(写真は森美術館「シンプルなかたち展」での 『丸い虹』/ オラファー・エリアソン。
森タワーはスターウォーズ展とNARUTO展で混雑していますが、「シンプルなかたち展」も残すところあと2週間。お早めに。)
「今週末はどこへ行こうかな?」
そろそろ週末が楽しみな木曜日。今週末に行ける展覧会・イベントをまとめました。(関東中心)
●今週はじまりの展覧会が多いです。
■ 動きのカガク展 @21_21 DESIGN SIGHT(六本木)
■ No Museum, No Life?―これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会 @東京国立近代美術館(竹橋)
■ 竹尾見本帖 at Itoya 計算するオリガミ 舘知宏 かたちの探察 @G.Itoya(銀座)
■日本のグラフィックデザイン2015 @東京ミッドタウン・デザインハブ(六本木)
■ Old is New @PASS THE BATON GALLERY(表参道)
■TAKAMURADAISUKESummer Madness @GALLERY SPEAK FOR(代官山)
東京以外では
■ 「小沢剛-ゾウ館長からの夏休みのしゅくだい」@市原湖畔美術館(市原)
■ 新収蔵作品展 @アーツ前橋(前橋)
「動きのカガク展」では、展覧会ディレクターによるオープニングギャラリーツアーも。
●今週で終了していまいますが、
■ 豊田直之写真展:水の輪廻~広大なる海の行方を追い求めて~ @キヤノンギャラリーS(品川)
を追記しました。
※ブログの文字数制限のため、今回は東京とそれ以外の展示で記事を分けました。
東京以外は
今週末行ける展覧会・イベント(2)【6/20(土)〜6/26(金)】 (関東)。
をご覧下さい。
※個人的に気になっているもの・オススメしたいものをまとめています。
※”今週から開始の展示”には、”今週で終了の展示”には、”私が行ってオススメしたいなと思った展示”にはのマークをつけました。 週末の計画のご参考になれば幸いです。
※展覧会の内容および画像は公式HPまたは紹介記事から引用させていただきました。
●展覧会など●
<東京>
■ 動きのカガク展 @21_21 DESIGN SIGHT(六本木)
2015年6月19日(金)- 9月27日(日)[火曜休]
10:00 - 19:00
表現に「動き」をもたらしたモーション・デザイン。その技術は、車両制御システムや地図アプリケーション、通信技術やSNSの普及など、私たちの快適で便利な日常生活を支えています。
本展では、世界的に知られるメディアアーティストのジモウンやニルズ・フェルカーの日本初公開作品をはじめ、クワクボリョウタが大規模な「LOST」シリーズの新作、ユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)が脳と体を結びつける新感覚の体験型作品を発表します。
出展作家: アトリエオモヤ、生永麻衣+安住仁史、菅野 創+やんツー、岸 遼、クワクボリョウタ、ジモウン、鈴木太朗、パンタグラフ、ニルズ・フェルカー、沼倉真理、ユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)、他
※今週末は、展覧会ディレクター・作家らとまわる「オープニング ギャラリーツアー」も!
