(写真は六本木ヒルズ・東京シティビューで行われている「スター・ウォーズ展」のエントランス。
シンプルなかたち展:美はどこからくるのか @森美術館(六本木) のチケットでスター・ウォーズ展も観られます。)
「今週末はどこへ行こうかな?」
そろそろ週末が楽しみな木曜日。今週末に行ける展覧会・イベントをまとめました。(関東中心)
・今週末は横浜(みなとみらい)でイベント盛りだくさん。
ハンドメイドマルシェに野外フェス、2つのピールイベントもあるのでハシゴしてみるのも楽しそうです。
また、今年初開催のインターナショナルアートフェアも行われるそうです。
・展覧会では、NTTインターコミュニケーションセンター(ICC)の2015年度の展示が始まります!
オープニングでは、先日の六本木アートナイトや札幌国際芸術祭2014などでも展示されていた《SEMI-SENSELESS DRAWING MODULES》 の菅野創 + yang02によるトークイベントも行われるそう。今年の展示も楽しみです。
・それから、森美術館の年間パスポート半額キャンペーンは5月24日(日)までです。
(新規入会¥6000が半額の¥3000に、更新は¥5000になるそうです。)
※個人的に気になっているもの・オススメしたいものをまとめています。
※”今週から開始の展示”には、”今週で終了の展示”には、”私が行ってオススメしたいなと思った展示”にはのマークをつけました。 週末の計画のご参考になれば幸いです。
※展覧会の内容はHPなどから引用させていただきました。
●イベント●
■ ヨコハマハンドメイドマルシェ @パシフィコ横浜(みなとみらい)
2015年5月23日(土)〜24(日)
全国のクリエイター・アーティストによる様々なオリジナル作品・手作りフードがそれぞれの出店ブースで自由に展示・販売される日本最大級のハンドメイドイベント。クラフト・アクセサリー・インテリア・ファッション・雑貨・イラスト・アート・フード等を中心に約2,500名のクリエイターによる多種多様なオリジナル商品が並ぶ。クラフト系のワークショップも多数開催されるようです。
■ GREENROOM FESTIVAL '15 @横浜赤レンガ地区
2015年5月23日(土)〜24(日)
音楽とアートの祭典の野外フェス。
日本のツリーハウス第一人者の小林崇さんによるツリーハウスや、キャンドルアーティストCandle JUNEさんの作品展示、国内外のアーティストによるアート作品の展示販売、音楽クルーズ船の運航、ヨガワークショップなどが行われるそうです。(参考:ヨコハマ経済新聞)
また、みなとみらい駅近くの横浜美術館では 石田尚志展 @横浜美術館(みなとみらい)も開催されていて、こちらもおすすめ。
上記のイベントにくわえ、みなとみらい近辺では同日に
● ベルギービールの祭典:ベルギービールウィークエンド @山下公園 (参考:ヨコハマ経済新聞)
● 日本のクラフトビールの祭典:ジャパン・ビアフェスティバル横浜Spring2015 @大さん橋(参考:ヨコハマ経済新聞)
(こちらは、入場料だけでなんと150種類以上のクラフトビール、海外ビールが全て試飲できるそうです!)
なんてイベントも開催されるそうです。展覧会やイベントの後に立ち寄ってみるのも楽しそうです。
■ 東京インターナショナルアートフェア @原宿クエストホール(神宮前)
2015年5月22日(金):午後6時〜午後9時(チケット制 1人1,500円)(プライベートビュー/シャンパンレセプション/ライブペインティング/アートショー)
2015年5月23日(土):午前11時〜午後5時(入場無料)(作品の展示・販売/アートショー/グロ-バルアートショー受賞式(午後4時予定))
2010年にイギリスで設立され、これまでオックスフォードやロッテルダム、アムステルダム、ウィーン、バルセロナなどでアートフェアを実施し成功させてきたグローバルアートエージェンシーが主催する、東京では初開催のアートフェア。イギリスをはじめ、スカンジナビアやオランダ、バングラデシュ、香港、中国、インド、ロシア、アフリカ、アメリカ、オーストラリアなど30ヶ国から選ばれた約150名のアーティストとギャラリーが参加。(Fashionsnapの記事が分かり易かったです。▶Fashionsnap.com)
●展覧会など●
<東京>
■ オープン・スペース 2015 @ICC(初台)
2015年5月23日(土)—2016年3月6日(日)[月曜休館]
メディア・アートにおける代表的な作品、先端技術を取り入れた作品、批評的な観点を持つ作品、さらに研究機関で進行中のプロジェクトなどを展示。作品を楽しむだけでなく、その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションの在り方、現代社会における問題、未来への展望や、さらに新しい感性や美意識について考えるきっかけとなることをめざしている。
岩井俊雄, 菅野創+やんツー, スズキユウリ, セミトランスペアレント・デザイン,
高谷史郎, グレゴリー・バーサミアン, 平川紀道, Filament(Sachiko M,大友良英), ビル・フォンタナ, 藤幡正樹, 和田永
※今週末はアーティストトークも!
アーティストトーク:菅野創+やんツー(ゲスト:関口敦仁(愛知県立芸術大学教授)・司会:畠中実(ICC))
(写真は公式サイトより《SEMI-SENSELESS DRAWING MODULES》)
日時:2015年5月24日(日)午後2時より
会場:ICC 4階 特設会場
定員:150名(当日先着順)
入場無料
イヴェントの模様は,Ustream にてインターネット中継されます
■ Taniguchi Yoshimi Glass Work Exhibition「Fragments」@FACTOTUM Gallery(代官山)
2015年5月15日(金)~5月24日(日) ※会期中無休
ガラス作家・谷口嘉の展覧会
谷口嘉はガラスの持つ壊れやすさと硬度、液体と固体という対照的な特徴を用いた立体、インスタレーションを展開するアーティスト。「Fragments(欠片)」をテーマに掲げ、作為や感情を最小限に切り詰め、ガラスそのものの強さを作品に宿すことを目指している。
■ 青山悟展「名もなき刺繍家たちに捧ぐ」@ミヅマアートギャラリー(飯田橋)
2015年4月22日〜2015年5月23日
青山悟は工業用ミシンを用い、近代化によって変容し続ける人間性や労働の価値を問い続けながら、刺繍というメディアの枠を拡張させる作品を数々発表している作家です。
今回の新作は、イタリア人アーティスト、アリギエロ・ボエッティ(1940-1994)の地図作品《MAPPA》の制作に携わったアフガニスタンの刺繍職人たちへの興味が発端となっています。美術と工芸の歴史や、西洋と東洋を隔てる政治的関係性―オリエンタリズム、グローバリゼーション、資本主義、戦争や災害が与える影響。《MAPPA》が制作された背景を考察しつつ、青山悟も今現在、彼にしかできない世界地図を作り上げました。
■ STEP OUT! New Japanese Photographers @IMA CONCEPT STORE(六本木)
2015年04月28日(火) - 2015年05月24日(日)
日本の新進写真家たちによるグループ展。
フォトグラファー:赤鹿麻耶 / 飯沼珠実 / 石川和人 / 一之瀬ちひろ / 宇田川直寛 / 今野康隆 / 佐藤悦子 / 田山湖雪 / 牧口英樹 / 水木塁 / 若林勇人
■ 「いぬ・犬・イヌ」展 @渋谷区立松濤美術館(渋谷)
2015年4月7日(火)~5月24日(日)
犬と人とのかかわりの歴史を顧みる同展。作品は古墳時代の遺跡から発見された犬をかたどった埴輪(はにわ)から、人々が生活する姿と共に犬を描いた平安時代などの作品、南蛮人とともに描かれた洋犬の姿、同展のために描き下ろされた絵画まで約90点を展示する。(参考:シブヤ経済新聞)
■ 野村康生「Topological Landscape」@hpgrp Gallery 東京(表参道)
2015年5月1日 ~ 2015年05月30日
野村は本質的な美の根拠を見つけることを目指し、宗教、科学、また近年では「素数」や「黄金比」といった数学的要素を用い た作品を制作しています。本展では数学・物理学と芸術の融合という壮大なテーマに真正面から取り組み、全く新しい絵画を生み出すことに挑戦しています。
■ 東京大学駒場博物館 特別展 『境界を引く⇔ 越える』@東京大学駒場博物館
2015年4月25日(土)~6月28日(日)
顕微鏡絵画ワークショップを通して共に生きる社会における科学・技術について考えるIHS教育プロジェクト3「科学技術と共生社会」の成果展。
画家の池平徹兵氏をインストラクターに迎え、昨年度開催した「顕微鏡絵画ワークショップ」では、顕微鏡から生み出された画像を、様々な事象について不鮮明 であった「境界」が科学の発展に伴って明確にされてきたことを象徴するメタファーとして捉えています。そして、多様な身体を持つ人々が、顕微鏡画像を共に 見て、描き、1つの作品を作るという営み全体を通して、健康と病気、健常と障害、男女など、人の間に引かれた様々な「境界」を、再び混沌とした環境におい て問い直そうとする営為を表現しています。
2015年4月24日(金)〜7月5日(日)
森美術館で開催される「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」に呼応する形で開催される本展。美術の中でも、重要なテーマとして取り上げられてきた「線」の表現に着目し、ドローイングや書道、抽象絵画など、様々な造形芸術を「線」という視点から取り上げている。 (FashionPressより)
■ スー・ブラックウェル 「Dwelling -すみか-」@ポーラミュージアムアネックス(銀座)
(『Wild Flowers No.10』2014年 photographed by Yeshen Venema)
4月29日(水・祝)-6月14日(日)
イギリス・ロンドンを拠点に活動する、おとぎ話や民話をテーマにしたブック・スカルプチャー(本を素材とした彫刻)という独自のスタイルで表現するアーティスト、スー・ブラックウェルの個展。
■ シンプルなかたち展:美はどこからくるのか @森美術館(六本木)
2015年4月25日(土)-7月5日(日)
「古今東西の「シンプルなかたち」約130点を9つのセクションで構成します。古くは先史時代の石器から、現代アーティストによるダイナミックで先鋭的なインスタレーションまで、地理的なひろがりと歴史的なつながりを示しながら展望し、時空を越えた普遍的な美を描き出します。」
南條史生館長によるキュレーション。
■ ミラー・ニューロン @オペラシティアートギャラリー(初台)
2015年4月18日[土]─ 6月28日[日]
上野の森美術館の「ネオテニージャパン」 などの「高橋コレクション」。
草間彌生、舟越桂、名和晃平、Chim↑Pom、荒木経惟、会田誠、束芋、奈良美智、蜷川実花、森山大道、山口晃、横尾忠則ら52作家、約140点の作品を展示。(CINRA.NET)
■ 「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」 @21_21 DESIGN SIGHT(六本木)
2015年2月20日(金) - 2015年5月31日(日)
単位で遊ぶと世界は楽しくなる。単位を知るとデザインはもっと面白くなる。単位というフィルターを通して、私たちが普段何気なく過ごしている日常の見方を変え、新たな気づきと創造性をもたらす展覧会。
(私の感想など:「日常にある「単位」のデザインの美しさを体験する —「単位展」@21_21DESIGN SIGHT (六本木)」)
■ ◯◯◯も◯◯◯も◯◯◯も 展:◯◯◯も◯◯◯といえる@デザインハブ(六本木)
2015年4月17日(金)━ 5月31日(日)
一見デザインとは無関係なものにさえもデザイン的な要素を見いだす「( )も( )も( )も 展」(通称:ももも展)の第2回目の展示。
Carton / 島津 冬樹、SHUKYU Magazine、テニスコート、moleskinerie.jp、快快 -FAIFAI-、権田 直博+N.P.O、星野 概念、村上 慧、地理人、萩原 俊矢、力石 咲
■ 「椿会展 2015- 初心 -」 @資生堂ギャラリー(銀座)
2015年4月4日(土)~5月24日(日)
「椿会」は、1947年から続く資生堂ギャラリーを代表するグループ展です。時代とともにメンバーを入れ替えながら、70年近くにわたり継続してきました。赤瀬川原平、畠山直哉、内藤礼、伊藤存、青木陵子、島地 保武
2015年3月25日(水)~6月29日(月)
日本では2002年以来の本格的な回顧展。
■ Le fil rouge @エスパス ルイ・ヴィトン(表参道)
2015年4月8日(水)〜5月31日(日)
“糸”を使った8人のグループ展
2015年4月11日(土)―6月28日(日)
4名のキュレーター(東京都現代美術館、国立国際美術館、シンガポール美術館、クイーンズランド州立美術館|現代美術館)の共同企画として、アジア・オセアニア地域のアーティスト18名の仕事を通し、他人の時間に向き合う手掛かりとなる作品を紹介。
2015年3月1日(日)~5月24日(日)
絵本『エンソくん きしゃにのる』などで知られる画家・スズキコージ(愛称 コージズキン)。各年代を代表する絵本原画を展示するとともに、“ライブペインティング”から生まれた巨大な作品(約2×5m)、遊び心あふれる立体作品、画家監修によるアトリエなどを紹介。
■ NIPPONの47人 2015 GRAPHIC DESIGN @d47 MUSEUM(渋谷)
2015年4月 3日(金) - 2015年5月24日(日)
「 旅」「物産」「地域問題」など、毎回様々なテーマで、47の日本の個性を47の常設展示台を使い紹介しているd47 MUSEUM。
今回は、47の日本からグラフィックデザイナーを選びだし、彼らの作品とともにその地域性にも注目。
<神奈川>
2015年 3月28日(土)~5月31日(日)
昨今、現代美術および映像の領域で大きな注目を集める石田尚志にとって初めてとなる大規模な個展です。絵画制作のプロセスである「絵を描く」という行為そのものに着目し、それを映像メディアによって作品化。
(私の感想など:「空間へあふれる光と色彩に包み込まれる -石田尚志「渦まく光」@横浜美術館」)
■ セザンヌ―近代絵画の父になるまで @ポーラ美術館(箱根)
2015年4月4日(土)-9月27日(日)
ポーラ美術館に所蔵されている9点のセザンヌの作品にくわえ、国内に収蔵されているセザンヌ作品を集めて、「近代絵画の父」になるまでにセザンヌがいかに歩みを進めたのかを、同時代の芸術家たちとの交流や対話を跡づけながら検証。
2015年3月21日(土・祝)~8月30日(日)
竹を主な素材として用いた音の出る作品「サウンドオブジェ」を制作しているアーティスト。
自動演奏する15種類の竹の打楽器が約20点展示される『Sound Forest』、5種類の管楽器が自動で様々な音を奏でる『Sound Garden』、サウンドオブジェの影がスクリーンに映し出され、時間と共に変化する影絵と竹の音を体感できる『Sound Theater』の3つのインスタレーションで構成。
■ 鎌倉からはじまった。1951-2016 [PART 1]@神奈川県立近代美術館 鎌倉(鎌倉)
2015年04月11日 ~ 2015年06月21日
日本で最初の公立近代美術館として開館した神奈川県立近代美術館。
2016年1月末をもって鎌倉館の展覧会活動に終止符を打つことになりました。
これまでの鎌倉での活動を振り返り、「鎌倉からはじまった。1951-2016」展と題して、所蔵作品を中心に三期に分けて紹介いたします。
第一弾となる「PART1: 1985-2016」では、鎌倉別館が開館して二館体制になった1985年から、葉山館が開館して三館体制になってから現在までの鎌倉館で開催した展覧会を取り上げます。
<埼玉>
■ private, private―わたしをひらくコレクション @埼玉県立近代美術館(北浦和)
2015年4月11日(土)〜5月24日(日)
2年間にわたる改修工事を終えて、4月にリニューアルオープンした埼玉県立近代美術館。
「私的な/個人的な」という意味を持つ言葉「private」を手がかりに、核となる3つのセクションと、各セクションをゆるやかに繋ぐ作品群によって、コレクションを紹介。
瑛九、須田剋太、佐藤時啓、草間彌生ら
<千葉>
■ ロマネコンティ・ピクニック EAT & ART TARO -美味しいの探し方- @市原湖畔美術館(市原)
2015年3月14日[土]〜5月31日[日]
美味しいものってなんだろう?「ロマネコンティ・ピクニック」展はその言葉の意味を深く考えるための、高級ワインとピクニックの物語。
EAT&ART TAROが食に関する作品を作りだすようになったはじまりから今、の展覧会。
<群馬>
■ 小泉明郎 捕われた声は静寂の夢を見る @アーツ前橋(前橋)
2015年3月21日(土・祝)〜2015年6月7日(日)
声にならない声。意識の下に眠る感情。小泉明郎の作品を見ると、そうしたものがささくれのように突き刺さってくるような感覚をおぼえます。私たちの身体と精神はどのようにして〈人間〉を形作っているのか。彼は、ドキュメンタリーや映画とは異なる映像表現によって、私たち〈人間〉の営みを捉えます。
<茨城>
■ 常磐線東京駅乗り入れ記念 絵画と写真で巡る 大鉄道展 @笠間日動美術館(笠間)
2015年3月7日(土)~5月24日(日)
「Ⅰ-1 鉄道今昔物語:日本鉄道史にみる暮らしの変遷を3回の展示替えにより紹介いたします。
Ⅱ 鉄道 画家たちのオマージュ:日本のゴッホと呼ばれた放浪の画家・長谷川利行をはじめ、様々な空間・時間を一つの画面に定着させ神秘的な画面を構築し、2014年に紫綬褒章を受章した遠藤彰子、リアリズムに郷愁を潜ませる木津文哉など、鉄道に魅せられた画家たちの作品をご覧いただきます。
Ⅲ 中井精也写真展 ゆる鉄紀行:ローカル線に乗っているときに感じる「ゆる~い空気感」や、鉄道だけが持つ「旅情」をテーマにした作品です。線路わきで出会った、ゆる~い風景や人と鉄道が織りなす、思わず笑顔になるような作品たちを、ぜひご覧ください」(公式HPより)
今週も素敵な週末がすごせますように♪
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