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デンジャラス・カメムシ

2015年10月21日 | ぼくの博物誌
 昆虫というのは、よくもまあ、こんなに多様性に富んで発達したものだと、感心するときがある。
 この頃、よい天気が続くせいか、戸外では虫が多く活動しているようで、家の中にも入り込んでくるものがある。大した虫ではないのだが、カメムシだけは別だ。ご存知の、あの悪臭はたまらない。うっかり、刺激するとなかなか取れない悪臭に悩まされることになるからだ。そいつが大量に発生しているようだ。

 よく晴れた日に洗濯物を取り込むと、こいつがいっしょにくっついてくることが、間々ある。今夜は、風呂上りに下着をはこうとしたら、何やらうごめくものがあった。見まごうことなく例のカメムシである。あまり活動的ではなかったので、ティッシュでくるんで外に放ってお引き取り願ったが、危うく、異臭男になるところだった(笑)。

 昆虫類は、あらゆる方向に特化している。飛ぶやつ、早く走るやつ、棘のあるやつ、毒を出すやつ、噛むやつ、刺すやつ、そして、匂いを出すやつ。ありとあらゆる可能性を埋め尽くすように、独自の創意工夫、武装を施している。加えて、小さいことが、人間にとってはやっかいなことになっている。カメムシは、穏やかな方だが、匂いはやっかいだ。敬遠する他はない。

 カメムシ。英語では、stink bug(leaf bugなどとも)。匂いも嫌だが、形も人を馬鹿にしているようで嫌だ。面倒なやつだ。


2 コメント

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Unknown (かんちゃん)
2015-10-30 19:51:23
 ご無沙汰してます<(__)>

虫ですが今の家に引っ越して10年近くなりますが、同じ市内とは思えないほど前の家では見たことがない虫達に遭遇しますw

 それは種類の豊富さと大きさも含めて驚かされるばかりです。

間違いなく環境は良くなったんだと思うんですが・・・大きな蜘蛛や蛾、芋虫は心臓には悪い気がしてます((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

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 (isis)
2015-10-30 22:52:59
かんちゃん、こんばんは。お久しぶりです。

虫にも「町」があるのでしょうかねえ。。人間の住む「市」と虫の住む「市」が一致していないのかも。引っ越されたのは、虫にとっては「大都会」だったのかも。虫の人口密度が高くw。。それに温暖化も作用しているかも知れないし。。

本当に多様な虫、生き物がいて驚きます。私は生き物は尊重しているので、あくまでも共生を願うのですが、中には100万光年あっちに行っててくれ、という種類が若干、います。想像しただけで心臓に悪いです。漱石の『坊ちゃん』のイナゴ事件など、悪夢です。イナゴではなく、若干の種類だったら生きている心地はありませんw

まあ、虫にとっては、人間がそういう対象なのかも知れませんが。
極力、出会わないように気を付けましょう。
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