前回に続き、習志野(ならしの、千葉県)です。
習志野市の谷津バラ園は、谷津遊園があった頃に家族とともに行ったような記憶があります。入学前だったと思われ、ほとんど覚えていないのですが。
そんなこともあって足が向いたのですが、入場料、65歳以上半額というところが妙に嬉しいような切ないような気持で入園しました。
ところが、バラ園に入るやいなや驚きました。目に飛び込んできたのはメンデルスゾーンの名。
ドイツで、音楽家の没後150年を記念して作られた新種のバラです。ライプチッヒのメンデルスゾーンハウス(博物館)に植えられていますが、彼が創設した音楽院に留学した縁で瀧廉太郎記念館(大分県竹田市)にも分けられました。
そこまでは知っていたのですが、それが、まさか、地元千葉県にもあるとは驚きであり、嬉しい発見でした。
残念ながら、咲き終わって花は摘まれていましたが、この秋にはまた見られそうなので再訪しようと思っています。またひとつ、楽しみが増えました。∎
(写真は、2023年6月6日撮影)
Nikon D5600 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6 G VR II
メンデルスゾーンハウスにある胸像とバラ「メンデルスゾーン」(2008年夏撮影)
(ご参考)
「谷津遊園があった頃に家族とともに・・・」↑ 懐かしいご紹介を拝見させて頂きました。
長女、二女が小学校5年、6年に金管バンドクラブに所属しておりましたので、春・秋の4年間、演奏会に家族でいっておりましたが、末っ子の長男のお守りに大変だった事など懐かしく思いだしております。
「谷津遊園」とは懐かしい言葉なのですね。
お子様方とのお出かけのご様子を拝読し、恐らく、あの時代に出かけた人たち、連れて行ってもらった子供たち、それぞれに幸福な思い出があるからなのではと思い至りました。
私が実際に谷津遊園に行っていたとしたら、その65年後に懐かしんでいることになるのですが、当時の両親の気持はどうであったかなどと追憶しております。
今後ともよろしくお願いいたします。