。しかしながら、国内向けには「増税しないと国の財政は破綻する」っつってんだよ(笑)。どんな二枚舌なんだ、ってな話だ。
要は増税せんでも国家財政は破綻しない。破綻せんのに増税して、国内の経済はガタガタになっている。上で見たろ?相対的に円の価値は下落してる。
じゃあ、何で連中は増税に躍起になってんのか。分からん。多分増税に成功すれば財務省内で出世出来るから、とかじゃないのか(笑)。全く意味不明だ。

とにかく官僚を自由にさせればダメなんだよ。官僚の自由を制限する政治家が必要なの。
しかも恐ろしい話がある。政治家の、例えば愛人問題とか。そういうのって財務省がマスコミにリークしてる、っつー話があるんだ。
いや、陰謀論って言えば陰謀論だろ。でも前から言ってるけど、政治家の下半身の問題と政治能力の評価ってカンケーねぇんだよ。むしろ、増税反対派の政治家とか、財務省によって「辞めさせられてる」可能性まである、んだ。無いとは言えない。
大体「増税賛成派」の経済学者とか、外部の人間じゃなくって財務省に関連ある人間ばっかが選ばれてるしな。連中は「情報操作」に躊躇せん、って思ってた方がいい。
いや、陰謀論にハマれ、っつってんじゃねぇんだ。危険性を考慮しておかないとならない、って言ってるんだよ。大人の態度としては当然だろ?

繰り返す。岸田政権が終わった後、解散総選挙が行われる可能性が高い。その時には、僕らはMMTを「良く理解してる」政治家を国会に送らなアカンのだ。
皆、選挙の時にはいい事言うだろ?「経済再生」とかさ。「福祉を手厚く」とかさ。でも個々の言ってる事を良く見てみろよ。「どいつもこいつも同じような事しか言ってない」とか(笑)。そしてそいつらが当選しても相変わらず国の経済は良くならない。要は結局「無策」なんだよ。で財務省にいいようにやられちまう。
そんな奴ら選んでもダメなんだ。カンフル剤は何度も言うけどMMT。MMTを正しく理解してる政治家こそ選挙で投票すべき政治家だ。皆、ガンガン、現職の政治家のサイトでも何でもエエからMMTに対しての質問をぶつけろ。「知らない」なんて言うヤツには投票せんでエエ。そいつは選挙前にどんな上手いこと言おうが単なる勉強不足のバカだ。二度と国会に送ってはならない。送ったら貴方はプレステ5Proを買える事は永遠に無くなっちまう

今、僕はマジで分厚い本とか参考書数冊を古本で買ってMMTを勉強してる。んで勉強すればするほど「これは理論的に正しい」と思わざるを得なくなってんだわ。

 
貴方も勉強しろ。我々には理論武装が必要だ。っつーか事態は既に火急の状態に入ってる。
幸いな事に、MMTはそこそこ流行ったお陰で古本の関連本が安い。新書とかAmazonで検索しても二束三文で買える。僕も今まで、「経済学」なんてクソの役にも立たん、とか思ってて敬遠してた理系の人間だ。それでも勉強してんだ。皆もやってくれ。これは自衛の為の戦い、なんだ。
そこまでじゃなくてもPlayStation 5 Proを安く買うための戦い、でもiPhoneを安く買う為の戦い、でも何でもいい。
新書判でも難しくて読めないかも、って恐れてる人なら、マンガでもいい。このマンガならオススメだ。

 
そして理論武装したら是非とも高齢者と接触を持って説得して欲しい。既に人口は逆ピラミッド状態になってて、若者が「勉強」して「正しい選挙」を行うにせよ、高齢者はマジで情報弱者だ。そういう情報弱者が皮肉にも最多数を誇ってるんだ。
でも、別に「老人ホームを訪ねろ」ってワケじゃない。近場に両親とか、あるいは祖父母がいるなら彼らを説得しろ。いや、むしろ洗脳する勢いでいい(笑)。彼らも年金生活で消費税増税で苦しんでる人たちだ。味方してくれるだろう。それどころか、原理的には年金の積立をせんでも年金制度が行える、と言う事にビックリして怒りを共有してくれるかもしれん。そもそも、年金をバラ撒いて、お年寄りが最大の消費者になってくれるだけ、で経済は復活するかもしれないんだ。
そういう耳より情報を彼らと共有すべきだ。

