文藝別冊「五十嵐大介」(河出書房新社 2014年)
インタビューや対談、新作1本・未収録3本などが載ってる雑誌。
単行本未収録作「台湾の犬」ってのがいい。いや、ま、ほかの作品も好きですけどね。
「台湾の犬」はエッセイ漫画ってジャンルになるんですかね。五十嵐大介のコメントに「過去に戻って描いた絵日記みたいなものです。」とあります。ホント絵日記です。他愛もないことしか描いてない。パトカーの絵に「パ . . . 本文を読む
五十嵐大介「SARU」(IKKI COMIX 2010年)
数年ぶりに読み返しました。
伝奇モノです。あらすじをWikipediaから拝借。
いにしえの時代より世界各地に現れ、災いをもたらしてきた存在。人々は"猿"のような姿をしたそれを、己の信ずる宗教や土着信仰にもとづき名前を与え、畏れてきた。「斉天大聖孫悟空」も、そうして与えられた名のひとつだった。そして現代。人類はまた姿を現したそれと対峙 . . . 本文を読む
職業に貴賎なしっていいますが、どうなのかしら。
職業はとりあえず脇に置いといて、人について考えてみると、人には貴賤があると思います。貴い人もいれば賎しい人もいる。いや、身分とか地位とかじゃなくて、人間性としてね。心性として尊い、卑しいはある。
で、卑しい心性から生じる需要と供給、市場ってのがある。軍需産業とか。だったらこういうのは賎しい職業っていっていいんじゃないかしら。つまり職業に貴賤はある。 . . . 本文を読む
つくみず「少女終末旅行 ❶」(BUNCH COMICS 2014年)を読んでたら登場人物たちがこんな会話をしてる。
「空ってなんで青いの?」
「昔の人は海の青が映っているからなんて言ってたり」
ああ、そんな歌がありましたね。でも誰が歌っているんだか、どんな歌詞だったかも忘れてしまった。で、探してみたらYou Tubeにあがってました。
「どうして」
空はどうして青いの
海の色が映るか . . . 本文を読む