現在のチェロケースは2年前に購入したドイツのゲバ社（GEWA）製を使っています。軽量で強度も収納性もよく満足しているのですが、一つだけ気になる点がありました。それはケース本体と扉を繋ぐベルトが外にはみ出しやすいこと。
ベルトがはみ出さないように牽制するヒモが付いているので内部に収まるようになっているのですが、いつのまにかはみ出るようになってしまいました。そうなると、見た目が悪いだけでなく、縁が曲がってしまい防水やケースの歪みにも問題が出そうです。ベルトを中に入れようと手で引っ張りながら蓋をするのは困難ですし、いちいち確認するのも億劫です。なにかよい方法はないものかと考えましたが、妙案は浮かびませんでした。
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先日これを回避する方法を見つけ、実行しました。結果は良好です。
方法は単純で、扉の内側に収納している古い弓にヒモを回してベルトをより内側に引き寄せるだけです。このバイパス術？によって、思惑どおり、ヒモはベルトを強く引っ張り、ケースの外にははみ出なくなりました。
ただし、こうすると蓋の開きが阻害されますが、幸い、ヒモに多少の伸縮性があるので、慎重に行えば楽器の出し入れには支障ありません。
以上は、もしかしたら、誰でも知っていることなのかもしれませんが、これで手間とストレスから解放されました。ただし、設計外のことですから、これによるトラブルにはメーカー保証などはあり得ません。∎
Panasonic / LUMIX LX9