恐れるよりも望もう。愚痴るよりも深く息を吸おう。
駄弁るよりも語ろう。憎むよりも愛そう。
そうすればすべてがうまくいく。
スウエーデンの諺
不運なこともあるけれど、そんなこと私は気にしない。不運を恐れるより幸運を望む。望んだ幸運とともに不運だって来るさ。神さまは帳尻を合わせにかかるからね。
と言って、恐れていれば望んだものがやって来る、なんて帳尻の合わせ方はない。そういうの、神さまの . . . 本文を読む
荻原規子「RDG」(角川文庫)を読んでいて、あ、これはパウリ効果だよなあ、と思った。それだけ。
これ共時性と関係あるのかしら。そんな説明もされるようだけれど。それはそれでおもしろいけど、説明不能の現象ってほうがあたしの好みではある。
訳わかんないから笑うしかないってのが人生のほんとう、なんじゃないの。なぜだか世界は存在してる。なんでよ。訳わかんない。 . . . 本文を読む
なんだか糸をたぐるみたいにするするっと気持ち良く、あれもこれもつながっていく時ってあるよね。それはそれは見事に。まさしく天の配剤。
おもしろいくらいに思いと出来事がするするとつながっていく話を最近聞いたばかりだけど、ああ、そういうふうにできているよなあ、と思うだけ。本当? なんて疑ったりはしない。
おそらく疑う人はそのような経験がないのだろう。いや、あるはずなのよ。あっても気がつかないか、偶然 . . . 本文を読む
思い出をどうもありがとう。
やさしい笑顔をありがとう。
人生が学びの場所であるならば、そこで出会い、わずかであっても時間を共有してくれたあなたは、私にとってはかけがえのない教師。
これから少しの間、離ればなれになるけれど、それは決して別れではない。
心が寄り添っていれば、またいつの日か、昨日の続きみたいに再会できるはずだから。
旅立つあなたに、今は感謝の花束を。
どうかお元気で。
お幸せに。
. . . 本文を読む
自分がそれをしているのは自分がそれをしたいから。
もちろんそうなんだけど、実はそうとばかりも言えない面もある。ほかの何かの意図を感じないか。
いや、誰かにやらされているってな話じゃないよ。仕事などではそういう場面はよくあるだろうけどね。自分ではしたくもないことを上からの指示でさせられる、とかね。
あたしの書いているのはそういうことじゃないの。
周囲の状況が自分にそれをするよう、指し示しているよ . . . 本文を読む
投げやりってことじゃないよ。投げ込むのよ。どこへ? すべてによ。
わかりにくい?
前にも書いたような気もするけれど、個は個として存在してるわけじゃないのよ。実はつながってるから、個は全なのよ。だから、あたしはあなたで、あなたはあたしなのよ。
感じたことないかしら。夢中になってるとき自分は消えちゃうでしょ。そこにあるのは、ただ全存在なのよ。個を突き抜けちゃって全に還っているのよ。
禅語に放下 . . . 本文を読む
最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。最も人生を楽しんだ人間のことである。
ジャン=ジャック・ルソー
ルソーがこんなことを言ってるんだね。さっき知った。あたしが長々と書いてることを実に端的に書いてる。
ま、ようするにこういうことよ。
今の時点で、あたしは十分長生き。もちろんたのしいことばかりではなかったけれど、というよりしんどいことのほうが多かったような気もするけれど、そ . . . 本文を読む
と言ってもLINEの話じゃないよ。
星新一は高校生のころ、ほとんど読んだ。
別に難しい話じゃない。高校生なら十分読める。読んで、理解した。そう思った。だから既読マークを付けて、ハイおしまい。
とはいうものの、本当に理解したのか、という思いはなんとなくあった。
YouTubeでたまたま見つけた。
http://youtu.be/7CiEcVrv974
こんな残酷な話を書いていたのか。
既読マ . . . 本文を読む
「声で伝わるあなたの気持ち ~朗読・読み聞かせから気づくこと~」 朗読家…見澤淑恵
ラジオでこの人の講演を聞いた。おもしろかった。
声とは息遣いで、息遣いとは心遣いで、心遣いとは生きること。
と、あたしは理解した。
生きること、とまでは講演で言ってないけど、YouTubeでこの人の朗読を合わせて聞いたからね。
http://youtu.be/6VPIGExxTVo
ヘタレのあたしは生きるこ . . . 本文を読む
見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮
藤原定家
今日届いた本、川瀬巴水(画) 林望(詩・文)「夕暮れ巴水」(講談社)の巻頭にある。
この歌を知ったのは最近で、今日また目にしたとき、ああ集まって来たなあ、と感じる。必要なときに必要なことが起きるものである。短期間に別々の本で目にするのも必要あってのことだろう。
この歌を知り、定家という人を怖いと思うとともに知りたいとも思った。 . . . 本文を読む