レペティティオー・エスト・マーテル・ストゥディオールム。
ラテン語の格言です。英語では、Repeating is the mother of learning. 「繰り返しは学習の母」、あるいは「習うより慣れよ」。
ラテン語のテキストに載っていたのですが「反復練習はチェロ上達の近道」と拡大解釈しています。
私は練習の際の座右の銘として胸に刻むことにしました。胸だけでは心もとないので部屋の壁に刻み込もうと考えましたが、壁は大理石ではないし石工の修業もしていないので諦め、ワードの機能でレリーフ風にしプリントアウトを貼り付けました。
ローマ時代の洗練されたデザインとは似ても似つかない書体でがっかりですが、まあ、トリックアートということで。
ちょうど、練習するときに真正面の壁の上部になります。途中で練習を止めようとしてもこの文字が嫌でも目に入ります。戒め!(笑)。
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反復練習を勧める言葉は多くあります。真似して、何度も練習して、盗んで、身につけるという技術習得方法は古代からの鉄則のようです。確かに、そのとおりだと思うのですが、一歩間違うと悪い癖が身につくという悲しすぎる逆効果もあります。気を付けなくては。
ともかく、これからは、さぼる機会が少なくなることを期待しています。(あくまでも個人の願望です)∎
コメントありがとうございます。
>一日休めば、自分がわかり…
仰るとおりですね。身体全体を使うバレエではなおさらなのですね。私は3日目あたりでようやく気が付きます(笑)。
自分の経験から、正しいことだけを反復練習して自分のものにする、ということが反復練習の意義だと分かってきました。「正しい」と言っても、楽器演奏では個人差などがあって一概には言えないのでしょうが、とにかく、余計なことはしないで(無駄な時間を使わず)上達したいと考えています。
今のところ、サボることはなく、このモットーも役に立っているようです。
なにせ、練習に手を抜いて適当に覚える癖があって、
もう、バレエも分かるところは済んだので
いまは反復して覚えないといけないのですが。
中々、毎日練習するのは難しいです。
あるダンサーが練習について
一日休めば、自分がわかり
2日休めば、同僚がわかり
3日休めば、観客がわかる。と言ってましたね。