明和電機 初のディナーショー「カブリマシーン8」@ 中目黒PAVILION に行ってきました。
「人にやさしくないウェアラブル、通称「ウェ荒ブル」装置」を作り続ける明和電機の ”人にはキビシイ” かぶりも系の製品ばかりのワンマンショーです。ふだんのステージとは違った雰囲気・違った角度でたくさんの作品・パフォーマンスが見られる楽しいステージでした!
会場は中目黒にあるPAVILION。
名和 晃平さんや西野 達さんらの作品も並ぶ、おしゃれなお店です。
(回廊には大西伸朗さんの作品「dramukan」も。)
当日は、明和電機のコラボメニューもありました。
(当日のメニュー)
(トマタンカレー)
会場から30分ほどしたところで、ナポレオン銃を持った社長登場。
(壁にかけられたグラスに向かって、シャンパンを発泡!)
(乾杯!!…と思いきや、届かない…?!)
ここから怒涛の”カブリマシーン”のパフォーマンスがはじまりました。
まずは、「① 音源マン」。明和電機のパーカッション楽器「音源」をなんと”ウェアラブル”にしてしまった製品。
お店の中を練り歩きながらお客さんに試奏(?)させてくれました。見た目は楽しいけど、すべての楽器が自分の頭の中に響き渡るので…中の状態を想像するとなかなか恐ろしい楽器です(^_^;
つづいて、「② サバオ」。
13週目の胎児の顔を模したマスクを開閉させながらの腹話術&オタマトーン演奏。
「③ プチプチヘッド」。
プチプチを電動ドリルで一気につぶし、”ブツブツ言ってる人”を表現するこちの製品。こちらも「音源マン」に続いてなかなか頭に響き渡りそうですね〜
トサカみたいな頭のプチプチを全部潰してしまったあと、恥ずかしい〜みたいな感じで、プチプチを体に巻きつけて退散していくのが可愛かったです。
「④ トリウォーカー」。
”足を踏み出すと強制的に頭も前に出る”、ハトみたいな歩き方ができてしまうマシーン。コミカルな動きながら、これは痛そう〜…
「⑤ ベロミン」。
こちらは工員さんたちも一緒に。かわいいのにちょっと不気味で”不条理”な世界も醸し出す、大好きな製品です。
「⑥ トマタン」。
トマトはマラソンを走りながらの栄養補給に向いていながらも食べづらい…という欠点を克服した画期的な製品!(ただし、”体重8kg”を背負って走らなければいけない!)
「トマタンマーチ」を工員さんの旗振りダンスと一緒に。普段はミュージカル「ヒゲ博士とナンセンスマシーン」で演奏する曲なので、青い制服の状態でのダンスはなんだかちょっと不思議な感じです。
「⑦ メカピーコック」。
電機制御された”ピロピロ笛”をつかって、ダンスを派手に見せる製品。この日は鳥マスク(?!)も装着。
「他人の関係」に合わせてダンス!
(パッパッパパッパ〜♪)
そして、ついに最後の製品、「⑧ プードルズヘッド」。
展覧会で台座の上に置かれている状態ではみたことがありましたが、装着した状態はさらに迫力…!!
会場外に出てからエンジンを駆動させ、刃物でできた歯をガチガチと噛み合わせて発泡スチロールを砕いていきます…
(バリバリと発泡スチロールを噛み砕く「プードルズヘッド」… 目黒川沿いを歩く人たちもびっくりしながら見てました…)
(発砲スチロールを砕くことで、乾杯の時に届かなかったワイングラスをやっとつかめた!ってオチだったのですが、こちらはカメラでとらえられませんでした〜(^_^; ) )
怒涛の勢いでつぎつぎと製品パフォーマンスが行われ、あっという間の2時間でした。会場の形がL字型なので、ステージよりも見づらい部分はありましたが、普段はみることができない距離や角度で製品を見られたのが嬉しかったです。
”ヒトに優しくない”マシーンばかりの1日3公演だったので、社長もお疲れの様子したね…(^_^; お疲れ様でした!そして、間近でパフォーマンスが見られる素敵なイベントありがとうございました!
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■日時: 2017年5月14日(日)
1回目 13:15-15:15 (開場13:00 演奏13:45~) <完売>
2回目 17:00-19:00(開場16:45 演奏17:30~) <完売>
3回目 20:15-22:15 (開場20:00 演奏20:45~) <完売>
■定員: 各回42名
■会場: PAVILION
(東京都目黒区上目黒1-6-10 中目黒高架下)
■料金: musicチャージ 6,000円
(フード、ドリンク別料金/1ドリンクオーダー制)
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