歴史的経緯でもMMTは正しいんだ。しかも異国の話ではない。この日本に於いての話、だ。
以前、高橋是清の話を書いたが、日本は「MMT」なんて言葉が無い時代からMMT的な政策で日本を不況から救ってきた。実は既に効果があった手法なんだ。
あんま誰もその話をしないわけで、この辺、MMTの論者ももっと強調してもエエんちゃうの、って思ってるくらいなんだ。「未知の理論を使う」なら躊躇しても当然だが、実は日本では既に実績があるんだよ。
もう一つ実例がある。
その話を紹介する前に一つMMTの基礎の話をしよう。

MMT、つまり「現代貨幣理論」って言う以上、MMTの理論の根幹は「貨幣とは一体何だ?」と言う話からスタートしている。単に「お金の正体とは?」って話だよな。
そもそも「経済学は社会科学」と言っておきながら「基礎理論が良く分からん」状態で話を展開してきた、ってのが理系の頭では信じられない話なんだけど(笑)。物理学で「原理」、つまり、力とはどういうモノか、力を物体に作用させるとどうなるのか、とかを定義しないで論法を展開する、なんつーのはあり得ないわけだが、経済学者ってのはどうやらそういう事をやってきたらしい(苦笑)。
文系の発想ってマジで良く分からん(苦笑)。お前ら、大丈夫なのか(笑)。
一方、MMTの理論は、経済活動の基本、「お金の正体は?」から始めている。こういうアプローチは科学的なんだよ。非常に分かりやすい。少なくとも理系には分かりやすいんだわ。
んでまぁ、「貨幣とは何か?」と言う話に於いて、なんとなく主流経済学では「元々は物々交換があり、それを代替するものとして貨幣が誕生した」と言うようなモデルを信奉してたそうだ。
そうだな、「はじめ人間ギャートルズ」で出てくるような石の貨幣が最初出てきた貨幣(物々交換の代替)のイメージ、だ。これを商品貨幣論と呼ぶ。



しかし、MMTはそもそも「物々交換を代替するモノ」と言ったような貨幣の発生そのものを否定している。
MMTの答えはこうだ。「貨幣とは主権国家が発行する特殊な借用書である」と。これを信用貨幣論と呼ぶ。
まぁ、この辺はMMTの新書でも読んで勉強してくれ。
ただ、MMTの理論の「おかしさ」で一つ皆が気になるだろう事に、じゃあどうやってその「信用」を得るのか、って話がある。言わば貨幣の権威付けだよな。日本円はどうして日本国内で通貨として信用を得てるんだろうか?
いや、例えばだぜ。仮に貴方が・・・アニメキャラの高額フィギュアを持ってるもの、としよう。



んで、仮にあるアフリカの・・・ここでは仮にウンババ共和国(仮)、とでもしようか、の大金持ちが貴方に面会を申し込む、と。彼は是非とも貴方にそのフィギュアを売って欲しい、と言う。

「貴方に払うお金は10億ウンババンバンバンとします。是非ともそのフィギュアを売ってください!」

と。
果たして貴方はこの取引に応じるだろうか。
恐らく、十中八九、

「すいません、日本円でお願いします。」

って言うだろ(笑)。1ウンババンバンバンがどれほどの価値があるか知らんし、「自国の通貨です!価値が有ります!」とか言われても信用できねぇよな(笑)。ワケ分からんし。大体その国は経済的にどうなんだ、暴落する可能性があるんじゃねぇのか、とか疑うよな(笑)。
でもこの論法の延長線上で出てくるのは、「じゃあ、円って無制限に信用可能なのか?」って事だ。僕らは日常的に円を使ってて「その価値」を疑ってない。つまり、権威(オーソリティ)があるわけだ。一体何がどのようにして、日本国内での「円の価値」が保証されてんのか。
「国が保証してるからだ」ってのはある意味正解だ。ただし、それは簡単に出て来るようなモノじゃないんだよ。

