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不意な来客、アダンソンハエトリ(オス)

2024年10月27日 | ぼくの博物誌
今日は昼前に衆議院選挙の投票を済ませてきました。投票所は少し列ができていましたがスムーズに投票できました。

さて、帰宅して窓を開けた途端、眼下を黒いものが飛んだように見えました。しまった、ハエを侵入させてしまったか、と外壁を見ると黒い物体が止まっています。侵入ではなく飛来でした。ハエではなくクモでした。脚も含めて1cmほどの大きさ、黒地に白いラインが目立ちます。地味なようで派手な感じです。


かなり拡大したので粒子が荒れていますし、下向きなので見にくくすみません。
右側が頭です。頭の先端に白く見えるものは蝕肢、頭の後ろ側と腹の上部の白いラインが目立ちます。
Apple / iPhone SE/2

慌ててiPhoneを持ってきて数枚撮影しました。クモはやがて壁の下の方に消えてしまいましたが、一見してアダンソンハエトリではないかと思いました。
早速、『ハエトリグモハンドブック』を開いてみると、間違いありませんでした。しかも、ハンドブックの写真の個体よりも色がはっきりしています。

アダンソンハエトリはもっとも一般的なハエトリグモの一種ですが、ようやくお目にかかることができました。
少し前にアダンソンのメスに「ブル」という愛称をつけて観察していたのですが、いつの間にかどこかに行ってしまい残念に思っていました。そこに鮮やかなオスの個体が現れてくれたのは何かの巡り合わせでしょうか。


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