2023/5/6
全国各地には「風待ち港」と呼ばれた港があります。
冬の季節風(西風)が厳しい西伊豆にも風待ち港があって、たとえば天然の良港としてヨットの寄港地としても人気の妻良(めら)漁港は、かつては風待ち港として栄え、歴史上の人物が立ち寄った記録も多く、1855(安政2)年には勝海舟が長崎に向かう途中、風待ちのために1週間滞在したそうです。
全国各地には「風待ち港」と呼ばれた港があります。
冬の季節風(西風)が厳しい西伊豆にも風待ち港があって、たとえば天然の良港としてヨットの寄港地としても人気の妻良(めら)漁港は、かつては風待ち港として栄え、歴史上の人物が立ち寄った記録も多く、1855(安政2)年には勝海舟が長崎に向かう途中、風待ちのために1週間滞在したそうです。
冬季の風待ちは、1週間程度は当たり前で、長ければ何ヶ月も待つこともあったようです。天気予報などなく観天望気に頼った航海でしょうから、安全との確信が得られるまではひたすら風待ちしたのですね。
立夏の今日は朝から強い南西風が吹いて、ヨットを出そうという気にもならない"風待ち日和(ひより)"という感じでしたね(笑)
(お借り画像、イメージです。)