星田さんの記事に対するコメント。
続けてジャーナルを・・うわぁ、この凝ったフォントやめてくれ〜。慣れかなぁ・・
わははははwww
うん、僕も嫌い(笑)。何でこんなフォント使うんだろ?とか思う。
いや、以前アメリカ人に訊いた事あるんだわ。「読みづらくない?気にならない?」って。
そしたら「気にならないよ」って言われた。やっぱ慣れかもね。
Pool of Radianceに限らんのだけど、アメリカ人って「雰囲気出す為か」CRPG上でこういうフォント使う事も多いんだよな。僕も「止めてくれ」とか思ってた(笑)。
Electronic Arts謹製のバーズテイル(1985年)。この辺から「素直なフォント」を使わずに、日本人には読みづらい「ゴージャス」、っつーか中世の羊皮紙?に使うような装飾文字臭いフォントっぽい物が使われはじめる。
アレだよな、日本のマンガで言うと、怖いシーンで「ホラー文字」みたいなフォント使って雰囲気盛り上げたりするじゃん?多分そういうノリなんだよね。
ああ言うのも、ひょっとしたら日本語学んだ外人には実は読みづらいのかも。
知らんけど。
ここから余談。
多分パッケージに含まれてると思うんだけど、「Clue Book」ってのは、名前見りゃ分かる通り、「攻略本」だ。
よく、「外人は難しいゲームをやる」「日本人と違って発想が自由だ」とか誤解された事言われるんだけど、実は違う。
やっぱ「攻略本」があるんだよ。
それでだな。日本の「攻略本」ってのはゲーム雑誌の出版社が一種単行本みてぇなカンジで、原著社の許諾を受けて発刊してるわけだけど。
アメリカの場合、ゲーム雑誌はあるんだけど、ゲーム雑誌が「攻略本を出す」って事はなくって、ゲームをリリースしてる会社が自社出版する事が多いわけだ。
それで90年代以降どうなったのか、っつーと「わざと解けないようなゲームを出して、攻略本出版でも稼ぐ」ってビジネスをやり始めたんだよな。
Pool of Radianceが出た1988年辺りならまだ大丈夫なんだけど、Eye of the Beholder(1991年)が出た頃辺りから業界がちとおかしくなってくわけ。
いや、Eye of the Beholderっていいゲームなんだけど、元々TRPGってのは「敵を倒しても経験値はそれ程稼げない」。クエストをクリアして大量の経験値をもらえるわけじゃん?
んで、Eye of the Beholderって「隠しクエスト」が山ほどあるんだけど、それが「わからん」わけよ(笑)。まぁ、「隠し」って言うだけはあるわけだけど、フツーにプレイしてもなかなか気づかないモンばっかなのね。だからぶっちゃけて言うと、ある程度「攻略本頼り」が前提のゲームになってる。そしてその辺が、識者からの「評価を下げてる」原因でもあるわけ。
アメリカだとそういうビジネスが普遍化してたようなトコがあって、日本より単にエグいんだわ(笑)。バルダーズ・ゲートなんかでも「こんなトコにアイテムが!」みたいなのが、日本のゲームより酷い(笑)。分かんないようにしてるからまず見つからんのよな。だから「攻略本買って下さい」ってのがモロ表面に出てる。
考えてみると、日本で、「洋ゲーが難しい」って評価に転換したのって90年代以降だと思うんだけど、それにはこういうウラがあるんだ。別に外人が「日本人に比べると難しいゲームを好む」とか「ゲームが上手い」とかそういう事じゃないんだわ。
それで言うと、PoolシリーズとかSavage Frontierシリーズとか、比較的時期が早い(1980年代後半からリリースされたゲーム)んで、そういう「洋ゲーのストレス込」的なモノがないゲームとなっております。
で、委員会に出向いてお話をお聞きしたところで終了。クエストを依頼されるって感じじゃなかったなぁ・・。とりあえず次回は装備を揃えに行こう。
うん。「仕事がこれくらいあるんだけど、勝手にやってくれ」ってカンジでしょ(笑)?
ただ、まぁ、TRPGのスタイルだよね。
そう言えば、日本の一本道RPGとか「おつかいRPG」とか呼ばれるけど、元々RPGって「おつかい」なんだよな(笑)。
このPoRは特にそんなカンジ。シティ・アドベンチャーだし。
続編のCurse of the Azure Bondsってのはまた違ったアプローチなんだけどね。と言うか、グループSNEがやってたビジネスモデルのように、小説版があって、それに絡んだ話になっております。
まぁ、読まんでも遊べるけど。小説に出てくる主人公がゲーム内に登場したりする、って程度か。
ちなみに、PoRにも小説版があります。
こっちは主人公はなんと女性で、「3人パーティでその編成はありえないだろ」と言う話になってる(笑)。
俺はツッコみながら読んでた(笑)。