日時:2015年6月20日(土)14:00-15:30
出演:菱川勢一(クリエイティブディレクター/本展ディレクター)
桐山孝司(東京藝術大学大学院映像研究科教授/本展学術協力)
ニルズ・フェルカー(メディア・アーティスト/本展参加作家)
■No Museum, No Life?―これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会 @東京国立近代美術館(竹橋)
2015年6月16日(火)〜9月13日(日)
「なぜ、美術館の中はやたらと寒いのだろう?」「裸体はアートなのか?」そんな美術館の気になる疑問に答える展覧会。
この展覧会では、A〜Zのキーワードにそって、作品はもちろん美術館の設備や活動、そこに集う人々まで、多面的に美術館そのものを紹介。例えば【A】ならばアーティストについて、【G】はガード、すなわち警備について、【M】ならばお金の問題など、まるで辞典を紐解くように私たちの疑問に答えてくれる。
(FASHION PRESS)
■ 竹尾見本帖 at Itoya 計算するオリガミ 舘知宏 かたちの探察 @G.Itoya(銀座)
2015年6月16日(火)~8月31日(月)
<月~土>10:00~20:00<日・祝>10:00~19:00
銀座・伊東屋の7階「竹尾見本帖 at Itoya」での初めての企画展。
”本展示では、計算手法を用いる事で自在に設計されたオリガミをご紹介します。
一枚の紙を折るだけで、任意に与えられた複曲面が近似可能となるという理論に基づき、
いくつかのかたちを探索し、実際に折ったものです。
それぞれ、一枚の紙を切ること無く折るだけ(不切一枚折り)でできています。”(公式サイト)
■日本のグラフィックデザイン2015 @東京ミッドタウン・デザインハブ(六本木)
2015年6月19日(金)~8月5日(水)[無休]
デザイン団体日本グラフィックデザイナー協会・JAGDAが1981年から発行している年鑑『Graphic Design in Japan』の2015年度版の発行を記念して開催されるもの。同書に掲載されている約600点の中から、雑貨、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、空間デザインなど約300点が実物とモニターで展示される。
展示作品は、『第17回亀倉雄策賞』を受賞した佐野研二郎のポスター『HOKUSAI_LINE』をはじめ、葛西薫のポスター『烏賊は蛸が好き 蛸は烏賊が苦手』、長嶋りかこによる『札幌国際芸術祭2014』におけるジェネラルグラフィック、仲條正義がブックデザインを手掛けた写真集などが含まれる。
(CINRA.NET)
■ Old is New @PASS THE BATON GALLERY(表参道)
2015年6月18日(木)〜7月20日(月・祝)
11:00~21:00(日祝は11:00~20:00)
展示会では、文字にまつわる様々なプロダクトやインテリアを取り扱うショップ「LETTERS 8」が展開する、看板として使われ一度その役目を終えて集められた「看板文字=ヴィンテージサインレター」が登場する。
様々な場所や年代、色や書体そして時間が、特別な加工を施したかのように個性的で独特の色や雰囲気を持った「ヴィンテージサインレター」たち。サビやヒビ、色あせ自体もその魅力だ。
店内には「古いものから新しい形を創造する。」をテーマに、様々なヴィンテージサインレターや、そこから得たインスピレーションを形にしたレターにまつわる雑貨たちが、ギャラリーいっぱいに並ぶ。購入も可能なので、気になる人は足を運んでみて。(FashionPress)
■TAKAMURADAISUKESummer Madness @GALLERY SPEAK FOR(代官山)
2015年6月19日(金)- 7月1日(水)
11:00-19:00 (木曜休)
タカムラダイスケは、おもに女優やタレント、アーティストらを被写体に、数多くの記憶に残る広告写真を手がけている写真家。透明度の高い質感と巧みな色彩設計、知的な遊び心を効かせつつも、写真本来の美しいインパクトを活かした絵づくりは、広告クリエイターたちからも高い評価を得ている。
タカムラにとって約2年ぶりとなる個展。フリーランスとなって10年目を記念するものであり、ラブホテルのある風景シリーズ「半LOVE」を軸に展示する。また、自薦の未公開新作の大小プリント30点あまりを展示販売したり、限定フォトブックやTシャツも手に入る。ケミカルでカラフルな夏の色彩を表現した写真展は、一見の価値ありだ。(FASHION PRESS)
■ 豊田直之写真展:水の輪廻~広大なる海の行方を追い求めて~ @キヤノンギャラリーS(品川)
