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マエキトビエダシャク

2021年05月05日 | ぼくの博物誌
毎度お馴染み、名前不詳の昆虫の名を探す「君の名は」シリーズです。


昨夕、玄関先の三和土で危うく踏むところだった蛾。小さな木の葉が落ちているように見えたので、思わず箒をもってきそうになりました(笑)。



さて、この蛾の名前が分かりません。

果たして本当に昆虫なのか? いや、羽ばたいて10cmほど低空飛行したのだから蛾に違いありません。まさに木の葉が風に舞うようでした。大きさは2,3cm足らずだったと思います。

手がかりは色しかないので、黄色、茶色、オレンジ色に蛾を組み合わせて検索してみましたがヒットせず、最後の最後に「蛾」だけで検索したらあっさりと見つかりました。

マエキトビエダシャクでした。オオマエキトビエダシャクの可能性もありますが、黄色いラインの切れ込み具合と端の黄色い部分が翅の中に納まっていることからマエキトビエダシャクでよいのだと思います。マエキとは翅の前縁が黄色いから、トビは鳶色でしょう。元は枝にいた尺ということなので、羽化する前は尺取虫君だったのです。

私にとっては初見でしたが普通種でした。5月頃出現のようなので若い子なのかも。色も鮮やかで損耗しているところもありません。観察している間(17:50頃)、ほとんど動かない大人しい子でした。


マエキトビエダシャク Nothomiza formosa シャクガ科 エダシャク亜科

エダシャクは去年初めてお目にかかっていました。尺取虫から蛾に変身するのですから不思議としか言いようがありません。

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