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奥能登にて

2018年07月13日 | 旅行
今週のはじめ、バスツアーで能登半島を巡ってきました。石川県は昔々仕事で金沢まで行ったきりなので、半島には今回初めて足を踏み入れました。日本海を見たいという女房殿と、定年後の雑用も片付く頃という私の思惑で予約しました。「卒業旅行」のつもりで申し込んだのでしたが、まさか、西日本が未曾有の豪雨に見舞われる事態になるとは夢にも思っていませんでした。

ツアーは輪島や千枚田などを巡る定番のコースです。バスに乗り言われるままに後をついていくだけの大変お気楽旅です。『終わった人』の主人公とは違って無欲、枯淡な私にはぴったりです(笑)。梅雨明けの天気にも恵まれ、暇を暇とも思わずボーっとしたままコースをトレースしてきました。

実は、雑用も思惑どおりには進んでなく、未だに手続きが難航している案件、検討中の案件、チェロの練習不足と停滞していたのです。しかし、こういうときこそ遠い場所で過ごすことが気分転換になると思い予定どおり参加しました。キャンセル料高いし(笑)。

こういう状況下ではありましたが、日本海は優しく迎えてくれました。関東平野から穏やかな能登に来て、何も考えずにべた凪の海を見たり緑滴る山を見たりして過ごすのはよい休息になりました。勝手ながら、風土や家屋の相違などを観察して楽しむことができました。ここまで来たら七尾城や舳倉島にもと欲が出るのですが、それはまたのお楽しみに。

(上)べた凪の日本海。思っていたより明るくきれいな海。(輪島市曽々木海岸)


気多大社境内(羽咋市寺家町)


千枚田(輪島市白米町)


千枚田からの眺望(輪島市白米町)


錆びたドラム缶から海を見てみる。(珠洲市長橋町)


駅のホームでネジバナと感動の再会。こちらでは関東より1か月くらい花が遅いようです。ネジバナの栽培は難しいと言われているので駅員さんが丹精を込められたのでしょう。(のと線、能登中島駅)

 Panasonic/LUMIX LX9


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