小型軽量T形ストッパー製作と並行して、T型ストッパーの元祖 「無垢の家T形エンドピンストッパー杉舞台・業務用」 の改良を考えていて、今回、実行しましたのでご報告します。
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元祖の主部の厚みは28ミリもあるので演奏中にまず動くことはないのですが、何かのはずみでごく稀にずれることがあります。このため、補助部(固定バー)に椅子の前の脚に合わせて穴を開ければ確実に固定できると思われるので、計画、実行しました。(下の「概念図」をご参照ください)
愛用しているチェロ椅子の脚のサイズと間隔に合わせて、穴開け用ビットを装着した電動ドリルで丸い穴を開けようとしたのですが、古い機械なので厚さ11ミリの固定バーに歯が立たない様子で作業が長引きました。ついにバッテリーが切れてしまい、充電待ちで2日がかりの作業になってしまいました(笑)。
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作業後、穴に脚を通すことができほっとしましたが、前後左右に5、10ミリ程度の遊びが発生してしまいました。余裕を持たせたつもりですが、これは大き過ぎたと思います。もう少しタイトな方がよかったようです。綿密な計測、位置の確定などの作業が大事だと分かりました。今後の課題です。
塗装(柿渋)と大き過ぎた穴の修正については次回考えます。
(写真上)穴開け、ヤスリがけが終わり仮止めした状態です。固定バーが前に出たので本体も若干伸びました。椅子が変わったときのために切り詰めないことにしました。左は製作中の小型軽量型ストッパー。
(写真下)チェロ椅子と固定バーの状況。角は微妙にRを付けた思いやり仕様(笑)。
Nikon D500/TAMRON SP AF60mm F/2 Di II, AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6 G VR II