ちょっと前、NHKだったと思うんだけど、大隈重信の話をやってたんだよ。


大隈重信

この人が日本円を作った人だ。円は明治4年に発行される。
ただし、その時期だと「色んな通貨」が日本にはあったんだ。江戸時代からあった藩札と言うモノもあり(言わば各藩独自のローカル紙幣だ)、また、色んな商会が独自に作った紙幣なんつーものもあって(今で言うと商品券とかポイントか・笑)、登場したばっかの政府が作った円は一番信用されてなくって、誰も使いたがらなかったらしい。
ハハハ、面白ぇだろ(笑)?当時の日本人は必ずしもお上が決めたから、って盲目的に従わなかったんだ(笑)。それより彼らは市場での信用度を優先したんだ。
これに困ったのが大隈重信と明治政府だったんだよな。「公的なお金」を決めたのに、市場では信用度がなくって普及しない。誰もが勝手にお札を作って使ってる状態だったんだ。
そこで大隈重信は一計を案じる。要は納税は日本円じゃないと受け付けないと言う事にした、んだ(つまり、それ以前だと円以外で納税が可能だった、と言う事だ)。藩札や今で言う商品券での納税を認めない事にした、途端に日本全国で円が普及したんだとさ。
いや、これは面白い。そしてその番組を観てた僕は思いっきり叫んでた。「これってMMTの理論そのまんまじゃん!」と(笑)。
そう、MMTの理論だと、ある国が貨幣を作って、それがその国での「公的な」貨幣としてのオーソリティを得るのは、税金の支払い方法(つまり、それ以外を受け付けない)がその通貨の信用を作ってるからだ、と言っている。大隈重信ってMMTが無い時代にMMTが提唱してる「理論」通りに、日本円の国内での信用を確立してんだわ。
だから言ったろ?日本じゃMMTの理論が正しい、そしてそれが政策に反映されて成功した、って例が少なくとも2例は存在してんだわ。
分かったかしら?MMTは別に「いまだ実行例がない危険な理論」でも何でもねぇんだ。日本は過去、事実「その理論通りの事」をやって成功してんだ。
一体何を恐れる必要がある?

MMTと言う考え方を「我々の常識にする」と言う事は、我々のモノの見方を変える事だ。
例えば今までは「政治と金」の問題で、代議士が「金にがめつい」って印象になっていた。しかし、「政府が金を(制限があるにせよ)自在に作れる」と言う常識を持てば、政治家も「金に汚い」って事はなくなるだろう。なんせ「作れるモノ」だからだ。「作れないと思い込んでいた」から金に汚くなるわけだよな(笑)。
そうすれば、僕らもある意味意識が変わる。要はシンプルに「誰に通貨発行権を委ねるのか」と言う基準でモノを見れるわけだ。これは大きな利点なんだよ。「あいつに金を刷らせればダメ」「この人にお金を作らせたい」、と見方がシンプルになる。
そして赤字政府万々歳だ(笑)。システム的に言うと、政府が赤字だ、って事が国民側が豊かになる、って事なんだよ。国内での経済ってのはある種のゼロサムゲームで、政府が「黒字」になると民間側が「赤字」になるんだ。民間側が「黒字」になる為には政府側が「赤字」にならんとアカン。いや、そのシステムが正しいのかどうか、ってのは是非ともMMT関連での新書を読んで学習して欲しい。
また、ハイパーインフレがー、とか言い出すヤツがいても気にせんでもエエ。大体、ハイパーインフレの定義って1年に物価が130倍に上昇する事だぞ?「何かよう分からんけど凄いインフレ」って意味じゃねぇんだ。言ってる奴らはハイパーインフレの定義を知らない
上のiPhoneの例を見てみろ。実際起こってるのはデフレそのもので、円の価値が諸外国に比べると下落してるだけ、なんだ。こんな状態でイイのか?って事だ。そして原因はコロナでも何でもない。消費税増税に躍起になってる財務省のせい、なんだよ。
いいか?今のままだと来年発売のiPhoneは20万円超えPlayStation6が出ても20万円超え、ってのがあり得る世界なんだ。早急に手を打たないととんでもない状態になる、って事なんだよ。
もはや政治・経済は対岸の「誰かが何とかしてくれるだろう」火事じゃねぇんだ。
MMTを理解しろ。そしてMMTを理解して財務省と戦える政治家を我々は選出せなアカンのだ。
これは急務だ。
じゃないといつまで経ってもプレステなんざ買えなくなるんだ。

幸いな事にgoo blogでMMTを検索すると味方の方が多い。役立つ情報を流してくれる人がたくさんいる。僕が書いてる事が信じられない、のなら彼らの記事を読むべきだ。少なくとも経済学のトーシロ(俺)が書いてる事よか説得力はあるだろう。
例えばこのブログの記事なんかがそうだ。
ここで紹介されてる動画とか観て、僕もあんぐりと口を開けてしまった。


そもそも、財務省が東大法学部卒ばっかってどういう事だよ(笑)。そこは経済学部卒じゃねぇのか(笑)。
だから言ったろ。日本って実は学歴社会でも何でもねぇんだ。学校歴社会なんだよな。何を勉強してきたか、じゃなくってどこで勉強してきたか、が重要視される。
結果、経済学の知識ゼロの奴らが経済をメチャクチャにしてんだわ(笑)。
お前ら全員法曹界へ行けよ(笑)。そこは専門じゃねぇだろ(苦笑)。
言っただろ?だから財務官僚には政治家が首輪付けてキチンとしつけなアカンのだって。相手は経済学の知識ゼロなんだぜ?それでいいなら俺でも財務官僚が務まるわ(笑)。

まとめよう。

  1. 我々はMMTを武器として財務官僚と戦える政治家を選出する事
  2. GHQに押し付けられた財政法第4条を消滅させる事
  3. 財務省から国税丁を完全に分離・独立させる事
もうあんまりヒドいんで、3番が必要なんじゃないか、とか考えるようになってしまった。財務省は徴税管理のシステムを手元に置いてるからムチャクチャ出来るんじゃないか。
「財務の計画・立案」と「徴税を行う組織」は完全に分けた方がいいだろ。じゃないといつまで経っても「全てを一元的にコントロール可能」となってロクな事にならない気がしてる。

繰り返すが、今が「選挙によっての」戦いの時になるだろう。ここでキチンと勉強して「適した政治家」を国会に送らない限り、もう日本には未来がない。
そこまで切羽詰まってるんだ。

最後に。
MMTに「社会主義」的な匂いを感じてちと思想的に「危険」だと思う人もいるだろう。
しかし心配ない。日本の経済が良かった時には世界中から日本は「もっとも成功した社会主義国」だと揶揄されてたくらいなんだ。
ハッキリ言って、日本が西欧型の「完全自由主義経済」とか「完全資本主義」で勝った例はねぇんだ。むしろ西欧型に切り替える事により失敗してる。
特にバブル期で「我が世の春」を謳歌してた世代。おめぇら、「自由主義経済じゃないと云々」とか言う資格なんざねぇんだよ(笑)。「護送船団方式」で守られてた日本でお前らウハウハ言ってただろ(笑)。
そういう「世代」に生まれながら「MMTの左翼的なトコが〜」とか言う奴らは偽善者、だ。
マジで黙ってろ、って言いたい。

※1: 正直言うと、テレ東の「YOUは何しに日本へ?」とか言う番組とか「のんきだよな〜」とか思いながら観てる(笑)。もちろん、番組企画に悪意があるわけじゃねぇだろうが、「観光業が儲かって大バンザイ!」とか言う話じゃねぇんだよ。相対的に日本円の価値が下がってる、って事が大量の観光客を呼び込む原因になってるんだから、むしろ我々は危機感を覚えるべきなんだ。
そして「観光的に魅力的な国造り」と言うのは本来なら、「高くても来てくれる」ようにせなアカン、って事なんだよ。
分かってんのか。

※2: データはこのサイトから。

※3: データはこのサイトから。
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