そんなニュースを見て、今回は昨年はじめて「ふるさと納税」を実際にやってみた感想を書いてみました。
「大人気!」と聞くものの、意外に周りでやったことある人を見たことがなかったふるさと納税。
4月からはさらに納税しやすくなったそうですが…
(文中のcakesの記事はコチラ
【 第21回】今年中にやっておきたい! ほんとにオトクな「ふるさと納税」/ 家計再生コンサルタントの本音 / 横山光昭 )
こんな感じで、自治体によって全然違うなぁ…というのが感想です。
どこに寄付しようかと色々調べていて、特産品以外にも ”納めた税金の用途が選べる”というのが大きな魅力だなぁと感じました。
使用目的が明確になるほど”クラウドファウンディング”感覚で「この自治体を応援しよう」と寄付のモチベーションが上がり、「途中経過はどんな感じかなぁ」と、寄付した先の自治体のことを考える機会も多くなりました。
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(画像は ふるさとチョイス「すみだ北斎美術館」特集ページより)
さて、今回のブログを書こうと思ったきっかけは、
「すみだ北斎美術館がふるさと納税で建築費募る クラウドファンディングを活用」(Art Annual Online)
の記事でした。
こちらはまさにクラウドファウンディング。5月末までの60日間で1,500万円を目標にしているのだそうです。
これだけ目標が明確だとふるさと納税で”応援したい!”という気持ちも大きくなるなぁと思いました。
寄付額に応じた特典としていただける「すみだモダン」の製品は、地元の職人さんの技と現代のデザインが融合した製品なので、こちらを眺めているだけでも楽しくなってしまいます。
地域へ、世界へと“北斎”を発信し、皆さんと成長し続ける「すみだ北斎美術館」(ふるさとチョイス)
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(画像は さとふる新潟県十日町市ページより)
他にも、今年 (2015年)開催の越後妻有の「大地の芸術祭」のふるさと納税での応援ページもありました。
こちらは寄付によって芸術祭のパスポートがいただけるそうです。
特集ページの美しい写真を見ていると、また今年も行きたいなぁという気分も大きくなってきます。
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(画像は「ふるさとチョイス」トップページ)
私がふるさと納税のことを調べるのに使用したのはこちらの「ふるさとチョイス」というサイトです。
「お礼の品」や「地域」、「用途」や「支払い方法」から選ぶことができたり、各地域のページも「特典[特産品]あり / 使い道が選べる / クレジット対応 / 災害救助法適用地域」といった分類が見やすく示されているので使いやすかったです。
ふるさと納税から税金を控除される額には上限がありますが、それもこちらのページから見積もることができます。
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そして、こちらが昨年旅行に行って、耶馬溪や羅漢寺の風景が美しかった大分県・中津市からいただいた、「耶馬のほろ酔いセット(どぶろく)」。鱧の練り製品がセットになっていました。豪華ですね!
鱧なんて関東ではなかなか口にできないのでこんな形でいただけたのは嬉しかったです。どぶろくを飲みながら、旅行の思い出にひたり、また別の季節に行ってみようかな〜なんて考えるのは幸せな時間でした。
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(画像は NAVERまとめ「過熱しすぎな「ふるさと納税」のデメリットとは?」ページ)
ところで実際にやってみても、手間がかかったり確定申告忘れたりする意以外には特にデメリットは感じなかったのですが、”地方にも個人にもいいことずくめ!”みたいでなんだかうまい話すぎてちょっと怖い…
というわけでデメリットも調べてみたのですが、
・都市→地方への再配分だけでなく、地方→地方/都市からの納税も可能であるため、魅力的な特産品が用意できない地方からは税金が流出してしまう。
・自分たちの暮らす市町村の税金を他の地域に回してしまうので、場合によっては自分の住む地域の行政サービスを圧迫してしまう。
というところでしょうか。短期的なデメリットは少なそうですが、長期的に見るとどこかに無理が生じてしまったりするのかもしれないですね。
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というわけで、ちょっと美術館情報から離れてきてしまいましたが…
「ふるさと納税」という形で、好きな作品やアートプロジェクトに関わることができるのもちょっといいなぁと思っています。
まだやったことない…という方の参考になったら幸いです。
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