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地図と測量の科学館を訪ねる

2022年12月08日 | 旅行


今日は久し振りに常磐道に乗り、つくば市の国土地理院の「地図と測量の科学館」(以下、科学館)を訪ねました。普段から地図や航空写真にはお世話になっているので、是非、訪ねてみたいと思っていた場所です。特に、今日は、測量用航空機「くにかぜ」号の内部が公開される日というので楽しみにしていました。



まずは屋外に保存展示されているくにかぜ(初代)。ビーチエアクラフト社製の機体(クィーンエア65)は、双発(340馬力レシプロエンジンx2)、最大9名乗りでレトロな外観ですが、まとまったよい感じだと思います。
元々、軍事用に開発され、偵察、連絡などの多用途機でしたが、日本の1/2.5万地形図を作成するための中高度での空中写真撮影に適した性能でもあったようです。(昭和35~58年運用、以降「くにかぜⅡ」が引き継ぎ、現在は「くにかぜⅢ」が就航)



右舷側。国土地理院の表示が頼もしいです。奥の建物は科学館。



胴体下部の撮影窓で、ここから地表を撮影しました。



機体内部。床の大きな機械がカメラとフィルムマガジン(画面サイズは23x23cm)、手前がカメラコントロール(いずれもツァイス社製)。小型機なので動き回るのには狭く感じられます。(機体内部は通常、非公開)



公開記念グッズの飛行機を組み立てました。
 

この後、科学館で企画展『地図に残る河川改修』を観ました。ポスター展示を基本としていますが、河川の基本的な知識が分かりやすく図により説明されていました。残念ながら、期待していた利根川などの河川改修についてはなかったのですが、各種の工事図面や地図からみた河川の変遷などを観て、また地図を見る楽しみが増えたように思いました。


Nikon Z 6 / NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

更新履歴
2022/12/11 紙飛行機の画像を追加しました。 


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