
今年3月、北陸新幹線が敦賀まで延伸したので、北陸旅行に。
まず、新幹線で金沢へ。

金沢と言えば!の、鼓門
ホテルに荷物をおいて、まずは近江町市場でごはん。(昼前の時間でも結構並んでました・・・)
回転寿司の「もりもり寿し」。


ガスエビいただきます♪
ここから歩いて金沢21世紀美術館へ向かいます。
尾﨑神社を通り…(東照宮なんですね。)



至る所に葵紋があしらわれています
金沢城の鼠多門&尾山神社からつづく鼠多門橋。2020年に復元整備されたものだそう。
石垣は10mほどの高さ。このあたりの道路は、もともとは堀なんですね。

尾山神社東神門を通り、鼠多門橋を渡って、鼠多門へ。


鼠多門の中は無料で入れました。木の良い香りでいっぱい。

金沢城は”石垣の博物館”というほど、多くの種類の石垣があるんですね。

次に行くときには石垣巡りをしてみたいです。
そして、金沢21世紀美術館へ。
平日の昼前ですが、レアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》の地階に入る整理券はもう夜の分しか残っていなかったので今回は断念…

《スイミング・プール》/ レアンドロ・エルリッヒ
金沢21世紀美術館は、金・土曜日は20:00まであいているので、夜にゆっくり観るのもよいかもしれないですね。
スケールの大きな作品群が印象的な展覧会。

《パースペクティブス》/ エル・アナツイ 2015年
今回のキービジュアルの作品です
今回のキービジュアルの作品です

《喪失の美学》 / サラ・ジー 2004年
扇風機などを使って動きも加えられた作品です
大巻伸嗣さんの2024年の作品《Plateau 2024》は、時間と共に変化する陸地と海の関係を表したとても静かな作品。


《Plateau 2024》 / 大巻伸嗣 2024年
マーク・マンダースの4作品も、現美の展示以来で拝見して、良い作品でした。

《4つの黄色い縦のコンポジション》 / マーク・マンダース 2017-2019年

《黄色い縦のコンポジション》/ マーク・マンダース 2019-2020年
美術館エントランスのエンリケ・オリヴェイラ《死の海》も、木製のオブジェながら生き物のようにも見えて強いインパクト。

《死の海》/ エンリケ・オリヴェイラ 2024年
開館20周年を記念して今年は大きなコレクション展を3期にわけて開催されるそうで、こちらも楽しみにしていた展覧会。

《ダプンタ・ヒャン:知識の伝播》/ ザイ・クーニン 2016-2017年
キービジュアルの作品
緻密な工芸的な作品から、リヒターやダミアン・ハースト、村上隆らの大判の絵画作品、カールステン・ヘラーやガブリエル・オロスコの体験型のインスタレーションまで、金沢21世紀美術館の3つの収集方針がそれぞれ見られるような展示でした。

《金沢の自動ドア》/ カールステン・ヘラー 2004年
何だろう?と入ってみて驚いた作品でした
長期インスタレーションルームの佐々木類さんの、板ガラスの間に植物の痕跡を閉じ込めたもので作られた空間も良かった。(こちらも撮影NGなので写真なし。)

《浮くもの/沈むもの》/ 島袋道浩 2008年
好きな作品でした
観光地なので、展示室もかなり賑やかだったりしましたが…今回も、ジェームズ・タレルの部屋は静かに、ゆったりと観られて良かったです。

《ブルー・プラネット・スカイ》/ ジェームズ・タレル 2004年
さて、金沢21世紀美術館を満喫し、2024年7月14日にオープンしたばかりの「ASTER Curator Museum」へと移動します。
金沢〜福井、夏のアート旅②に続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます