TOKYO DESIGNERS WEEK 2014に行ってきました。
11月3日までと会期も短いので、気になった展示を写真で。
入り口に入ってすぐ目につくのが、清川あさみさん企画のメリーゴーランド。
背景に流れるきらきらした映像はWOWの作品だそうです。
今回個人的に楽しみにしていたのは、「スーパーロボット展」。
明和電機の歌う機械”セーモンズ”生歌を披露。
これまでのアコーディオン式の肺から、風船の肺になり人間らしさがアップしたセーモンズですが…
風船が膨らまなくなっている子もいたり…
明和電機の元・工員さん、KIMURAさんの作品も。
実はKIMURAさんの作品は初見だったのですが、見ているとわくわくする様々な二足歩行の機械の映像が流れ、
今後、もっとみてみたいなぁと思いました。
バイバイワールドの拍手マシーンズ。
「アルスエレクトロニカ」のオープニングを飾ったこともあるという拍手マシーン。イイ音します。
となりの”エイブル”のブースの、ガーリーなお部屋にまでこの拍手が鳴り響いて異様な雰囲気になってましたが…
ニコニコ超会議にも出展されていた藤堂高行さんの”ゆきりんロボ”(正式名称が分からず…スミマセン…)は、TDWドームの中に。
(▲見つめると、ずーっと視線を合わせ続けてくれるというすごいロボットです。)
”天才万博”というサブタイトルの付けられた今回のDESIGNERS WEEK、
普段はあまりステージには足を運ばない私でしたが、今回の初めてライヴパフォーマンスを見て、
TDWに来たら、絶対ステージも見た方がいい!!と感じました。
すごいと噂に聴いていたOpen Reel Encembleのライヴ。
会場のお客さんの声をサンプリングして、セッション。
11/2にもこちらのドームでライヴがあるそうです。
白Aのパフォーマンスは 今回初見でしたが、プロジェクターと身体の動きを合わせた見事なパフォーマンス!
途中から、現実と映像の境目が分からなくなってきて頭が混乱してきてしまいました…
AR / VR の出展が非常に多かった中で、生身のパフォーマンスメインでこれだけの仮想現実感…すごかったです…
TDWドーム入り口では、輪派絵師団 +amana Samplesがライヴで作品制作。
墨でそのまま描き込んでいっていました…これもまたすごい…
屋外では、コンテナ内で個性的な展示。
” 白根昌和 + 宮崎沙綾"さんの「Wink」は、ファスナーを使った3次元的な大きな万華鏡。
自分が万華鏡の中の世界に入って、幻想的な世界を楽しめます。
”PYRAMIDFILM QUADRA INC.”の「PULSE PHASE」は、
指先で脈拍をとり、それを増幅させて、視覚・聴覚で感じる事ができる作品。
普段、あまり意識する事のない”鼓動”。
2、3人で体験すると、それぞれの鼓動が違うことに気づきます。
ルノーのパビリオンでは、”触れるプロジェクションマッピング”を展開。
流線型の車体にそって美しく流れる流体が表現されていました。
「建築模型とその提案書展」では、伊東豊雄さん、谷尻誠さん、妹島和世さんといった有名建築家13組の模型作品と提案書を併せて展示。
そんな中、名和晃平さんはヘッドマウントディスプレイの「オキュラスリフト」を使って、VRで建築を体感させてくれる展示を。
本当に犬島の家プロジェクト「F邸」を歩いているような、不思議な感覚でした。
VR・AR系の展示は数多くありました。
プロモーションとしてではなく、製品として展示していたブースもありました。
スマホをかざすと動き出す写真。
「着物」展では、ファッションのデザインコンペのために、
審査員の山縣良和さん、HDMI、そしてteamLab.といったアーティストの作品が展示されています。
teamLAb.のどこまでも続く阿波踊りの作品、「秩序がなくともピースは成り立つ 」。
ネット上でしか見た事がなく、今回は小さめVer.のようでしたが、どこまでも続き、自分も隊列に入っているような不思議な作品でした。
そんなTOKYO DESIGNERS WEEKは2014.11.3(Mon)まで!
今週末の3連休にぜひどうぞ。
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■DATA■
会期 10月25日(土)ー11月3日(月・祝)
時間 11:00-21:00(最終日:20:00まで)
会場 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町2-3
明治神宮外苑絵画館前(中央会場)、都内サテライト会場
(Access)
入場料
当日販売1回入場券:大人一般:3,000円
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