2015年5月14日(木)~6月22日(月)[日曜・祝日休]
「水の輪廻~広大なる海の行方を追い求めて~」のタイトルのもと、海、川、湖、池、沼、雨、雪、みぞれ、霧など太陽と大気と土とによって、変幻自在に姿、形、色を変え永遠に輪廻の旅を続ける水の有様をとらえた作品79点を展示します。
そして、すべての生命の根源ともいうべき、水の大切さを問いかけた作品になっています。
■ 小松宏誠 野村康生 吉田和生 Mother Nature @NORA HAIR SALON(表参道)
6月7日(日) - 7月31日(金)
月~金 12:00 - 22:00、土 11:00 - 20:00、日 11:00 - 19:00
本展では自然をモチーフとしながらも、そこに関わる人の営みがキーワードとなっている3作家のグループ展を行います。
鳥の羽根などを素材とし自然が持つテクノロジーと人間の生み出したテクノロジーが交錯する表現を追求している小松、最先端の科学理論が想定する高次元空間概念をもとに絵画の次元を思考する野村、自然を被写体としデジタル上の操作を加える事で時代性・社会性を切り取る吉田。個々のアプローチの交差を通して、目に見える自然の向こう側にある大いなる本質に迫ります
※ 美容室内での展示ですが、展示を見るだけでも良いそうです。
■ 関口光太郎展-新聞紙とガムテープで彫刻つくった!- @調布市文化会館たづくり(調布)
2015年6月8日(月)~7月26日(日)
10:00~18:00
新聞紙とガムテープで彫刻をつくる、関口光太郎さんの世界をご紹介します。
本展では、全長6m、高さ3mを超える巨大な作品から手のひらサイズの繊細な作品まで、展示室内にところせましと並びます。アンデルセン童話をモチーフにした「大人魚姫」、子育て中のママをモチーフにした「女王」や多摩動物公園の動物など、子どもも大人も馴染みのあるテーマがいっぱいあります。
身近な素材から生まれたダイナミックで繊細な彫刻をとおし、日常では気がつかない感覚や気持ちを発見できるかもしれません。
※7/19, 20 ギャラリートーク&ワークショップ。
ワークショップは申し込み制なのでHPでご確認ください。
※「ガムテープと新聞だけでつくった巨大彫刻がスゴい…!」(IRORIO) では関口さんのこれまでの作品を拝見できます。
■ 『PRISM』PHOTOGRAPHY BY FRANCIS GIACOBETTI @代官山 DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY(代官山)
2015年6月12日(金)~6月21日(日)
10:00~20:00
写真家のフランシス・ジャコベッティが捉えた「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」にフォーカスする企画展。
会場ではジャコベッティが撮影した写真をもとに、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケの衣服のフォルム、素材、色彩の表現などを映像と音楽を用いたライブ空間で体感できるという。映像はtha ltd.の中村勇吾が手掛けている。(CINRA.NET)
なお、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEの青山・六本木の店舗では、6/12よりこれらの作品にインスピレーションを受けた「SHADOW」シリーズを販売。DAIKANYAMA T-SITEでは同シリーズの小物商品の販売もあるそうです。
http://www.isseymiyake.com/news/images/PL_2015jun10_02.jpg
■エマージェンシーズ! 025「Inter-Nature Communication」AKI INOMATA @ICC(初台)
2015年5月23日(土)—8月1日(土)(月曜休)
11:00-18:00
INOMATAの作品の多くは,生き物との恊働によって成立しています.これまでに,都市や建築物の形を模した透明な殻を3Dプリンターで出力してやどかりに渡し,そこに引っ越してもらう作品,同じく3Dプリンターで出力した街のオブジェを亀に載せる作品,犬の毛と人間の髪をお互いの服として交換する作品,ミノムシに女性の衣服の切れ端を与えてそれでミノを作ってもらう作品,インコを連れてフランス語を習いに行く作品などを発表してきました.
本展示では,近作数点とともに,木の年輪と同様に生息する環境変化をログとして刻む貝の成長線を音に変換させた新作《LINES — 貝の成長線を聴く ver.1.0》も展示します.
■サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡 @原美術館(品川)
2015年5月23日(土)~8月30日(日)(月曜休)
アメリカ・ヴァージニア州出身のサイ・トゥオンブリーは、アメリカ抽象表現主義の第2世代ともされる20世紀を代表するアーティスト。即興的に描かれた線や絵具の飛沫に、文字や数字、記号がランダムに組み合わさった絵画やドローイング作品で知られている。
同展では、紙に描かれた作品にフォーカスし、1953年から2002年までの約50年間に制作されたドローイングやモノタイプ作品約70点を展示。生前にトゥオンブリーが作品の選定に関わり、ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館を皮切りに世界各地に巡回した展覧会を、原美術館の展示空間に合わせて再構築する。(CINRA.NET)
■ハンディウィルマン・サプトラ 『物質について』@TOLOT/heuristic SHINONOME(東雲)
2015年6月12日(金)~7月25日(土)(日・月曜・祝日休)
11:00~19:00
インドネシアの現代アートシーンを代表するアーティスト、ハンディウィルマン・サプトラ(Handiwirman Saputra、通称ハンディ)の日本初となる個展。キュレーターは美術評論家のエニン・スプリヤント、監修は森美術館館長・南條史生。
今展では過去20年にわたるアーティストの芸術表現の発展を、主に5つのセクションに分けて14点で紹介。オブジェ、立体彫刻、ペインティング、写真など多岐にわたるメディアの作品を一望するとともに、ハンディの原点ともいえる小さなオブジェや今展のために制作した新作2点も発表。世界のアートコレクターから注目され、東南アジアで最も人気のある作家の一人であるハンディの全貌を概観できる貴重な機会だ。(Art Annual Online)
■ ライゾマティクス グラフィックデザインの死角 @ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)(有楽町)
2015年06月05日(金)~2015年06月27日(土) [日曜・祝日休]
デジタル技術を中心に、既存の枠組みを越えた多様なジャンルのクリエイションを切り開いてきたライゾマティクス。今回の展示では、日本を代表するグラフィックデザイナーである田中一光のポスター作品を徹底的に解析するなど、ライゾマティクスらしい手法により、従来のデザインフローとは違う新たなグラフィックデザインのプロセス、グラフィックデザインの死角に迫る。
※2015年6月23日(火)にギャラリートークが開催されるそうです。
要申し込み・先着70名。
申し込みは6月15日(月)11:00からになるそうなので、お早めに。
ギャラリートーク
日時:2015年6月23日(火)18:30-20:00
出演:佐藤卓×ライゾマティクス(齋藤精一、木村浩康)
会場:DNP銀座ビル3F
入場無料 要予約 先着70名
■ 辛酸なめ子 中ザワヒデキ「n次元」@神田 TETOKA(神田)
2015年6月6日(土)~6月21日(日)[水曜休]
辛酸と中ザワによる初の二人展となる同展。自身の煩悩をなくすことを目標に、2010年から瞑想を毎日続けている辛酸が、瞑想中に意識の奥から浮かび上がってくるという図像を描いた「瞑想画」が展示されるほか、中ザワは2Dビットマップ・ペイントソフトを使用して描いた「バカCG」をもとに、2010年から新たに展開した『アンチアンチエイリアシング』シリーズの作品を出展する。(CINRA.NET)
■ 堀浩哉展『滅びと再生の庭』 @ミヅマアートギャラリー(市ヶ谷)
2015年6月3日(水)~7月4日(土)(日、月曜、祝日休)
多摩美術大学美術学部で絵画学科の教授を13年務め、今年退官し、現在は名誉教授を務めている堀浩哉の個展。
同展では、東日本大震災後に制作された宮城の閖上地区の海の映像に「記憶するために」という文字を重ねた作品『記憶するために』を更新したシリーズ『滅びと再生の庭』を中心とした、新作ペインティングとドローイングを発表。なお、同展で紹介される堀の新作にはノイズのように画面に線が刻まれており、「絵画を再起動しつづける」という堀の決意が込められているという。(CINRA.NET)
■ ZUCCa・ノリタケ企画展「横になる」 @CABANE de ZUCCa (表参道・代官山)
2015年6月4日(木)~25日(木)
ZUCCa(ズッカ)と、イラストレーター・ノリタケ(Noritake)による企画展示。
「横になる」をテーマにイラストレーター・ノリタケが描き下ろしたドローイング、シルクスクリーンプリント作品にくわえ、シャツやバッグなどのコラボレーショングッズがならぶ。
ノリタケさんは2015年は雑誌 BRUTUSなどのカバーイラストを担当。21_21 DESIGN SIGHT にて開催された企画展「単位展 - あれくらい それくらい どれくらい?」にも参加している。(FASHION PRESS)
■ 古今東西100人展 @ワタリウム美術館(外苑前)
2015年5月30日(土)~9月13日(日)(月曜休)
ワタリウム美術館のコレクションを紹介する「アイ・ラブ・アート」シリーズの第13弾となる同展。同美術館の現代アートコレクションを中心に、インスタレーションや彫刻、絵画、ドローイング、写真、映像作品など約250点が展示される。
関連イベントとして1992年から2007年までワタリウム美術館で行われていた『現代アート大学』を再び開催。アメリカのアンディ・ウォーホル美術館館長のエリック・シャイナー、中沢新一、坂口恭平、黒瀬陽平を講師に迎えたレクチャーや、さわひらき、藤本壮介、伊藤存、園子温らによるワークショップなど多彩なプログラムが展開される。
■ 神の手●ニッポン展 @目黒雅叙園(目黒)
2015年5月29日(金)~6月28日(日)
目黒雅叙園の有形文化財、通称「百段階段」を会場に、美を紡ぎ出す「神の手」を持つ日本人アーティストたちによる合同展が開催。出展作家は「紙の魔術師」との異名を持つ太田隆司、ビーズで着物を織り上げる金谷美帆、精巧なミニチュアハウスを手がける元建築士の島木英文、繊細な立体切り絵作家のSouMa、ジオラマで昭和の情景を表現する山田卓司、「飛び出す紙の建築」と言われるポップアップの作家、HIROKOの6名。その作品は高度な匠の技術と豊かな感性、飽くなき探究心から生まれたもの。日本の美意識が結晶した華麗な空間と緻密な作品群とのコラボレーションを目撃してほしい。(TimeOutTokyoより)
■ ミラー・ニューロン @オペラシティアートギャラリー(初台)
2015年4月18日[土]─ 6月28日[日]
上野の森美術館の「ネオテニージャパン」 などの「高橋コレクション」。
草間彌生、舟越桂、名和晃平、Chim↑Pom、荒木経惟、会田誠、束芋、奈良美智、蜷川実花、森山大道、山口晃、横尾忠則ら52作家、約140点の作品を展示。(CINRA.NET)
(私の感想など:「作品を通じて現代の感覚を”追体験”する —高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」)
■ 「大気(air):旋律(air)」@gallery COEXIST-TOKYO(木場)
2015.5.30(土) - 6.28(日) [月曜休廊]
”空気膜造形”の高橋士郎監修、メディアアートの巨匠から若手の作家まで、世代を超えた展覧会。
この世からあの世まですべての事象を「空気 / 音波(空相)」「液体 / 流体(液相)」「大地 / 素材 / 加工(固相)」「生命 / 感覚 / 寸法 / 時間(この世)」「重力 / 機構 / 構造(重力)」「電気 / 磁気(電荷)」「光波 / 視覚(光)」「記憶 / 認識 / 想念 / 数理(あの世)」という8つのカテゴリーに分類し、アート作品のヒントとして紐解くユニークな試み。全8回で完結する展覧会シリーズの第1回。
出品作家 : 高橋士郎、原田大三郎、山川冬樹、小松宏誠、谷口暁彦、莇貴彦
■ 鈴木崇展「Form-Philia」 @IMA Gallery(六本木)
2015年05月29日(金) - 2015年07月12日(日)
「Form-Philia」とは、形(フォルム)を意味する「Form」と嗜好、偏愛などを意味する「Philia」を組み合わせた造語。カラフルなスポンジを組み合わせてさまざまなフォルムを構築していく「BAU」シリーズ、”影”から輪郭やサイズなどの情報が奪い影本来の持つ意味を超えた新しい構造物として表出する「ARCA」、日本の混沌とした家々の写真をモンタージュして奇妙な風景を創造する新作など。(FASHION PRESSに作品画像あり)
(私の感想など:「写真は「現実」を写すもの? ー鈴木崇展「Form-Philia」@IMA CONCEPT STORE」)
■ 深瀬昌久『救いようのないエゴイスト』@DIESEL ART GALLERY(渋谷)
2015年5月29(金)〜8月14(金)[無休]
日本の写真界に大きな影響を及ぼし、2012年に他界した深瀬の、7年ぶりとなる写真展。
タイトル「救いようのないエゴイスト」は、元妻・洋子が1973年発刊の「カメラ毎日」誌別冊に寄稿した原稿の題名。 この中で洋子が「彼の写した私は、まごうことない彼自身でしかなかった」と言い表すように、深瀬はいかなる事物と向き合っても、その先に自分を見つめた写真家であった。展覧会では、この言葉をキーワードに、深瀬の貴重な未発表作品や代表作を展示する。
妻や家族、あるいはカラス、猫など、身近なモチーフにレンズを向けながらも、「自分とは何者か?」という問いを追い求めた深瀬。彼の作品たちは死後もなお謎めき、色褪せることのない魅力を放つ。その作品たちが、一同に集結する展覧会となる。(FASHION PRESSより)
2015年5月23日(土)—2016年3月6日(日)[月曜休]
メディア・アートにおける代表的な作品、先端技術を取り入れた作品、批評的な観点を持つ作品、さらに研究機関で進行中のプロジェクトなどを展示。作品を楽しむだけでなく、その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションの在り方、現代社会における問題、未来への展望や、さらに新しい感性や美意識について考えるきっかけとなることをめざしている。
岩井俊雄, 菅野創+やんツー, スズキユウリ, セミトランスペアレント・デザイン, 高谷史郎, グレゴリー・バーサミアン, 平川紀道, Filament(Sachiko M,大友良英), ビル・フォンタナ, 藤幡正樹, 和田永
2015年4月24日(金)〜7月5日(日)
森美術館で開催される「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」に呼応する形で開催される本展。美術の中でも、重要なテーマとして取り上げられてきた「線」の表現に着目し、ドローイングや書道、抽象絵画など、様々な造形芸術を「線」という視点から取り上げている。 (FashionPressより)
■ シンプルなかたち展:美はどこからくるのか @森美術館(六本木)
2015年4月25日(土)-7月5日(日)
「古今東西の「シンプルなかたち」約130点を9つのセクションで構成します。古くは先史時代の石器から、現代アーティストによるダイナミックで先鋭的なインスタレーションまで、地理的なひろがりと歴史的なつながりを示しながら展望し、時空を越えた普遍的な美を描き出します。」
2015年3月25日(水)~6月29日(月)
日本では2002年以来の本格的な回顧展。
2015年4月11日(土)―6月28日(日)
4名のキュレーター(東京都現代美術館、国立国際美術館、シンガポール美術館、クイーンズランド州立美術館|現代美術館)の共同企画として、アジア・オセアニア地域のアーティスト18名の仕事を通し、他人の時間に向き合う手掛かりとなる作品を紹介。
*********
東京以外の展覧会情報は、
今週末行ける展覧会・イベント(関東)【6/20(土)〜6/26(金)】② (東京以外)。
でどうぞ。
今週も素敵な週末がすごせますように♪
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