【今週末はどこに行こう?】今週末行きたい 展覧会・イベント

今週末行ける、オススメの展覧会やアートイベントをご紹介しています。
(関東地方・現代アート中心です。)

自然光いっぱいの美術館で、アートとデザインを楽しむ! ー富山県美術館。

2018年05月15日 | アート●オススメ アートスポット●

「デザインあ」展が見たくて訪れた、富山県美術館ですが、美術館自体がとても素敵な場所でした!


◼️木の香りでいっぱいの 開放感のある美術館

富山県美術館は、富山県立近代美術館のコレクションを引き継いで、2017年8月26日に全館開館した新しい美術館。新幹線の富山駅からも歩いていける立地です。

 

館内は木材がふんだんに使われ、展示室をつなぐ廊下など、木のとてもよい香りがしました。氷見産のスギを使用しているのだそうです。

 

(廊下からは神通川がきれいに見えます。)

設計は内藤廣、ロゴマークは永井一正。
ユニフォームデザインは三宅一生。

(スタッフさんのユニフォームは本当に素敵でした!
こちらの写真は同美術館HPより。)

そして、館内サインは色部義昭。

(気づかなかったのですが、こんな素敵なデザインの時計もあったんですね。色部デザイン事務所HPより)

道路に面した吹き抜けの空間は、日光がたっぷりとはいって気持ち良いです!


◼️見ているだけでもわくわく!屋上庭園

屋上には芝生の屋上庭園「オノマトペの屋上」が。こちらは、入場無料です。

デザインは、グラフィックデザイナー・佐藤卓。

 

「楽しい遊具をまず作るという発想ではなく、楽しい擬音語・擬態語を思い浮かべてから遊具を考えるというアプローチです。」

 

かわいいきのこの「うとうと」:名前的にはハンモックみたいに使うのかな?こどもがアスレチックみたいに跳ね回ってました。

 

モビールみたいな「ぐるぐる」:2つのステップにそれぞれ乗って、ゆらゆらぐるぐる…これは楽しそう。大人も遊びたくなります。

 

「あれあれ」:オブジェのようですが、ベンチのある位置から見ると…

「あ」!「デザインあ」の佐藤卓さんらしい遊具ですね。かくれんぼみたいに中に入って遊んでるこどもたちも。

 

「ひそひそ」:おもわず、「やっほー」としゃべって、どこから聞こえるのか試してしまいました。目でたどればすぐわかるかと思いきや、意外にどこにつながってるかわからない…あと、これは見た目にも楽しいですね。

 

ちなみに、こちらの屋上からは、富山県富岩運河環水公園も見えますし、天気の良い日は立山展望もきれいに見えるようです。(”世界一美しいスタバ”も、こちらにあります!)

(立山連峰を見るのに便利な、 立山展望アプリなんていうアプリもあります!)

◼️屋外にも多くの彫刻作品が

館内や屋外にも、無料で見られる彫刻作品が多数ありました。
特に目を引くのは、現代彫刻家・三沢厚彦による、大・中・小のかわいらしいクマの彫刻たち!

広く開けた空に、真っ白い色が映え、味のある木彫りの模様が浮かび上がって見えます。


◼️開放感のあるカフェも素敵

館内には、レストラン「日本橋たいめいけん 富山店」、カフェ「Swallow Cafe」が併設されていました。

カフェは富山県内で人気のベーグル専門店だそうです。こちらのランチのスワロウプレートは1,080円。

富山県富岩運河環水公園に面したオープンカフェにもなっていて、晴れた日にはテラス席のランチも気持ちよさそうでした。

 

■コレクション展も見逃せない!

企画展を目当てに行きましたが、20世紀のシュルレアリスムを中心に扱ったコレクション展や、

英語名「Toyama Prefectural Museum of Art and Design」のとおり、デザインに力を入れた、椅子コレクションの展示、

富山出身の瀧口修造のコレクションの展示など、コレクション展も見応えがありました!作品数はそこまで多くないものの、20世紀の著名なアーティストの作品が多くあり、見ていて楽しい展示です!!


■公共交通機関の利用が良さそう

美術館の1Fの大部分は駐車場になっていますが、平日ながらとても混雑していました。(午後には駐車場待ちの行列ができていました…💦)

わたしも初日はレンタカーを使いましたが、誘導もあまり親切ではなく、辛かったので(^_^; 2日目は富山駅から歩きました。
富山駅から徒歩で15分程度なので、晴れた日は歩いて行くのも良いと思います!

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富山県美術館

開館時間:
・美術館 9:30~18:00(入館は17:30まで)
・屋上庭園 オノマトペの屋上:8:00~22:00(入館は21:30まで)

休館日
・美術館 毎週水曜日(祝日除く)、祝日の翌日・年末年始
・屋上庭園 オノマトペの屋上:12/1~3/15

入場無料のスペース:
展示室で展覧会をご覧になられる場合には観覧料が必要ですが、美術館への入館自体は無料です。
入場無料のスペースにもさまざまな施設があります。詳しくはフロアマップをご覧ください。


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